キラウエア火山の爆発について | ハワイ島Makoaの自然がいっぱいロハスな生活

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みなさんお久しぶりです。ハワイ島マコアのガイドの昌平です。

いろんな人からハワイ島のキラウエアの噴火について聞かれたり、

キラウエアについてのフェイスブックのコメントや投稿を見て

最近、思ったことみなさんに伝えたいことをここに住むローカルや

フラに関わる目線で書きたいなと思います。

 

まず、みなさんペレ、ペレと言うけれど、ペレってそもそも何?だれ?と言うところからおさらいしたいと思います。

 

ペレ=溶岩(流れ出ているものかたまった溶岩石)=権力を持った女性首長=ハイランクのタヒチからきた女性首長(または王族)

 

ペレの神話をよく、本当に不思議な、スピリチュアル的で、非人間的な、次元の全く異なった存在として、捉えている人が多いのですが、そんな次元の異なる話でもないんです。

 

なぜならペレは、溶岩そのものだから。「ペレ」と言うハワイ語はまさに「溶岩」なんです。

ハワイ島は溶岩でできていますよね、だから僕たちは多かれ少なかれ、ペレの上に生活をしているんです。そう、そう考えるととっても身近な存在です。常に生活を共にしています。

 

 

 

ちなみに、ペレ=溶岩なのですが、地中の奥底マントルの溶岩はペレでないです。

地中の奥深くにあるマグマはペレのお母さんHaumeaです。

 

で、溶岩が出てくる前に水蒸気、スティームが出て来ますよね。これはペレの一番上のお兄さん、Kamohoaliʻiです(ペレをハワイ島まで導いたとされる、人です)

 

 

そして地中にマグマが出てくる瞬間噴火するわけですが、これもペレじゃないです。

これはペレの兄弟Kapohoikahiola(二番目のお兄さん)です。

 

 

で火の雨が降るわけですが、上から降ってくる溶岩の小さな塊というか火の雨も

まだペレじゃないんですね。これは三番目のお兄さんKeuakepoです。

 

 

で、爆発して、水蒸気が集まり、雨雲を引き寄せ、発生する雷雲、雷は

四番目のお兄さん、Kanekahiliです

 

で今回のPuna地区での割れ目から出てる火柱は

火柱の戦士と呼ばれているKeoahikamakauaなんですね。もちろんこれも兄弟。

 

 

で溶岩が出て来て、木に火がついたりするわけですが

火は親戚のおじさん、Kanehoalani(ペレの父という説もあるけど?)。

 

それか、人間が火を起こす時の棒そのもの木と火となるとおじさんのLonomakuaという人になるんですが。

 

 

で肝心のペレは、はいこの流れでて来た溶岩なんです。

 

こうしてみると、兄弟の生まれた順番や誰がお母さんがどうの、とういうのペレの神話はまさにハワイアンの人たちが火山の爆発、そして溶岩の流れを理解するするためにできた地質学のお話です。

 

でも、ペレのお話は、地質学だけのお話ではありません。そこで注意しなければならないのが、なぜペレ達が人格化されたかなんです。実際は人格化というより、全く逆のプロセスなのです。自然現象に人間が模倣化したとでもいうのでしょうか。

 

しかし、これは非常に単純な発想です、現代の僕たちでもやっています。例えば、自分の祖母が亡くなった時、こんな話をしました、「おばあちゃんって、まるで菊の花みたいだったよね。地味なんだけど、芯がしっかりしてさ。菊の花を見るとおばあちゃんだなって思うよ。」こんな話、どこにでも転がってますよね? 

 

これが、ペレ達の神話の始まりです。ペレは実際にタヒチか何かどこか違う島にいた人だったのでしょう。とても、器量の良い、そして統率力のある女性のリーダーだったに違いありません。

そして、おそらく、カリスマ性もあり、時には織田信長のように苛烈で、残虐だったこともあったかもしれません。そして、亡くなった後、周りの人たちは溶岩を見て、きっとこう思ったんでしょう。

 

「ペレはまさにあの溶岩のように、激しく、かつ美しく、時に残虐だったけども

力強いリーダーだったね。溶岩を見るとペレを思い出すよ。まさに、溶岩これはペレだ!!!」

 

それを当然親戚の人たちがペレを思い出す時に、話しますよね。まさに一番上のお兄さんのkamohoaliʻiがそんな話をしたんでしょう。お兄さんは、ハワイ語でPili ʻUhaneをしたと言います。Pili ’Uhaneとは 「魂を結びつける」と言う意味なのですが、まさに行ったことは、

こんな感じで、「溶岩こそペレだ!!!私たちの大切な妹だ、これから溶岩を見たらペレを思い出そう。」と言う話なわけです。

 

日本であえて言うなら、死んだ後石塔を立てて、お墓に魂入れをして、戒名を書き込みます。

そして、お墓、墓石がその本人になったり、時に神になったり、墓石そのものが

神社になるわけです。

 

つまり、ペレの神話は神話だけでなく、地質学だったり、歴史学だったりするのです。

そして、そのペレの神話から人間が常のありがたさを感じたりして、哲学をそこに見出したり、

精神性を見出しいていくので、まさにハワイの神話とは総合科学といっても過言ではないのです。

 

ちなみに、それらを伝えていくのがフラであり、フラを踊る人たちは当然総合科学的な視点を持つことが重要になって来ます。ただ、踊っていればいいと言うだけでなく、自然と人間の関わりや、地質学、歴史学、哲学、自然科学、社会学などなど、様々な角度から深く考え、行動が求められるのです。

 

ちなみに、僕が所属するHālauはWaikaunuというところなのですが、元を正せばHālau o Kekuhiにあたり、ペレを主神とし、ペレを祀る系統になります。

 

そんなこんなで、ペレと繋がりが強いのですが。やはり、この自然の中で生きていて、現実的に繋がりもありますし、精神的にも繋がりがあるので、やはり、噴火の前後というのは、リンクしてしまうというか、精神的にも「参ったなあ」なんてことも多く、それがペレとリンクしていたんだなあとあとから「ああ」と思うことがありました。

 

フラの後によく、Amama, Ua Noaと言いますが、それは「すべて手放す。返す」という意味です。フラをやっている時は、まさに踊っている内容そのモノ(それが、森であったり川であったり、ペレであったりするわけですが)神になっているので、それを返します。「俺は人間だぞ」と神じゃないぞ。神の自分を一旦、返して、肉体に戻って来なさい。と自分に言い聞かせて、オーダーしているわけです。

 

ということは、自分のAmama, Ua Noa が足りなかった!?なーんて思いました。今度からもっと真剣に返さなきゃ!!!! 自然とコネクトしすぎ 笑 

 

あとは、よく、みんな平穏な日々に戻りますようにというお話を耳にします。

 

けれど、自然界から見たら「平穏」というか「日常」がもしかしたら、溶岩が流れて大地を産み続けることで、それが「平穏」かもしれません。「平穏」というのものが、人間の生活が豊かに、そして、なんの災害もなく過ごすことという、人間主体な解釈になっているのにも僕たちは注意しなければいけないなと思います。

 

そして、人間もペレ同様に、変わり続けて、そして一方で破壊し続けてもいます。いろんな角度から自分たちを見直して見たら、常に生きることにそして、死ぬことに向かって、貪欲に歩み続けていて、しかしそこには永遠があります。時に、ものを産み、殺し、食べ、そして増えていく。

 

まさに溶岩がものを呑み込み溶かして、また固まり大地になり、森になり、様相が変わっていくようにです。

 

ペレは表面的に僕たちのわかりやすいように、物質的にその諸行無常を見せてくれてるんだなあとつくづく思います。そして、表面化していなくても、常に僕たちは大きな流れの中に漂っている存在なんだと思って生きていかないといけないわけです。

 

そんなこんなで、今日のペレのブログは終わりたいと思います。

 

家を失ったり、生活の基盤が崩れて、不安に思っている人も避難している友達もたくさんいますが、みんなそれぞれ僕の周りは元気です。「ペレのやることだから。大丈夫」そうみなさんいっています。だから、不必要にハワイ島を心配して自粛的なことをしようとかではなく、普通にみんなまた遊びに来たり、応援してください。もしお祈りしてくれるのであれば、みんなが成るように成るというかペレが思う浄化を思う存分してください。そして、そこに住む人たちに幸あれと祈ってください。ではではMahalo 

 

 

 

 

 

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