JKといっても女子高生を探しにいったわけではないの。
わたし、金曜日から休んでいたので、
この週末は充実していました。
バベル鑑賞と上野の藪。30Kを走って、リビングのエアコン掃除、雨で汚れたシューズもゴシゴシ洗ってピカリンコ。昨日は久しぶりにランニングウエアではない、普通の服も買った。
そんな中、今日はなーんでか東京駅から大船経由でさいたまに帰るピナコラです。なんで?
いやはや汗だく。
が、この汗はあづさのせいではない。
しさしぶりにやらかしたからです。
今日は朝からおエライ方にお目にかかることになっていたんですよね。
それで割と早めに支度して出かけたら、割と時間に余裕があり、本来なら湘南ラインでまっすぐ新宿に向かうところを、ちょうど電車が行ってしまったので、京浜東北線に乗り〜、赤羽で埼京線に乗り換えて〜。。。
埼京線のホームで。。。
ホームで。。。。。
持っていたジャケットが無い!
ホームで気がついた。
すわ!途中で落とした⁉︎
赤羽駅の埼京線のホームから京浜東北線のホームまで西から東。走りまわって2度探したけれどどこにも落ちていない。
息急き切って改札の人にカクカクシカジカ。
するとそれはここではなくて南口へ行くように言われ、赤羽駅を今度は北口から南口までホームを抜けて走る。
おエライさんとの約束には遅れそうだし、うろたえているのと、走ったのとで顔からヘンな汗がポタポタ落ちるし。
もうね、泣きそう。
だって昨日久しぶりに買った服って
そのジャケットなのに。
まだ一度も着用していないのに。
しかも今朝、出がけに
「落とさないように」と自ら指差し確認したのに。なぜかというと、自慢じゃないが、わたし上着落とした事一度や二度じゃないんですよね。何度もある。ホントに自慢にもならん。そうして、JKは新しい麻のヌメッとした肌触りで、なんか落としそうな予感があった。にもかかわらず落ちたことに全く気がつかず。。。シワになるのはマズイかなと思ってちゃんとバッグに、入れていなかったんですよね。エライヒトの前でしわくちゃはいかがなものかと思って。
赤羽駅の遺失物係りの駅員さんは優しかったですよ。乗った電車を確認して、連絡してくれ、わたしが急いでいるだろうからと、確認に少し時間がかかるので、わかり次第スマホに電話してくれると。その時に見つからなくても、誰かが届けてくれれば遺失物としてデータに登録されるので、あとでこれこれこの番号にお電話するようにと番号が印刷された紙までくださった。
実を言うとその電話番号は既に登録済みのわたし。そしてその後の手続きも実は経験アリ。
うろたえていたのは一度も着ていない、まだ支払いもしていないという部分であって、実は無くしてからの手続きは覚えておるの。何度もやらかしているので。
赤羽駅から「見つからなかった」と電話があり、新宿から乗り換えた地下鉄の中で、思わずガックリ、文字通りがっくり肩を落としたら、隣のオジさんが妙に後ずさりをしたのは気のせいか。
おエライ方との面会。
元はと言えばこの方に呼ばれていたので購入したといっても過言ではないそのジャケットを落とし、上着なしで会う羽目に。
さらにガックリ。
同僚に慰められたけれど、涙目です。
しかしあたくしは諦めないオンナ。
遺失物センターに二度電話しました。
一度目は見つからず。
夕方近く、見つかるならそろそろのタイミング、と思って再度トライ。
すると。。。
有難や!それらしきブツがありそうな気配がします!
が、JRさんは一筋縄ではいかないんです。
「お名前は書いてありますか?」
れ?ジャケットに?お名前?
「いちねんにくみ、ぴなこら。。。」
って、あたしゃ小学生か⁉︎
もちろん「書いてないです」。
では「そのJKの形状を詳しく申し述べろ」と。
覚えてないですがな。
昨日買ったばかりなんだから。
まだ一度も着ていないんだから。
思い出す限りの詳細とブランド名を話したら、大船駅に保管されているらしい。
諦めないで良かった〜。
もうね、NOと言われないように、わたくしの本名から電話番号等々個人情報全てつまびらかにしてやりました。
そんなわけで大船駅で回収したのが。
しかしね、大船に取りに行ったら、電車でモノをなくす人ってたくさんいらっさるのね。
3人くらい並んで待っていた。
あたしだけじゃない。
なぜかホッと胸をなでおろしたりして。
そして大船から延々1時間以上かけて埼玉県に帰る電車が人身事故で止まる、と言う羽目に陥る踏んだり蹴ったりの日。
が、声を大にして
ここに申し述べておきます。
赤羽駅遺失物係の駅員さんはとても親切だった。
「大船駅に保管されている」と。
「何度か調べてみた」と。
夕方再び電話をくださったのです。