「ダートと階段」2013コナマラソン。

ピナコラです。

折り返してしばらくすると陽が差してきた。
復路、コナコモンズショッピングセンターのエイドで
もう一度GUを貰ったけれど、しだいにペースが落ちてくる。
この辺りになると抜いたり抜かれたりで、
周りを走ってるお方の顔も覚えて、
「どこから来たの？」「日本から。あなたは？」「あたしはシカゴ」
「じぇじぇ！シカゴ？シカゴは遠いんじゃない」的な。
急に話しかけられたりすると
暑くて英語アタマ辛いです。

養護学校のエイドで、最初のコーラを摂取。
今年は３０Kまで「コーラ我慢」の誓いを立てていたピナコラです。
なんでかって？昨年最初から嬉しくコーラエイドしてたら
足が攣って悲惨だったもんで。

キンカメ過ぎるまでは我慢、と思っていたんだけど
養護学校の子どもが精一杯の声で
「コ～ラ～」っていうもんだから。コーラさいこー。
 

そして、

キンカメの手前でいよいよ訪れた。
さっきから遠いところにかすかな予兆みたいなものはあった。

まるで遠雷みたいに。

右ひざ上の痙攣。
これ、ほんとどうしていいかわからない。

ここが攣るのは2011年の湘南以来２回めです。

まあ、激痛です。足がつるとだれでも痛いと思うけどね。

助けを求める情けない顔がキンカメ前のオフィシャルカメラで
シカと撮影されていましたよ。
思い直してアロハなポーズキメてみたりして。それもシッカリ写ってた。何やってんだろか、わたし。

しか～も、脚攣り防止漢方薬は筋肉弛緩剤か？
今度は膀胱に異変がおきちゃってですね。

間に合うか！

コナ・イン・ショッピング・ヴィレッジのおトイレに飛び込みました。
や～、昨年・一昨年とこの界隈をブラブラしておいてよかった～。
いや、間に合ったけどさ～、駆け込んで座った途端悶絶しました。
あたし、足攣ってたもんで。

いやはや。
そんなこんなでけっこうなタイムロス。
もう諦め半分だったけれど少し走ってみたらなんとか走れる。
ここ、昨年より向上しましたね。
去年はラスト１０Kはほぼ歩いていたもんね。

去年までのフィニッシュ地点、ケアウホウビーチHまで来たところで

今度はふくらはぎに来る。
スポドリも飲んだ。塩飴もなめた。漢方もピットインリキッドも摂取した。
でもやっぱり攣りました。いよいよダメかしらん、あたし。

ケアウホウショッピングセンター前の急坂にさしかかった。
スタート直後に喜び勇んで駆け下りた坂。

緊急車両がゆっくりおりてきて、下りきったところから
サイレンを鳴らして猛スピードで走り去る。
あたしよりももっと辛い人がいる。

この坂は歩いても恥じゃあないよね。

坂を上りきればあとはもう２K。ほとんど下り。

まだ攣りそうだけどもう大丈夫。保証はないけど。多分。

BEER　AHEAD！。

しかしみなさん、喜ぶのはフィニッシュしてから。

コナマラソンはこんなことでは終わりません。
脇道に誘導されるとそこは

 まさかのダートを走りまして。

シェラトンに到達するもいったいどの道をいくんでしょ。

子どもたちがホテルの通路に立って誘導しています。
ほんとに？マジここ走るの？のホテル階段をRUN。

右端のホテルの階段を抜けて
プールサイドを回って

最後は大声援のなか、
やれやれの４時間５７分０１秒でありました。
夏のマラソンは辛いね。

頑張った日曜日には

ビールかけつけ２杯！

マハロ、コナ・ブリューイング・カンパニー！

（毎年言ってる）

ビールは柵の中で呑んでね。

喜びの舞。

今年も年代別２位の人。
プレゼンターは森泉

じゃなくってミス・アロハハワイ。

今年も終了！