俱知安の田園の家の、屋根板金葺き工事。
俱知安は久しぶりの晴れ間。
現場からはニセコアンヌプリはじめニセコ連峰がよく見えていました。
青い空に白い雲、白い雪が眩しいです。
この家の屋根はガルバリウム鋼板(アルミニウムと亜鉛の合金でメッキされた鋼板)の横葺き。
色は艶無し濃赤色(レンガ色)。
陽射しを直接受ける南側は、明るく鮮やか見えます。
外壁板は杉の無垢板に墨色を塗ってタテ張りにするので、よいコントラストになりそう。
昔の板金の錆止め剤には、ベンガラや鉛丹が含まれていました。
それで、古い建築の屋根は赤色系が多いのです。
新しくもあり、古きを彷彿させる、時を超える家に。
薪ストーブの煙突囲いも、墨色の杉板をタテ張りに。
一方、北側の屋根の色は、これだけ彩度がおちます。
でもそれが幸いで、背景にある羊蹄山とのコラボレーションは良好かも。
広い田園のランドマークであり、この風景に順応した佇まいの家であれ。
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