親といるとしんどくなるくせに産後に里帰りした

 

孫の誕生を楽しみにしてくれていた両親は、産後のサポートを快く承諾してくれた。

 

本当は実家に帰ることは避けたかったけど、何もかもが初めてな子育てで不安は大きいあせる

 

自宅に戻っても、夜遅くまで旦那は帰ってこれないからワンオペ育児になってしまう。

 

赤ちゃんのお世話の事を考えるとサポートしてもらえる方が心強いし… 悩んだ末、3週間里帰りすることにしたおやすみ真顔

 

 

自分から親にお願いして助けてもらっているくせに、何言ってんだ!って話なんだけど…正直、実家の居心地はよくない滝汗

 

 

両親といると気持ちがザワザワして落ち着かなくて疲れる。

 

特に母親には、不機嫌にさせないようにと顔色をうかがったり気を遣ってしまう。

 

これは小さい頃からずっとだ。大人になっても変わらない。

 

 

親との関係については、また別の機会にもっと詳しく書きたいと思っているんだけど、わたしは「毒親」や「機能不全家族」で育った影響を受けて、大人になった今でも「アダルトチルドレン」としての生きづらさを抱えている。

 

 

やっぱり久しぶりの実家での暮らしはしんどかった

 

両親は、赤ちゃんに夢中で可愛がってくれて機嫌もよくて。

 

最初は良かったけどジワジワと…感覚が昔のわたしに戻っていく

 

 

そうだ…わたし、こういうのが嫌だったんだ…と、子どもの頃の感情が溢れてきた悲しい

 

 

 

 

  小さい頃の感覚がよみがえって…

 

母親は、「産後は動かない方が良い。横になって体を休ませないと元に戻らないから…そうしないと後がしんどいから…」と言ってくれて素直に嬉しかった

 

まさか、そんなふうに気遣ってもらえるような声かけをされるなんて思ってもなくて驚いた。

 

これで堂々と甘えられる許可がおりたんだと安心したおねがい

 

わたしは赤ちゃんの事だけ考えていたらいいし、何か困ったら助けてもらえるだろうとお気楽に考えていた。

 

あげ前据え膳で、家事は母親まかせ。

 

なんて最高な生活なんだ音譜

 

 

 

ある日の夜中、なかなか泣き止まない息子大泣き

もう、なんで泣いてるのかもわからないし、こっちが泣きたい💧

 

 

…誰かの足音が近づいてくる驚き

 

うるさくて怒りにきたのかと身構えた不安

 

 

「大丈夫か?」と心配した父親が様子を見に来てくれたのだった。

 

起こされました~みたいなとても眠そうな顔をしている汗

 

「起こしてごめん、、、」私は何に怯えたのか

 

 

 

小さい頃から、騒いだり少しでも大きい声や音をたてれば、「うるさい!」「お前はすぐ調子に乗る!」と父親に怒鳴られることがあった。

 

だから父親の前ではなるべく調子に乗らないように気をつけた。

けど、時々気が緩んで怒られてしまうという繰り返しだった。

 

実際には、私と孫を心配してきてくれただけなのに…

 

この夜も、また怒られる不安思い反射的に恐怖を感じてしまった。

 

お父さん、ごめんなさい。って。

 

 

 

別の日、朝から母親の機嫌がなぜか悪い…言葉の端々にイライラをのせてきたネガティブ

 

どうやら父親と言い合いになったらしい。

 

わたしは、親の機嫌に家の雰囲気を左右されるのがすごく嫌だった。

 

 

 

日常的にイライラしている親を見ては心がかき乱される。

それを感じないように感情をシャットダウンして「無」になるチーン

自分を守るための防衛反応みたいなものなのかもしれない。

 

 

母親の顔色をうかがって機嫌を取ろうと、何か手伝おうか?と声をかけてみた。

 

「お母さんにはお母さんのやり方があるから。いいからあっちいっといて。余計に時間かかる…ボソボソ……」

そして、機嫌が悪くなると恒例の父親や義父母への愚痴のオンパレードが始まる

 

これが始まると気が済むまで永遠に話し続ける。誰にも止められないゲッソリ

 

やってしまった 滝汗💦

 

私が余計なことを言って、更にヒートアップさせてしまった。

 

そして私は感情を消して「無」になるチーン

 

だから母親を怒らせてはいけないと、ずっとずっと気を遣ってきた。

 

姉妹で盛り上がっていると、「静かにして!」「いい加減にして!」

 

話しかければ、「忙しいからあっちいって!」

 

「いいから、こうして!ああして!」指示に従わなければならなかった

 

こんなふうに、ずっとイライラしている母親の記憶ばかりが残ってる。

 

機嫌が良い日の方が少なかったかもしれない無気力

 

 

 

 

  わたしはここに居たらダメだ…

 

今朝のケンカは、わたしのせいはてなマーク

 

娘と孫の為にと助けてくれているんだけど、

それが負担になってるはてなマーク余計なストレスになってるはてなマーク

 

お母さん、ごめんなさい。

 

沐浴とか、ミルクのためのお湯を準備してくれたりとか、必要なものを買ってきてくれるとか、食事、洗濯、身の回りのお世話はしてもらえて本当にありがたいんだけど…

 

バタバタと忙しそうにイライラしている母親を見ていると、それも全てわたしのせいでそうさせているんだと、辛くなってきてしまった悲しい

 

 

 

母親は、ただ家事をすることだけに集中して、それを毎日淡々と繰り返す。

 

そこに邪魔が入ろうものなら、排除しようとして感情的に怒ってくる

 

話なんて全く聞いてもくれない

 

子にも夫にも誰にも興味がない人だから…ショボーン

 

 くるしい…

 やっぱりここにいるとしんどい…

 早く家に帰りたい…

 

 どんどんメンタルがやられていく。

 自分が萎縮していくのがわかった。

 わたしはここに居たらダメだチーン

 

 

 

どうやって話を切りだそう…

 

正直に「親といたらしんどいから帰る」なんて絶対に言えない。

 

きっと何と言おうと、帰宅予定日まで帰らせてもらえない気がするあせる

 

言ったら、母親の機嫌を損ねて後悔することになるかもしれない滝汗

 

 

 

言おうか言うまいか数日悩んだ。

 

 あかん…このままでは自分が壊れてしまう…

 

勇気をだして、「そろそろ家に帰ろうかな…」と余計なことは言わずにシンプルに母親に言ってみた。

 

 

「まだ、その体では無理でしょ。もうちょっと居といたほうがいい。後でしんどくなるでしょ」と返される。

 

「うん、そうやな…」

それ以上なにも言えなかったチーン

 

 

 

  約束の3週間が経過…

 

 自宅へ戻る日まで、とてもとても長く感じた。

 

母親の機嫌をうかがいつつ、どうにか怒らせないようにと細心の注意をはらった。

 

実は…

この時の記憶が飛んでいる無気力

 

「やっぱり私は、実家では過ごせない」と思った時以降、どう過ごしていたのか全く思い出せない

 

「無」でやり過ごしたからなのか?チーン

 

 

 

当初の予定どおり、きっちり3週間お世話になった。

 

おかげで十分に体を休めることができ、親のありがたみを感じるとともに…

早くここから逃げ出したいという思いがもれなくついてくるのだった悲しい

 

 

私と息子を迎えに来てくれた旦那の顔を見るなり、ホッと緊張がほぐれ…しばられていたものから解放されたような感覚になったキラキラ

 

それまでのモノクロだった世界が、一瞬で色鮮やかに塗り替えられたようだった乙女のトキメキ

 

 

やっと、帰れる!おねがい

これから親子3人の新生活が始まるキラキラ

 

不安もあり緊張しつつも、きっと明るい未来があると信じて疑わなかった。

 

 

 

まさか後から、出産時の驚愕の真実を知ることになるとは知らずに…

 

 

つづく。