そういえば2019年初めての更新になってしまいました。
今年もまったり工作続けられればなぁと思ってますのでよろしくお願いします。
さて今回は昨年製作しておきながら記事にしていなかった作品を紹介します。

・実車について
2007年に運用を離脱した小牛田のキハ58のうち、アコモ改善車の4両は暫く保留車として残存していました。
この年の冬には2両が修学旅行色となって1年限定で復活することが発表されてキハ58 414とキハ28 2174の2両に白羽の矢が立てられます。
キハ28は事前に方向転換を行った上で07年12月3日に塗色変更のため郡山総合車両センターへ臨時入場。
年が明けた08年1月31日に出場し修学旅行色となりました。この入場に合わせてキハ58の便所を使用出来るように再整備しています。
2月9日の臨時快速只見雪まつり号を皮切りに運用をスタートし、仙台〜新庄(陸羽東線経由)のおもいで湯けむり号を始め様々な臨時列車に使用。12月23日に気仙沼線でさよなら運転を行い有終の美を飾りました。
因みに一時的な車両運用の関係で石巻線の普通列車に充当されたこともあるようで…

・模型について
加工内容はこれまで製作したキハ58系列と全く同じです。
塗装が違うだけです。はい…

屋根も特に変わらず…

キハ58側から。
以上3枚は2018年6月のサークル旅行でのメンバー内お披露目の際に撮影。

こちらは製作途中の写真。
といってもほぼ完成状態ですが…
この作品ではジャンパ栓KATOのキハ58系Assyパーツに変更しています。
やはりキハ58専用ということもあってリアルに出来ていますのでこれまでの作品もAssyに交換しました。

こちらはレンタルレイアウトの亀屋さんで撮影。
このカーブが良いですね。

こちらは昨年9月の展示会での様子。
展示会に合わせてヘッドマークを用意しました。
やはり引き締まって見えますね…

そういえばブログで紹介してなかったなと突然思い出して急ピッチで書き上げました。

当時私も実車を追っかけていたので是非作っておきたかったですし、やはり見てると懐かしく感じます。
新津や盛岡、金沢など各所で国鉄色のリバイバルを行なっていましたがその中で修学旅行色の復活をやってのけたのはかなりの価値があったと思います。
修学旅行色を蘇らせるに当たってはとある乗務員の方の尽力があったようで、その方のお陰で復活出来たと言っても過言ではありません。
2009年1月に廃車回送された後に解体され現存しませんが、平成に修学旅行色のキハ58が復活したということをこの作品を通してでも知って頂ければ幸いです。


話は変わりますが次回予告!
例のアレです。運良く乗れたら快適なヤツ。
今週末には完成しているはず(?)
結局今年も全然更新せずに終わってしまいました…
今年は昨年よりも大幅にペースダウンしたものの追加のヨンマルやおもいで号の製作に取り掛かりましたのでいずれこちらでも作品紹介をします。

今回はこれまでと趣向を変えて(?)交直流電車に手を出してみました。同じような色の車両ではありますが…


・実車について
急行から撤退し普通列車へ転用された仙台電車区の455系は東北本線黒磯〜一ノ関間や常磐線水戸〜岩沼間、磐越西線、仙山線、奥羽本線福島〜新庄間で運用されていました。
JR化直前には白地に緑のラインが入った通称グリーンライナーと呼ばれるカラーリングへ変更されイメージを一新、更に1988年からは一部の編成に更新工事が施工され前面の表情が変化した車両も登場しました。
奥羽本線は改軌工事の進展に伴い早々に撤退、仙山線運用は一足先に2001年3月で終了したりと運用区間の縮小もありましたが2007年まで活躍を続けました。

・模型について

今回は車体更新工事を受けたS-17編成、Tc車特徴的かつ電動車が50Hz/60Hz対応の457系であるS-71編成の2本を製作しました。

①角形ライトがかっこいいS-17編成

新造以来仙台を離れなかった車両のみで構成された編成。1988年に更新工事を受けて前照灯と尾灯の位置が変更されています。特にこれと言って特徴はないのて地味っちゃ地味な編成(?)


Bトレでは更新車の前面パーツも出ておりますかコレジャナイ感が半端ないというのが現実。そのため前照灯ケースをトレジャータウンのパーツへ変更、更にアンチクライマーも設置しました。
改造前と比べると表情がキリッとした仕上がりになってくれます。

因みに更新工事で側面には方向幕の準備工事がなされましたのでトレジャータウンのパーツで再現しています。まあ実車では使わずに終わったんですがね…(?)
あとモハ、クモハのトイレ・洗面所は更新工事の際に撤去されているためトイレ窓はこれでOK。

②一目でわかる尋常じゃないゲテモノ、S-71編成


一見すると普通の457…のように見えますが。

ここで屋根をよ〜く見てみましょう。

どっちもクモハ…?????

国鉄急行型に詳しい方ならお分かり頂けると思いますが、クハにも角形ベンチレーターが付いています。
この編成はクハ455-402というクモハ169からの編入改造車を組み込んでいるのが最大の特徴です。まあ電動車が457系な時点でかなりのレアなんですけど…

ローカル転用に際してはクハが不足し先頭車化改造や165・169系からの編入改造で賄うことになりました。このうち400番台はクモハ165・169を電装解除の上で編入した区分で、5両が存在しました。
このうちクモハ169-901を改造して誕生したのがクハ455-402です。

(左がクハ455-402、右がクモハ457-11)
主電動機冷却用の角形ベンチレーターが残っているのが大きなポイントです。因みにこの車両の場合は最後まで角形ベンチレーターは撤去されませんでした。
また、直流形から改造されたため検電アンテナは後付けなので配置が独特なのも特徴です。更に言うと種車が冷房準備車だった関係でクハだけAU12Sを積んでいるのもポイント。

③共通のポイントと2編成の比較
(左側がS-71、右側がS-17)
クモハ455/モハ454-17は非冷房で新造されたグループ、457系は全て新造時から冷房付きだったためベンチレーターの配置に差異があります。

(左からTc455-17、Tc455-402、Mc455-17、Mc455-11)
先頭車の妻面。
車体更新車にはクハのトイレに換気扇が取り付けられています。
また、クモハ169からの改造車には妻面にも169系の名残が。クモハ455とダクトや手摺の配置が違います。


因みに今回は初めてパイピングに挑戦しました。
あまり良い出来とは言えませんがまあ雰囲気は出せたかと思います。

パンタ車には交直切換器や主ヒューズ、計器用変圧器を取り付けて賑やかな交直流車の屋根を再現。


製作にあたってはMDM-project様の資料本シリーズ29・仙台車両センター交直流急行型配置歴を参考にさせて頂きました。
昨年のJNMAで入手したのでいつかは455を…と思っていましたが中々手をつけられずにいました。
常磐線を9連で爆走する姿、編成全体にかかるアーチ塗装が美しい磐越西線専用色などまだまだ作り足りないのが現実。しばらくは続く…かも⁈

2018/02/05追記
誤字の訂正、細かな情報の追加を行いました。


2018年初めての更新となります。

昨年は公開展示会を開催するなど、当サークルにとって節目の年となりました。

本年もよろしくお願いいたします。

 

今年1発目の新作は2007年に惜しまれつつも引退した小牛田運輸区のキハ58系シリーズ続編です。

実を言うと昨年は快速南三陸から国鉄型気動車が撤退して10年という節目の年でした。

尚震災で列車自体が消滅しており、更にはイベント車を除けばキハ40系も小牛田から撤退してしまいましたが・・・

 

とまあ、今回は今ひとつ存在感が薄れてしまった小牛田運輸区のキハ58系を使用した快速「南三陸」を製作しました。

前回はアコモ改善車のうちキハ28 2174と2380の2両を製作しましたが、今回は残りのアコモ改善車であるキハ28 2318とキハ58 414、最後までボックスシートの内装を守り抜いたキハ28 2392と2506の計4両を製作しました。

 

・実車について 

07年まで残った小牛田のキハ58ですが、最後まで残ったのはキハ58が1両、キハ28が5両という布陣でした。

主な活躍の場であった石巻線・気仙沼線には急勾配がなく、勾配がきつい陸羽東線での運用はなかったため1エンジンの28でも支障がなかったのではと考えられます。

このうち58を含めた4両は元急行「月山」用のアコモ改善車で、指定席であった2・3号の4号車には必ずアコモ改善車が組み込まれていました。

残りの2両は原型を保っており、特に急行アルプスの生き残りである2506は注目の的でした。

特に内装は原形をとどめており、昔ながらの急行列車の雰囲気を味わえた貴重な車両でした。

 

・模型について

 

{BC9BA847-A2D9-4561-BE46-628AC7DFB7F8}


左からキハ58 414、キハ28 2392、キハ28 2318、キハ28 2506です。

少々見辛いかもしれませんがドアの違いや方向幕の有無など側面の違いが分かるかと思います。
アコモ改善車のキハ28 2318とキハ58 414の加工内容は前回製作した2両とほぼ同様のためそちらの記事をご参照下さい。
また、今回の作品から郡山工場で検査を受けた車両の特徴である台車のグレー塗装を再現しました。単にグレーで塗ってしまうと変に目立ってしまうのでタミヤの墨入れ塗料(茶色)を使い、完全に拭き取らず残すようにして汚れが付いたように表現しています。

{CFF9E496-576E-4286-B88D-8F0098CB04DC}

左はキハ58 414、右はキハ28 2318です。
アコモ改善車のうち28はトイレが撤去されていますが、58の方はトイレが残っているという違いがあります。
また、414のトイレタンクは北海道でよく見られるタイプのものに交換されていたため、トレジャーのパーツを使って再現しました。
こちらの2両は側面の扉をトレジャータウンから出てる更新車用ドアパーツに交換しています。

続いて原型車に移ります。

{AEA18FB8-F2AF-4144-BFCA-98B0CE13E379}

左はキハ28 2506、右はキハ28 2392です。
2506の方は窓間に設置された冷房エンジン用吸気口や乗務員扉脇の点検蓋(?)を再現。
2392の方は特に目立った加工はしていませんが、この車両は新製配置が水戸であり、常磐無線アンテナ取り付けのための変則的なクーラー配置を再現しています。

{778CDF4C-E0A7-4302-A8BF-197541442295}

こちらは2506の助士側側面です。
トイレ窓が横長のタイプになっているためトイレ窓を一旦埋めて開け直しています。
また、この写真では少々見づらいですが前面窓ガラスのHゴムが左右で違う点も再現しました。
手摺に関しては台座をかませて取り付けられていたのでトレジャーのパーツで再現しています。
更に、この車両は新津配属の時期があったため新潟地区特有のタイフォンを装着しています。
これもトレジャーのパーツを使用して再現しました。

因みにググると新潟色時代の写真も出てきますので興味がある方は是非ご覧下さい(?)

{C631B3DB-42A3-4811-9303-D0652DA42A59}

前回の作品から少し改良し、妻面に冷房ジャンパ栓を設置しました。
実車同様に窪みを設け、そこにジャンパ栓を設置していますが…窪みが小さ過ぎてあまり目立たないですね。
もう一回り大きく作れば良かったです。
また、2506は配電盤の形状が違うのでプラ板で自作した物を非冷房車の妻板に貼り付けけて製作。

{4299D361-88FF-4A87-B402-9AF04EE8B2FB}

前面です。
右からキハ28 2506、キハ28 2392、キハ28 2318、キハ58 414です。
2392は冷房ジャンパ栓の位置が他車と比べて低い位置に取り付けられています。
414は運転席側の手摺が変則的なものになってます。どうしてこうなった。
これはトレジャータウンのTTP215-01改に収録されている山陰/苗穂用窓下手摺で再現。
余談ですが414は新製配置が松本、2318は和歌山と比較的暖地の方だったためかスリットタイフォンになっています。そのためこの2両はスリットタイフォンの前面パーツを使用しています。
ところで松本って暖地なんでしょうか(?)

カプラーですが、個人的に造型が気に入っているためTNカプラーを使用しています。
小牛田運輸区のキハ58系列は複線用スノープラウを取り付けていたためJC68を選択。
JR東日本の国鉄型気動車はエアーホースのアングルコックが塗り分けられているので再現しています。
(赤→BP管ホース、白→MR管ホース)

{8BBC7B92-FED1-49FA-A1DC-C36CFD110BAD}

一番左は前回製作したキハ28 2174です。
2174は両側ともシングルアームですが、今回製作した3両は運転席側のワイパーがダブルアームに交換されていることがわかります。
また、ダブルアームのワイパーには台座をかませて取り付けてある点も再現しています。

{F4E60B4F-FFE2-4FDC-87B8-3CB4B75B7424}

こちらは屋根です。左からキハ58 414、キハ28 2318、キハ28 2392、キハ28 2506です。
今回作った4両はみんな屋根が違います。頭おかしい。
2506は末期増備車の特徴的な屋根を、2392は水戸配置車の変則的なクーラー配置を再現。
414はBトレ製品の屋根配置に疑問があったため配置を変更。
そもそも製品だとトイレタンクが縮められているのでスケールサイズのトイレタンクを設置するとクーラーが2つになりました。
Bトレの場合、本来であれば各パーツはスケールモデルと同様のサイズになるはずなのでこれが最適な配置だと考えています。
また、列車無線アンテナが運転席側に寄せて取り付けてあったのでそれも再現しています。

・編成の組み方 〜40と合わせればより楽しく〜
今回は全て58系列で揃った南三陸2/3号を再現しましたがこのような編成は珍しく、実際は40系列との混結が殆どでした。
{806CB14B-0151-43F3-A443-776E61764A0E}

気仙沼方から28アコモ+40+28アコモ+48という編成。
これは南三陸2/3号で頻繁に見られた組合せです。
大抵の場合は指定席になる4号車(気仙沼方先頭)と何故か2号車にアコモ改善車が入っており、1号車と3号車は40系列やキハ28 2392/2506が共通で組み込まれていました。

{9FA9F9E4-B7E8-4085-AD42-FD4AC3C9B340}

石巻線普通列車の運用にも58系列が入っていました。アコモ改善車もローカル運用に入っており、40系列も含め特に区別なく使用されていたようです。
因みにこの編成だと間違いなく話題になりますw

{A480D149-FBB8-4C70-9F68-77AD89ACB4F1}

南三陸1/4号+リアスシーライナー。
1/4号は指定席を連結しないため40系列と58系列が区別なく使用されており、全て40系列という日もあれば稀にアコモ改善車が入ることもありました。
ここでは夏季に見られたリアスシーライナー連結を再現しました。三陸鉄道の36型と手を組んだ数少ない機会です。
2506とリアスシーライナーの組合せを捉えた写真はあまり上がっておらず、もしかしたら意外と珍しかったのかもしれません。


{3DE457B0-B767-475A-9D46-00FBBA7E657D}

かなり珍しい(?)南三陸1/4号。
1/4号に58系列が2両入ること自体が少なく、更に2392と2506が同時に入る事はとても珍しかったように記憶しています。
この編成の写真を見つけた時はかなり衝撃を受けました…

たった6両とはいえ、小牛田運輸区に最後まで残ったキハ58系を全てコンプリートさせてしまいました…
キハ40系と編成を組んで楽しむのは勿論、他区所から車両の借り入れなどで発生した混結などもあったためそれらを再現しても面白いかもしれません。
ですがその前に例の「ヤツ」を作らなければいけませんね…
という訳でこのシリーズの完結は次回に持ち越しです。

気がつけばもう12月。
2017年も終わりが近づいています…

今年は公開展示会を開催するなど、当サークルにとっては大きな変化点を迎えた年でした。
初の展示会のテーマは「Bトレで創る廃線の車輛達-覚えていますか あの鉄路-」であり、メンバーがそれぞれこだわり抜いた力作を仕上げてきました。
その中で、当方では丁度10年前の2007年3月に廃止となったくりはら田園鉄道のKD10形を製作しました。
4ヶ月前に製作した作品ではありますが、今回の記事ではこちらの作品を紹介いたします。

・実車について 〜元は名鉄車です〜
元は名鉄が1984〜5年に製造したキハ10形であり、95年にキハ30形へ置き換えられ廃車になった際に85年に増備された車両である15と16が宮城県のくりはら田園鉄道へ譲渡されました。くりでん譲渡に際しては名鉄無線アンテナの撤去などを除けばほぼ原型のままで使用されておりましたが、利用客減少のため2005年からは定期運用が消滅、以降は予備車やイベント用として残り07年の廃線を迎えます。
現在は2両とも旧若柳駅跡地を利用した保存施設「くりでんミュージアム」で保存されており、うちKD11は動態保存となっています。

・モデルについて 
{0471912B-4A78-47FF-B5E5-A7D5B0371456}

名鉄レールバスなんて当然Bトレでは出ておりません。
鉄コレの名鉄キハ20形を元に車体を短縮しております。
ただ、キハ20の車体をそのまま使っていては前面の印象が異なるのでヤスリで削り前面の形状を変更しました。
特徴的なヘッドマークは撮影した写真を元に自作したステッカーを貼り付けています。

{F05E93A2-6DA6-4E4F-A762-0089E0DB5E38}

くりでんミュージアムで撮影したKD10の写真です。窓ガラス上部の屋根はガラスの形に沿って斜めになっていることが分かります。これに対しキハ20は前面ガラス上部は水平になっていました。

{50D27196-8B03-4B25-95CB-314B4E51C468}

サイドミラーは銀河モデルのバスコレ用パーツを小改造して取付。
また、名鉄無線アンテナの撤去跡も再現しております。
因みに足回りはKATOのチビ電の動力・シャーシを加工して組み込みました。
この為にチビ電を1本犠牲にしています。
実は強引にTN化してあったり…

{9440696F-72DB-4473-8B2F-1B83532B3866}
展示会では若柳駅をイメージしてこのような感じで展示を行っていました。

初めてのフルスケール短縮加工でしたが、継ぎ目処理が甘く塗装したら継ぎ目が浮き出てきたなんて事もあり、中々上手くいきませんでした。
何とか形にはなりましたが、次回フルスケール短縮加工をする際はもっと丁寧に仕上げたいですね…

お久しぶりです。
かなり前の話になりますが、8月に当サークル初の試みとなる公開展示会を行いました。
てん向けて制作したくりでんKD10の記事もまだ手をつけておらず…またも放置状態となりました。
いい加減そろそろ手をつけていきたい所存です。

これまではキハ40を制作してきましたが、やはりキハ40だけでは物足りないと思いキハ58系列の制作に取り掛かりました。
いやまあ元々制作の計画はしてましたが…
小牛田のDCの数少ない優等列車であった仙台〜気仙沼間の快速「南三陸」にはキハ58系列が主に使用されてきたこともあり、かつての石巻線・気仙沼線を再現するには欠かせない存在であります。

元々各種国鉄型DCが使用されてきた南三陸ですが、1992年3月改正から冷房化のためキハ58系列の限定運用となりました。
また、1993年12月改正からは2・3号に指定席を連結するため、元急行「月山」用のキハ28アコモ改善車3両が新庄運転所から転入しています。
その後も他地域からの転入や1998年の陸羽東線へのキハ110系導入に伴う一部車両の廃車などがありましたが、2007年7月の南三陸キハ110系化まで活躍しました。
最後まで残った6両はキハ58が1両、キハ28が5両という布陣でしたが、元急行月山用のアコモ改善車だけでなく、急行アルプスの生き残りであるキハ28 2500番台や最後まで原型を留めていた車両など、特徴的な車両も存在しました。
今回はそのうちのアコモ改善車2両を制作しています。

{4763C6AE-A298-420B-952A-29FDE42F2AAD}

右がキハ28 2174、左がキハ28 2380です。
2両共通の加工としては以下の内容を施工しています。
・側引戸の交換
・前面・妻面手摺と側引戸取手の取付
・ワイパー取付
・冷房用KE8ジャンパ栓取付
・妻面パーティングラインの修正
・側面方向幕取付
・トイレ窓の封鎖
・クーラー、ベンチレーターの交換
・無線アンテナ取付
・TNカプラー化
どちらも元月山用ですが、所々に個体差が存在します。

{E584B26D-7BF1-4DA2-9D97-5327BE7FD526}

こちらは2174です。この写真では見辛いですがベンチレーターが通常のものと違うという特徴があります。
少し見辛いですが複線型スノープラウを装着してます。かっこいい。
{330E033A-7AA4-4FAA-9320-B6C5DBD88721}

こちらは2380です。冷房用KE8ジャンパ栓受けが白く塗られている他、元々常磐無線アンテナが搭載されていたので変則的なクーラー配置となっています。
因みにジャンパ栓受けの塗装の経緯は不明です。何方かご存知の方がいらっしゃればご教示願いたいです…

{3AE5F4CB-773C-4E15-AC9C-5BF6F8B5279F}

左が2380、右が2174です。
2380の変則的なクーラー配置を再現したほか、2174はTOMIXの角形ベンチレーターへ交換しています。
そういえば2174のベンチレーターも何でこうなったのか分かりません…
訳わからないしどうしてこうなったって感じの経緯すら不明な個体差も多いですが、それを再現するのが楽しかったりします。
また、クーラーもTOMIX製に交換しました。

{CB3400B1-5348-4A6B-9255-F88C4CDCB137}

実車ではドアが交換されているため、トレジャータウンのパーツに交換。
ドアを一旦くり抜いて取り付けています。今回の作品で一番しんどい作業でした…
尚これにより側面パーツが1枚犠牲になったのは内緒です。

{BB7CB2AA-1D0E-441C-B644-2434A2339E68}

妻面は屋根パーツとの合わせ目を加工し、実車同様の形状としました。
あの製品の訳わからない分割形状はほんと頂けないです。古い製品とはいえ…

{2D07CA1D-5421-4643-9FD0-928DA32B0119}

キハ40と組んで快速南三陸を再現しました。
形が全く違う車両でも統一感が出るのが地域色の良いところですね。