(店の前に咲くホトトギスと、白いミズヒキ)
ご訪問くださって、ありがとうございます。
最近、他の方々のブログを読んで、
お子さんの不登校で苦しんでいる方が
如何に多いかを知らされました。
学校に行きたくても行けないお子さんと、
なんとか行って欲しいお母さんの日々のせめぎ合いは、
読んでいるだけでも胸が痛む思いです。
潜在意識について30年近く研究されてきた重見幸俊氏が、
不登校について滝部セミナー(ポーラスター・プログラム)で
講演されているので、改めて聴いてみました。
題名は、
「登校拒否児を作り上げる大変長いプロセスと
数万回に及ぶ大変な創作努力(怒力)」
3時間ほどのセミナー内容を紹介するにはムリがあるのですが、
要点を書き出してみますね。
子供が登校拒否をするのは
無言の身体言語であることを親は気づけないでいます。
親は登校拒否を起こした子供が悪いと思っていて、
子供をそういう風に教育した自分が悪いとは思っていません。
そんな母親が子供の問題を作り出します。
また父親と母親が分裂しているので、
それが子供の感覚を狂わします。
(母親は夫の性質を変えたいと思っていて、
父親は仕事への逃避をしています)
父に従えば母を裏切ることになり、
母の意見を聞いていると父が嫌いになります。
子供はどっちを基準に判断したらよいのか判りません。
誰を信じてよいか分かりません。
親が嫌い(信じられない)→自分が嫌い(信じられない)
→自分をいじめ苦しむと、親も苦しむと思っています
→親に対する仕返し
無言の身体言語は、親に対する仕返しで、
両親に変わって欲しいというメッセージなのです。
両親は嫌いだけど、愛されたい。でも愛してもらえない。
親も愛を知らないから、子供を愛することが出来ません。
夫を軽蔑する妻と、妻に愛を与えられない夫。
妻に愛が与えられないのは、冒険的に教育できなかった学校教育や
そういう子供に育てられなかった親が原因で、
本当の患者は親なのです。
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親に原因があるという解説に
ショックを受けた方もいらっしゃるかも知れません。
でも自分を責めないでくださいね。
一生懸命、頑張っている自分を認めながら、
本当の成長を目指して行くことが大切なのではないでしょうか。
自分のマイナス面に意識の光を当てれば、
少し時間がかかっても、いつかは消えて行くのですから。
「過去と他人は変えられない。自分と未来は変えられる」
と言います。
子供を変えようとしても、夫に変わってもらおうとしても、
容易には変わってもらえません。
だったら、自分が変わった方が早道なんですよね。
魅力的なお父さん、魅力的なお母さんになることで
周りに影響を与えることができますから。
そして、自分の在り方が変わることによって、
未来をも変える事ができるでしょう。
我が家も問題こそ違いますが、
子育てではけっこう苦労してきたんですよ。
でも重見氏の学びをする事で、親に問題があった事に気付かされました。
それで、自分を変えたいと思い、学びを続けてきた結果、
不協和音だった親子関係、夫婦関係が改善され、
今では良い関係が築けています。
まだ娘二人の関係に、気がかりな点もありますが
私達夫婦がもっと成長することで
未来がきっと開けると
期待しています(^ー^)