学びのまち、足利の一日を振り返って | ES地域プロデューサー奮闘記 ホーピー君の「よそ者、ばか者、若者」まちづくりブログ

ES地域プロデューサー奮闘記 ホーピー君の「よそ者、ばか者、若者」まちづくりブログ

「企業基点のまちづくり」をプロデュースする"ES地域プロデューサー"となるべく修行中。地域とつながり、楽しく、誇りをもって幸せにはたらく人を地域に、日本に、世界に増やす。


テーマ:

弊社の毎年恒例のイベント!浅草から日光街道を5日間に渡って歩き、日光東照宮を目指すというもの
テーマは「新しいはたらくカタチを描く!」
私は、3日目の街歩きコースに参加しました。3日目の見学先は日本でも名だたるワインで有名な「ココファームワイナリー」、日本最古の大学と言われている「足利学校」と森高千里の歌で有名になった「渡良瀬橋」と、歴史好きの私にとっては、興味を引くところばかりでした。

最初に訪れたのは、世界の外相会談でも召されているワインをも製造している「ココファームワイナリー」です。当然ですが、写真で見るのとは違い、広大な山の斜面に広がるブドウ畑、また夏は猛暑の中、冬は極寒の中での作業と過酷な条件下でのワイン造り。

そしてワインをつくる工程を見学し、試飲すると・・従業員の方一人一人のこだわり、長い年月かけて蓄積されてきた経験や技術が凝縮された色々な意味で最高級のワインであると、普段ワインを飲まない私でも分かりました。そして、周りを見渡すと、訪れたお客さんも、ランチのために行列をつくり、ワインを嗜みながら会話を楽しむ様子があちらこちらで見られました。

見学のツアーの職員の方のお話の中で、特に興味深かったものは、ワインの酵母の発酵過程のお話でした。ココファームワイナリーでは多種の葡萄をブレンドして発酵させてワインの酵母を作るため、その分手間と時間はかかりますが、1種の葡萄だけでは、決して出せない独特の深みとやさしい味わいが出せるとおしゃっていました。

多様なものが合わさって個だけではできないものを創り上げる、まさしくワイン版のダイバーシティーかなあ、とふと思いました。また、ココファームワイナリーでは、その歴史をたどると、始まりは、知的障害者更生施設、こころみ学園がスタートし、葡萄と椎茸の栽培を中心にした農作業を通して園生の心身の健康を目指すという目的があったことを忘れてはなりません。そして現在は、ココファームワイナリーを支える戦力として、園生の力は大きいと伺いました。いくつかのエピソードの中で、例えば、一時期、葡萄畑がカラスの被害にあって大変だった時があったが、よく学園を抜け出して葡萄畑で昼寝をしていた園生の周りだけは、いつもカラスの被害がなかったことをきっかけとして、以降、その園生は葡萄畑を守る仕事に就いているそうです。園生にとっては大好きな葡萄畑で1日が過ごせ、ココファームワイナリーにとっては葡萄畑を守ってくれる、まさに適材適所の仕事だろうと思います。また、職員の方のお話で印象に残っていることとして、健常者と知的障がいの方の仕事の取組み姿勢の違いです。健常者は単純作業をすぐ憶えてしまうが、飽きるのが早いことに対して知的障がいの方は覚えるのが遅くても根気強く与えられた役割を果たしてくれるとおっしゃっていました。実際に従業員の方が働いている姿は見られませんでしたが、帰り際に挨拶した園生の表情はとてもイキイキして見え、ここでの生活の充実ぶりを私は感じました。農業は、厳しい作業が多い業種です。しかしココファームワイナリーでは、辛抱強く園生一人一人の作業能力の開花を待ち、園生もそれに応えるという良い関係性が築けている組織なのだというとことが、見学を振り返る帰路の中で改めて思いました。

そして「ココファームワイナリー」を後にし、「足利学校」へ徒歩で向かいます。

今回、初参加ということで、日光街道を歩くことの意味を言葉ではなく肌で感じました。
山々に囲まれた素晴らしい景色を見ながらのんびりと歩いていると、忘れかけていた懐かしい思い出がよみがえり、また、新鮮な驚きも得られました。おそらくそれは、車で通っても、自転車で通っても、走っても感じることはできなかったと思います。

「足利学校」では職員の方以上にサービス精神旺盛なボランティアガイドの方のおかげで、足利学校の歴史の詳細が分かりとても充実した見学ツアーとなりました。しかも私は、余興として足利学校についての歴史クイズ担当を任されていましたので、ある程度予習をして、現地見学のツアーに臨めましたが、全く知識がない状態で見学するよりも、より深い感慨が得られたと思います。


有名な、フランシスコザビエルが足利学校を日本一の大学と称賛したのは、寺院以外に学問を学ぶことができなかった時代において、学校として学問を学べる環境が整っていたことも一端にあるのかもしれません。学生たちが座った畳の上に座ると、当時、学問を学ぶことのできた最高の場所の1つだったのではと思い立たせます。
足利学校では、ゆかりの深い、孔子の教えワークを行いました。参加メンバーは学生、大人と多様なメンバーです。その孔子の教えの一つにちなんで、「皆さんが仕事を愉しむ為に 心掛けていること 習慣はありますか?」。に対して・・皆それぞれ育った環境、年齢、仕事と違った人生のドラマがあります。同じ質問の答えでも予想以上に様々な意見が飛び交い、たくさんの気づきが得られました。

そして、森高千里が当時渡良瀬橋の詩を書こうと思ったきっかけとなった、美しい夕日を観た場所を探しながら、その夕日を背に駅へと向かいゴールとなりました。

ココファームワイナリー、足利学校、渡良瀬橋、そして街歩きを通しての1日は、初めての人との関わりやその働き方、自己認識の時間となり、まさしく原点回帰と新しい知識を創造するキッカケとなったような気がします。

今回のテーマ「新しいはたらくカタチを描く!」とは少し視点がずれていたかもしれませんが、自分の中でかすかな変化を感じた日になりました。

 

ES地域プロデューサー ホーピー君さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ