【現場の声】働き方改革以降、いち会社員が感じている変化について | 女性の新しい働き方委員会

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メンバーさんのお一人より、

委員会の働き方改革が導入された現場の声

をコラムに寄稿していただきました!


現場の声というのは非常に貴重で、私もどのような変化が訪れているのかの理解になりました。
本当にありがとうございます!

ぜひ皆さんにも読んでいただきたいです!
ご感想がありましたらコメントください。

 


 

【働き方改革スタート以降、感じた変化について】
 
昨年 4 月に働き方改革関連法が施行されて以降、
よほどのブラック企業でない限り、確実に時間短縮や有休取得の推進がなされ、
雇用形態は何であれ会社や組織に属している人には、何かしらの変化が起こっているのではないでしょうか?

働き方改革に対する良い、悪い、という判断は人それぞれの価値観や環境によって異なりま すが、
働き方改革以降、いち会社員が感じている変化について、です。

 

仕事の時間、会社にいる時間が減った
当たり前ですが、残業が減り有給取得促進により“仕事以外”の時間が増えました。
私自身、一般的に労働時間が長い、と言われる業界で働いていますが、
以前では考えられないほど夜のオフィスは静かで消灯時間が早いです。
堂々と仕事を離れオフに入れるので、夜に来たメールや電話の折り返しが次の日になるこ とを気にしなくなりました。
時間が増えた結果、習い事や家族サービスに充てるなど生活の自由度が増しました。
ただ、 時間が増えたことが、そのままプライベートの充実に繋がっているかどうかは人それぞれのような気がします。

 

時間で努力を補えない
学びのスピードが速い器用な人もいれば、時間をかけてしっかり学んでいく人もいる。
後者のタイプは残業ができない環境なので、時間を使って知識や技術を身に着けていく
という従来型の努力の仕方が通用しません。
入社後、一斉にスタートを切る新入社員にとっては、とりわけ厳しい環境なのではないかと思います。
企業側も時間(=労力)をお金(=残業代)で買いません。
これが労力ではなく能力であれば異なる判断なのでしょうか。
同じ時間で高い質量を生み出す人の方が有利、という厳しい側面を感じます。

 

マネジメントする側の大変さ
ただでさえ採用が困難な時代に、自社に労働力を引き留めておく必要があります。
・早く戦力化し一人ひとりの生産性を高める
・早期離職に繋がるリスクがあるので、落ちこぼれの新人を出さない育成にかける手間が増え、
組織の上に立つ人の中にはオーバーワーク気味の人もおり、
改革が広い範囲で浸透している、定着しているとは言えない状態です。
そしてこのあたりが隠れ残業の要因のひとつなっているのかもしれせんね。

 

『もう一息、のこだわり』がしづらい
段取り良く集中し、時間内に仕事を終わらせる必要があるため、もう少しの踏ん張りができない、
要求できない雰囲気になっていないか疑ってしまう時があります。
最近の雰囲気から所定時間を超えてひと踏ん張りを要求することは、ハラスメント問題にもつながりかねないので
デリケートな話でもありますが、あと少しのこだわりの積み重ねは、仕事の完成度に影響すると思うのです。
特に企画やクリエイティブ系の仕事では最終的に組織のポテンシャルの低下に繋がりかねません。


結論、働き方改革そのものは、健康に長く働くことを前提に考えると必要な事で大切なこと です。
 

しかし、実際に働く現場で改革を推進する雇用している側も、雇用されている側も、
改革の恩恵を感じている状態でなければ受けなければ、どこかでひずみが生まれ、
浸透までには遠い道のりになります。


人口減少に伴い労働力が減っていく中、
生活環境や体調、体質、または能力や強みにマッチした働き方ができ、
そして働き方の多様性を受け入れる雰囲気が醸成していけば、
日本にイキイキと活発な職場が増えるのではないか
と思います。
 

絵にかいた餅のような話かもしれませんが、
そんな世界の実現を頭の片隅にでも意識して過ごせば、
日本の幸福度ランキングも少しは上がるのかもしれませんね。

 

 

 



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