発達障害の双子が怖いって思うものは、、
今日も読んでくださってありがとうございます。
ASDの彼女たちが怖いものは、幾つもあります。
予定が何もわからないこと
予定が急に変更されること
知らない店に入ること
知らない人に声をかけられること
不意にさわれらること
高周波の音
突然の大きな音(非常ベルなど)
赤ちゃんの声
明るい光
まだまだありますが、これらは、苦手、、というより、表情を見ていると「怖い」という感じがします。
大きな音は、キリで耳の穴をほじられるような痛みがあるというので、苦手というより「恐怖」ですね。
それ以外の苦手に「違反」があります。
誰でも違反、、というか、これはやめましょう、、と言われていることをしてしまうこと、ありますよね。
横断歩道を渡りましょう、、、でも車が来ていないし、そうではないところを渡る。
消費期限内に食べてください、、、でも1日ぐらい大丈夫だから、食べちゃう。
こういうルール、書いてある約束は破らない。現在は、多少大丈夫になりましたが、本当に「絶対にダメ」でした。
最近Nは、海外で生活することで制限されていることに違反をしていないか、とてもとても気をつけています。
もちろん、それは当然ではありますが、私がアメリカにいた時に居た周りの日本人たちは、「まあ、このぐらいなら」がありました。でも彼女にそれはありません。
こう書くと、まるで私が違反を促しているようですが、そうではなくて、許容範囲がないのです。
何か物を作るときには、著作権などに気をつけないとルール違反になりますね
彼女たちは、ちょっとでも、解説や説明に書いてあることを侵害していたとわかると(意図的には絶対にしないので、本人が気づかずにしてしまった場合)大騒ぎになります
私の「大丈夫」は焼石に水で、何にもなりません。なぜ、大丈夫だとわかるの?なぜルールを破っているのに、平気だというの?これで捕まったらどうしよう、、、と、もう牢屋に入れられる寸前のように狼狽えます。
先日、夜にそのようなことがあり、ちょうど実家で私の母が寝ている時間でした。
こういうときには、難しいのです。。。母を起こしたくない、でも彼女は不安で大騒ぎをしている。
それを止めることは、なかなか難しいことです。いわゆるパニックになっているので。
ASDの人に対して、それをしてはいけないことと知っていても、思わずベッドの毛布を彼女の頭からかけて、私が上に乗って騒ぎを強制的に止める!なんてことをしてしまいました。やりたくないんですけれどね、、96歳の母の睡眠も心配で。
そのことをカウンセラーに相談しましたら、、、
どなたか、ホームドクターのように、ホームロイヤー(弁護士)を決めておいて、何かあったらすぐに聞けるようにしてはどうですか?と。
専門家の言うことは信用する彼女です。私の答えは希望的観測で、当てにならないと知っています。。結論が同じでも、そこに至るプロセスと、どれだけその人がその道のプロか?と言うことが彼女にとっては大事です。
決して、ルール違反多いに結構と言っているわけではないのです。 彼女たちは小さな魚の骨も、みんな出して食べているような、そのぐらいは大丈夫、食べちゃえ!ってことができないというお話でした。
一昨年の作品から。。ちょっと「お」にしては変なところがありますよね。お分かりでしょうか?