むずむず脚症候群と鍼灸治療について
夜、布団に入ると脚に強い不快感が出る。
・ジンジンする
・むずむずする
・なんとも言えない違和感でじっとしていられない
この症状を
「むずむず脚症候群」
といいます。
正式名称は
・レストレスレッグス症候群(RLS)
・下肢静止不能症候群
と呼ばれています。
むずむず脚症候群とは?
主な特徴は、
• 夕方〜夜間に強くなる脚の不快感
• 脚を動かすと一時的に楽になる
• 入眠障害や中途覚醒の原因になる
というものです。
感じ方は人それぞれですが、
・むずむずする
・虫がはう感じ
・電気が流れる感じ
・ズキズキする
・熱い
・だるい
・痛がゆい
などと表現されます。
皮膚の表面というよりも、
脚の内側・深部に感じることが多いのも特徴です。
初期は夜だけですが、
進行すると日中にも起こることがあります。
原因は?
現在わかっている主な原因は
• 脳の神経系(特にドパミン系)の機能異常
• 遺伝的要因
• 脳内の鉄分不足
• 自律神経の乱れ
などが関与すると考えられています。
簡単にいうと、
体への刺激に対して脳が過敏に反応している状態
といえます。
改善方法は?
まずは
・ストレッチ
・マッサージ
・軽い運動
などで様子をみます。
改善しない場合は、
• 内服薬(ドパミン系、非ドパミン系)
• 貼付薬
などが処方されます。
日常生活でできること
• 夕方以降のカフェインを控える
• 鉄分を意識した食事をとる
特に鉄分不足は重要です。
必要に応じてフェリチン値の検査をおすすめします。
鍼灸治療という選択肢
むずむず脚症候群に対して、
鍼灸治療は補完療法として有効性が期待されています。
近年の研究では、
• 国際RLS評価尺度(IRLSスコア)の改善
• 夜間症状の頻度・強度の低下
• 睡眠の質の改善
• 薬の使用量減少例
などが報告されています。
鍼灸が作用すると考えられる理由
● ドパミン系への調整作用
鍼刺激が中枢神経に働きかける可能性
● 自律神経の調整
交感神経優位を鎮め、副交感神経を高める
● 下肢の血流改善
深部の不快感を緩和
● 睡眠の質の向上
鎮静作用・メラトニン分泌への影響
実際の施術では、
• 1〜3回で軽減を実感
• 週1回×4〜6回で安定するケースが多い
• 慢性例はメンテナンスが有効
特に、
✔ 冷えが強い
✔ 下肢の緊張が強い
✔ 不眠を伴う
✔ ストレスが強い
このような方は、改善しやすい印象があります。
むずむず脚症候群は、
「気のせい」でも「我慢するもの」でもありません。
放っておくと睡眠の質が下がり、
日中のパフォーマンスにも影響します。
鍼灸治療は
✔ 夜間症状の軽減
✔ 睡眠の質向上
✔ 自律神経の調整
✔ 末梢循環の改善
といった面でサポートできます。
「薬に頼りすぎたくない」
「副作用がつらい」
「ストレスが強い」
そのような方は、一度ご相談ください。
体と脳の過敏さを、やさしく整えていきましょう。
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表参道 Hataki鍼灸院
Hataki Acupuncture clinic
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