今日TVでちょっと見ただけなので、詳しい事は分からないのですが、芥川賞候補の作品の紹介をしていました。
本の名前や作者の名前は分からなかったのですが、内容を紹介していましたので、その内容が気になったのでブログに書いてみます。
その内容は、少し前までの優秀な若者は、一流企業に勤め、タワーマンションに住むことを夢見て頑張ったようですが、近頃の若者は、一流企業もタワーマンションも望まない様で、普通の生活ができればよい、と言うような内容の小説の様です。
日本の若者は、日本の国を信用しない割合が諸外国より多い統計がある事を思い出しました。
私は団塊の世代で、75歳以上です。
あまりにも現在の若者が、違う価値観で生きているのだと思うと、このまま行くとどうなってしまうのかと、気になりました。
徳川家康の言葉を思いだしました。
人生は、重い荷物を車に乗せて、坂道を上る様なものだ、と言う言葉です。
このままでよい、と立ち止まると、坂道ですから坂下に引っ張られるのです。
新たに出現した若者は、この言葉をどう解釈するでしょうか。
普通の生活が良いと思っても、人生は坂道ですから、普通の生活もできないのが、将来ではないでしょうか。
私たちの世代は、それなりに頑張って、年金がかすかすないのです。
私たちと若者の間に、現在日本を引っ張ている人たちがいる訳です。
その人たちが行っている事を観て、若者が夢を持てなくなったのです。
私たちの世代は、若者に影響を与える事はもうできなくなってきていますので、もう一度現役世代に視野を広げて日本の現実を観て、挑戦してもらいたいと思います。
挑戦もできないのなら、私たちの世代から引き継いだ、暗黙の上下関係の意識だけは、捨てて欲しいと思います。
現役世代が挑戦することが、若者世代を変える事になるのだと思います。
又若者も、現状維持はないと思って、積極的な人生を送った方が楽しいと思います。
自分が納得できる人生が送れると思います。