和ジャズ・シーンを代表するテナーサックス・プレイヤー峰厚介。ネイティヴ・サンの時代も含めて、常に日本のジャズ・フュージョン・シーンの表舞台で活躍してきた。私の好きな2枚を紹介したい。
BALANCEZ
峰厚介、大口純一郎、秋山一将 、岡田勉、古澤良治郎
高濃度なライヴ作品。峰の真価は、純即興に根差した自由で獰猛なブロウにある。このライヴの気骨と熱気はまさに理想像のひとつ。ノー・ギミックのこの熱さは、ジャズの本当の悦楽だ。
ライブ・アット・ドルフィー
富樫雅彦、井野信義、峰厚介
1998年4月5日 、横浜 『ドルフィー』におけるライブ録音 。ピアノレス編成のため、テナーサックス峰厚介の素晴らしいブロウを十二分に堪能できる。ベース井野信義も重圧感があり音楽の芯を形成している。
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