「すもう」という日本語は、争い抵抗することを意味する「すまふ」という言葉から生まれたといわれています
古代の「スマヰ」→「すまひ」→「すまふ」→「すもう」と変化したと考えられています。
英語では「sumou(スモウ)」や、「sumou-wredtling(スモウ-レスリング)」と表します。
大相撲をとる人を「力士」といい、「相撲取り」や、「お相撲さん」などとも呼んでいます。
漢字では「相撲」と書きますが、これは中国生まれの言葉なんだそうです
中国語の「相撲(そうばく)」というのは、インドで行われていた相撲に似た競技である「ゴタバラ」を漢字にしたものです。
インドから伝わった仏教の経典を中国語訳するとき、ゴタバラの訳語として「相撲」という語がはじめて使われました。
中国で「相撲」が多く用いられるようになったのは、唐宋以降のことで、はじめは「角觝(かくてい)」という語が使われていたそうです。
しかし、インドのゴタバラと角觝は少し違っていたということで、角觝とは呼ばず、相撲になったのではないかと考えられています。
日本でも、江戸時代には一部で角觝という語が使われていたそうです。
19世紀から20世紀初頭までは「角力」と表記されることが多かったようですが、それらの語はどれも「力比べ」を指すんだそうです