11月9日、下井草のBilly's Bar GOLD STARで、蓮沼ラビィと小林薫のバンド

「空と蓮」の結成ライブをやって来た。最高のライバルでもある小林薫さんと

組むのだから、ソロ対決との三部構成。

 

 

 第一部、蓮沼ラビィ・ソロ。良くも悪くも、自分の今が出たかな。

新曲、「Keep on running」が好評なのは、うれしかった。

 

 

 

 

 第二部、小林薫・ソロ。ライバルとはいえ、私の三倍のキャリアを持つ

小林薫さんは、技術も構成も、やはりうまい。だが、大切なのはそこではなく、

解き放たれたいがために磨いて来た技術。そのひたむきさが伝わって来るから、

好きだ。そして思った。二人は似た者同士であると同時に、相手に欠けている

ものを、自分が持っているのだと。

 

 

 

 

 第三部、空と蓮。そんな二人が組むことで生まれて来るものを目撃して

もらおうと、ステージに立った。空の詩人、小林薫と、泥に咲く花、蓮沼ラビィ。

バンド名を思いつくと同時に生まれた新曲「空と蓮」。息がピッタリ合って、

よし、行ける!と思った。

 

 

 互いのオリジナルに、アフリカの曲も加えた、この日のセットリスト。

 

 1、空と蓮
 2、鎌倉高校前の海で
 3、みつあみの天使
 4、雨になるよ
 5、土
 6、闇の中に香る
 7、酒を飲もう
 8、家でテレビを観ているよりも
 アンコール曲
 9、あたし、淋しいと……

 

 「雨になるよ」と「土」は、私が暮らしたケニアのルオ族ミュージシャンの曲に、

日本語の詩を書き下ろしたもの。二人で試行錯誤を重ね、この形に。

本番で解き放たれ、手応えを感じた。

 

 

 

 「闇の中に香る」と「酒を飲もう」は、小林薫さんの曲。ギターもそんなに弾けず、

コーラスの知識も無い私がどうやって入って行こう、と思った時、アイデアが

生まれた。「闇の中に香る」は、もう一つの物語を作って、小林薫さんに絡んだ。

二人が一本の木になった時、不思議な安らぎを覚えた。

 

 

 

 「家でテレビを観ているよりも」、東日本大震災直後に拾った命で作ったこの曲、

実は隣に人がいると難しいのだが、この日、私はすごく乘った。人馬一体となって

駆けて行く自分を感じて、ああ、相棒になったのだな、と思った。

 

 

 

 観に来てくれたお客さん、店主のビリーさん、応援してくれた皆さん、

そして小林薫さん、本当にありがとう。今度は、共作にも挑戦したいな。

 

 

 次回の空と蓮ライブは、2020年3月15日(日)

下井草・Billy's Bar GOLD STARに決定。

どうぞよろしくお願いします!

 

 

 

Photos by くまさん、博子さん、よしあきさん