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2013-05-19 18:58:30

雅楽と奈良と青春と

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奈良→京都→大阪→奈良と移動してきました。


通常、着物屋さんの仕入れツアーといえば、月あたまと相場は決まっております。

それ以外の期間は商品の貸し出し等もあり、見られる量を一時期に集中させた方が、

売り手買い手双方が合理的というわけです。


そんな中、月半ばに出かけて何をしているんだろうというところですが、それなりに

やることはありまして・・・。


今回は2つのメイン行事があり、その一つが以下のもの。



出身大学で所属していたクラブの30周年奉告祭がありました。

奈良の春日大社社頭にて、しばしの間、絲竹の調べに自身の学生時代を重ねて過ごします。


Facebookの方にも画像を掲載しましたが、こんな感じです。


はすのやにっき-舞楽「迦陵頻」
学生による舞楽「迦陵頻(かりょうびん)」。

元来は子どもの舞で、対になるものに「胡蝶」があります。


はすのやにっき-楽人
学生・OB混成の楽人。

藤色の直垂は、春日大社にちなんだもの。


はすのやにっき-舞楽「納曽利」
舞楽「納曽利(なそり)」

春日舞楽では、一人舞を納曽利、二人舞を落蹲(らくそん)と言います。



奈良は第二の故郷でもあり、かけがえの無い時間そのもの。

思いを込めて社頭に立ちました。



夜は奈良ホテルにて祝賀会があり、同じ時間を過ごしたOB同士、

先生方と素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

(みんなそれぞれ、色々あります)


はすのやにっき-18代になります


明けて本日、JR奈良駅から大和路快速で大阪へ。

車窓から見える奈良盆地・斑鳩を眺めながら、不意にジッタリンジンの

「コスモス」の歌詞が頭をよぎって、妙にセンチメンタルになったり。


季節は夏に向かおうというのに。



雅楽に触れ、着物を着始め、恋をした奈良。

思い新たに、前を向いて進んでいきたいと思います!


ちなみに今回は、染の袷に袴姿でございました。

また、太物暮らしに戻ります。


よくある質問→楽器は?「笙」 舞は?「左」 絃は?「琵琶」

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2013-04-02 23:25:45

そして東京

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ただいま東京に潜伏中です。


バッタバタの年度末を乗り切り、4日から吉祥寺で開催する「木綿展」の荷物も搬出を終え、

とりあえず人間が一人、先に上京したというところ。先ほどカレーうどんを食べました。


6年目の木綿展。


・・・ご期待ください☆


まだご覧になったことのない方は、是非。




では、また潜伏します。

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2013-03-06 15:32:59

指宿(いぶすき)着物旅

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本日は父方の祖母の米寿祝で、鹿児島県指宿市に来ております。


晴天に恵まれ、爛漫の春を迎える寸前の鹿児島は、どこもかしこも煌めいた姿。


早々に宿に入りましたが、玄関にてお出迎えいただいたスタッフの方は、素敵な着物姿。

働きやすいようにスッキリとまとめられた着姿は、美しいものでした。


必要に足るだけの丈、あくまでも機能的な裄の長さ。

働く者の着物からは、普段づかいのヒントが数多く見てとられます。



さて、今回お邪魔しているのは「白水館」さん。

指宿を代表する老舗旅館として、永い間多くの方に癒しを提供されています。


指宿を旅の先として選んだのは、転勤族であった父の父、彼に伴われ南九州を転々と

巡った、父家族の思い出の土地だからです。


一昨年は、社外研修の意味合いもあり、同じく暮らしていた種子島で伝統工芸である

種子鋏や種子包丁を見てきました。

そういうこともあって、染織こだま社内で使用されるハサミは、種子鋏というわけです。

この切れ味たるや、和裁をされる方には是非味わっていただきたい逸品でした。


そんなこんなの南九州旅行ですが、指宿と言えば温泉。

今回は工芸ではなく、旅文化・湯文化について思いを巡らせる時間となるでしょう。


温泉浴衣についても、そこから得られる新たな知見があるはずと楽しみにしています。



僕は着物を語る時に、つまり衣文化について考えるときに、合わせて食文化や住まい

それ、地域のことや人のこと、なるべく広範な相互作用や影響について考えるように

しています。

それは、それぞれの成り立ちやこれからの発展に、それぞれが持つ要素や背景が色

く関係しあっていると考えるからです。


だから日々の暮らしも、こうして出かけているときも、受ける感銘や学ぶことのボリューム

はかなりのもの。そのどれもが自分の血肉となっていく感じ。


これらはきっと、着物のことを誰かにお伝えする際に、たとえ話や経験談として生かされ

ることでしょう。なんでも、やってみることなのです。


そしてそれは、誰にでも出来ること。

そしてこのウェブ社会、誰とでも共有できる可能性を秘めています。


家庭で伝承されてきながら、現在はどこかで学ばなければならなくなった着物にまつわる

多くのことも、そうした共有や共感で新たな広がりを持つことが期待できます。



はっきり言って「遊びの旅行」ですが、持って帰られるものは多そうです。


あ、そうそう。

お宿の白水館に隣接する薩摩伝承館 。これが一つの見どころ。

やっぱり工芸や歴史から離れられない身としては、とても楽しみにしている場所です。


海山の風景に癒され、温泉を味わいながら、お隣鹿児島の文物を学んで来ようと思います。


染織こだまのどこに生かされてくるか、またご期待ください☆




写真も色々撮ってます。それはまた!

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2013-03-02 19:41:00

京都を歩いた2日間は

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ただ今、大阪空港(伊丹空港)におります。飛行機の出るまでにあれこれと。


先日書きました通り、月初の問屋さんやメーカーさんは月イチの催事状態。

あちこちに行ってきましたが、なかなか時間が足りないものですね。

欲張ったか、全ての行きたかった会社さんを回りきることはできませんでしたOTZ


ともあれ、行けばなにがしかの収穫はあるもので、あ、もちろん収穫だと

思えるような姿勢で臨むわけですが、また少し引出しが増えたと思います。


うちは地方の小さな家業店で、ジャンルは呉服太物商ということになります。

太物の取り扱いはまずまず手厚いのですが、それで完結しているわけではありません。


はすのやにっき-こういうものもしっかりと見て


個人的には友禅、加賀の穏やかなもの、京の麗々しいもの、両方好きですが、これもかなりの

数を見ることが叶いました。(太物屋の顔しか知らない方には意外な感じですか?)

地方都市の中で、呉服屋として堅実に強いのは、やはりごくスタンダードなスタイル。

その中でどう着物による幸せを発信していけるかは、小さな店では創意工夫と努力、

着物への惜しみない愛と、お客様の満足を考え実行していくことに尽きるでしょう。


悩みながらも、ひたむきにやるしかないわけです。



さて、いずこの街に行った時も、その土地の味と縁遠いのは勿体なく・・・。

その土地の方と顔を合わせて笑いあえることは、大変幸福なこと。

両方を一度にやると、「宴会」が待っているというわけです。


取引先と一緒に盛り場へ― ・・なんて時代もあったみたいですが、それは僕らに

とってはもう、霞のかかった伝説でしかありません。


はすのやにっき-夜は例によって宴会の部

今回は、京都大丸のちょい北、「さかえ庵 」さんへ。

こちらの飲み放題は、焼酎・清酒ともにすごいレパートリーがあり、

いける口の方には一度足を運んでいただきたいところでした。


京都に敬意を表し、乾杯も地酒で。



そして、一次会で解散し、僕の足は錦市場と逆方向、西へと向かいます。

それなりに酔っており、「ここどこっ!」ってなりつつも、仏さまの導きか、

無事に友人との待ち合わせの「京都 坊主バー」にたどり着きました。


リアル僧侶がマスター。さすが真宗はすごいや。


一般的なバーの観点から見ても、高い水準にあるのではないかと思われます。


はすのやにっき-そして坊主バーへと導かれ


友人は、以前地元の大学で先生をしており、仕事を移って京都の大学で教鞭を。

経済の話題も、やさしく楽しく話してくれるので有難い存在。


久々に再会できて幸せでした。


はすのやにっき-旨いウイスキーのハイボールは旨い

最後の画像は京都のウイスキー。

ハイボールをどう飲むか(どの銘柄をベースにつくるか)で悩んだところ、マスターからの

提案でいただきました。

11年熟成ものは、スモーキーな風味で、酔った舌にも確かな旨みが感じられます。



そして、2日目の今日は、とにかくよく歩きました。

よく商品を見て、触って、説明を伺うことが出来ました。


これらは確実に、お客様に還元されることです。

だから、僕は出不精ではなくて本当に良かったと思うトコロです。



一路宮崎へと帰り、明日は早出して業務。

そのまま件のテレビ番組の収録があります。


何を理想とし、何を信じ、どうやってきたか、そしてこれからどうしていくのか。

企業人としてストレートに問いかけを受けるとのことですが、座右の銘(?)信条は

「(笑)」・・・ではなく、「笑い」です。これは目指すべき染織こだまの姿ですね。


なかなかバタバタのスケジュールですが、年度末も笑って過ごせますように。




そういえば京都では雪が。滅多に見られないものを見た思いです。

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2013-01-14 13:10:16

臼杵にて

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臼杵と言えば、国宝の石仏で著名な大分県南東部の市です。


思い浮かぶ名物は、ふぐ・しょうゆ・城下町というところ。


ふぐに関しては、大分人の中では、有名産地の半額位で同等品が食べられるといいます。

異様に美味しい鮮魚の佐伯・蒲江、少し北上して佐賀関の関サバ関アジ。


大分県の魚天国っぷりは素晴らしい。


かぼすも大分を象徴する食べ物ですが、近年ぐいぐいと人気が上昇しているのは唐揚げと

とり天ですね。鶏肉生産県としては、隣県が日本一の鶏肉消費地というのは有難いこと。


さて、そんな今日は有給を使って臼杵に来ております。


三方を山、一方を海に囲まれた宮崎は、積極的に外に出て行かないと、その輪の中でしか

学ぶ機会を得にくいという一面があります。

(※一方で、その環境の中で十分円満に生きられますと補足)


そんなこともあり、時間を作ってはなるべくよそに出かけて、その空気に触れるということを

していきます。


太物屋な染織こだまですが、当然太物だけで完結する着物人生でもなく、そういう意味では

柔らか物を着て、触れてということもなるべく心がけるようにしております。



やっていることは、何と言いますか「観光」そのものなのですが、これが楽しい。


明日は、久々に漁業研修で島に渡ります。

釣り仕様な着物姿も、お見せできるのではないでしょうか。




にしても、ふぐ食べたいな

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2012-11-22 19:29:43

愛媛で木綿展

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四国で初開催となる「木綿展」初日でございます。


20日火曜日の営業終了後、約4時間かけて一路、大分の臼杵へ。

日付変わって最初の便に乗り込み、八幡浜へとカーフェリー。


午前3時を過ぎ、八幡浜港を出発。徳島へ。


3時間半ほど走り、夜明けの徳島。

広く大きな吉野川に感動。大淀川も立派な川だけど、これは素晴らしい。


朝食(朝カレー)をとり、眉山に登る。


徳島を流れる大小の川に心を打たれ、曇り空ながら遥かに見渡す紀伊半島や中国地方。

阿波踊り会館で二拍子のおもしろさに触れ、ふと置いてあったチラシに「歴史の真実では、

出雲・日向の神話は、すべて徳島が舞台だったという記述を見つけてびっくり。


徳島ラーメンや地鶏に舌鼓。そして引き換えし松山に。

高松道経由も考えたけど、やっぱり徳島道でどんどこどん。


両親は道後温泉へ。僕はぶらりと市街地散歩。

ちょっと郊外の大型ショッピングモールと、お城の下から延々と続く商店街を観察。

呉服屋さんが6軒、レンタル着物屋さんが2軒、リサイクル着物屋さんが1軒。


そうそう、伊予かすり会館にも行きましたよ。大体わかった。


夜は独り、なか卯で牛丼(寂し…)。

そして、発泡酒を手に宿に。


いやいや、よく動きました。親父殿と交代で運転だったのですが、疲れました☆


ここまでは前日21日の出来事。



22日、ここからがいよいよ「木綿展」でございます!

朝からバタバタと搬入。

会場の松山市総合コミュニティセンターは立派な施設でした。


若い男性や熟年のご夫婦などなど、じっくり見て、じっくりふれて、

ワイワイと時間が過ぎていきます。


と、そんなこんなで、初日でした。



え?木綿展の記述が少ないですか?

いや、旅が楽しくて。


松山、良いところですねぇ。



木綿展の展開とその進化版についても、家族で話が出来たことですし、

今後が楽しみです。




木綿着物が広く認識され、活用されている城下町ってどの位あるんだろう?

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2012-10-25 17:45:01

鎌倉と武蔵小杉の旅2012

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川崎市・武蔵小杉で開催しました「木綿展」。そのあたりの様子を。


開催前々日の最終便で神奈川に入り、関内の小さな中華料理屋に。

翌日、鎌倉市役所へ。


用事を済ませ、念願の生シラス丼を食べに行きました。


はすのやにっき-鎌倉市役所


はすのやにっき-生シラス丼


鶴岡八幡宮には夕方お参りすることに決め、一路「江ノ電」。


はすのやにっき-江ノ電

久々に洋服姿を披露してみたり。


はすのやにっき-久々の洋服姿

今回は、初心者向けの鎌倉観光ということで、長谷寺→高徳院→鶴岡八幡宮コース。

長谷寺では、特別展も開催されており、「紅葉の時期は綺麗だろうなぁ」などと思いつつ、

たっぷりとお参りしてきました。


はすのやにっき-高徳院の阿弥陀如来坐像

ついにお会いできましたね。阿弥陀様。

盧舎那仏の威容は何度も拝んでいましたが、阿弥陀様もかっこよかったです。


はすのやにっき-ジャヤワルデネ氏の碑

「日本の恩人」ジャヤワルデネ氏。

戦後、各国による分割統治案すら提案されていた日本の独立を守る演説は、

彼のスリランカにおける治世の評価とは別に、受けた恩は忘れてはなりませんね。


はすのやにっき-人はただ愛によってのみ

コノヤローと思うことも多い世の中ですが、愛を取り戻せです。


はすのやにっき-クルックーな八幡様

鎌倉駅に戻り、参道の店々を覗きながら八幡様へ。

途中、漬物を御土産に買い、参拝。

鳩サブレって、おいしいですよね。


はすのやにっき-鶴岡八幡宮

青・丹、ともに麗々しいお宮でした。

八幡神は、宇佐から大和まで出かけたり、自らが戦場に

降臨して戦闘に参加されるなど、実にアクティブな神様です。



はすのやにっき-木綿展会場 京楽座「桜並木のアトリエ」

翌日、10:00に会場を開錠。ここ「桜並木のアトリエ」で木綿展が開催されました。

初日はガッツリ雨模様でしたが、大勢にお越しいただき、ありがたかったです。


はすのやにっき-木綿展会場の様子

「木綿展」会場内部。

普段は演劇の稽古場です。

同展史上もっとも迷子を出してしまったような気も。

JR駅の複雑性にもっと心を砕くべきでした・・・。


でも、タクシーに会場の住所を伝えて、○田さんちに着いてしまった友人はちょっとw


はすのやにっき

絣をピックアップ。

左から久留米絣・薩摩絣・備後絣・弓浜絣。

この美しさを、もっと多くの方々に知っていただきたいと願っています。


はすのやにっき-木綿展「宴会の部」

そして、名物「宴会の部」。

20名で、岩手出身の方のお店「でくのぼう 」さんを楽しみました。


次回から宴会の部を「シンポジウム」というタイトルに変えたいという社長。

うーむ。

混乱するだろうなぁ。

演題じゃなしに、宴題を設けてやり合うのか。



12月は、野暮用で上京するのですが、男子会および女子会の計画が持ち上がりましたね。

引き続き楽しみでございます。


さて、そんな旅だったわけですが、次は愛媛県へ

そちらで年内の出張展は〆となります。


今年もあちこちに旅をしましたね。

来年も続けて参りましょう。


染織こだまでは、木綿展開催地リクエストを受け付けております。



さて、明日は、高校で職業講座の講師です。

足を運んだ各地での着物シーンを、ワクワクしながら伝えられたらと思います。



来年の出張展計画もたてにゃぁ

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2010-12-19 18:48:20

せとうちグルメツアー

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重い話を書いたので、箸休め。


1週間あまり旅に出ていました。


宮崎→フェリー→大阪→宇治茶→京都


ここから始まった旅行ですが、瀬戸内海沿岸のうまいものを色々といただきました。

折を見てそのあたりのことも書いてみたいと思います。


そして、「こんな街があったんだ」「こういう名物があるのだね」と思っていただけたら

幸いです。


グルメツアーのちょこちょこ記録なのですが、後から少しだけ着物話に繋がりますので、

そちらもお楽しみに☆




年間50日くらい宮崎にいない計算だったなぁ、今年

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木綿着物!染織こだまS  児玉健作


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2010-03-04 19:29:32

宝来講千秋楽の旅00

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奈良大学 文学部史学科 鎌田研究室の実験歴史学「宝来伊勢講」。人呼んで「宝来講」…。


25回を迎え、一つのシーズンを終えました。

これからは25年間の総括として、記念誌の作成などに入られるとのことでした。


ご縁がありまして、22回・24回・25回と一般枠で参加させていただきました。

僕自身、鎌田ゼミ以前に史学科に在籍していたわけでもありませんし、卒業後に随分経ってから

こちらの研究活動に注目することになった次第で、現役やOBの皆さんがここまで繋げて下さった

ことに心から敬意と感謝を捧げます。


始めることにも、それを続けることにも多大なエネルギーを要します。

そして、ゼミ生は年々新陳代謝を繰り返し、一度たりとも同じ年、同じ時間はありません。


最初の人、である樋口先輩や諸先輩の残してくださった伝統や、受け継がれてきたものの中に、

ほんの少しでも自分の足跡を付けさせていただいた感動は、言葉に変えがたいものがあります。


いま宮崎に戻り、日々の業務に身を投じる中で、昨日までのことがまるで夢のように感じられます。



江戸後期の伊勢参宮を、文献を参考にすることに加え、実地調査も加えた考証を元に研究を進め

る「宝来講」のスタイルは、大学の名物であり今や街道沿いの皆さんに広く深く愛していただいた

ものでした。そのことも、学生同士の助け合いも、かけがえの無い時間。


ですから、旅の中、宝来町や山陵町に帰ってきた時に「泣ける」ことはとても貴重な経験です。


まさに万感の思い。ここに、ありったけの思いを込めて、皆さんにありがとう。心から。



今後、宝来講を通した一連の流れが大団円を迎えた後に、誰かが伊勢本街道を歩く旅を設けた

としても、鎌田先生と学生諸氏とOBや一般の皆さん、迎え、もてなして下さった皆さんとともに

作り上げられていった「宝来講」ではあり得ません。


地域振興や、経済のため、知的好奇心の満足のために行われるいずれも、あの一瞬ではない。

もちろん、それらは「お伊勢さん」がそこにある限り誰かが憧れ志すものですから、システマティック

な、ある意味で高い完成度のツアーは生まれてくると思います。


そしてそれを待ち望んでいる人が、少なくないこともまた確か。

自分も関わっていくことがあるかも知れませんが、心の中でもきちんと整理し、分けて、臨みます。



残念ながら、大切な仕事で2日目の一部を同道できませんでしたが、旅の模様をTwitterで実況

しながら歩きました。

本当に自分がこの道中ツイートを見ていただきたい、歴代の諸OB方と同じ一瞬ではもちろんあ

りませんが、当時を懐かしく振り返るきっかけとなりましたら幸いです。

そして、願わくば鎌田先生の元気なお姿に会いにお運下さいませ。


宝来講千秋楽実況  ※時系列は新しい順です。Twitter混雑時は過去のものが開けません。


なるべく実況には主観を込めていませんが、あれ?と思う点がありましたらお声掛け下さい。

また、各日のことはこちらのブログにて綴ってまいりたいと思います。


報道記事 朝日新聞  読売新聞




あ、日の出峠でふんどし着けましたよ

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2010-02-04 11:29:00

黄楊櫛ひとつと九州ひとり旅、山の暮らしへの憧れとともに

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昨日は鹿児島県の指宿(いぶすき)に、薩摩黄楊の櫛を求めて伺ってきました。


黄楊、柘植、ツゲ。


繊細な仕上げによって生み出される黄楊櫛は、しなやかな黒髪とともに一つの憧れです。

椿油で手入れをしながら使い手と一緒に育っていくその存在は、以前から気になっていました。


機会を得てようやく手にすることが叶いましたが、やはり知識と実際では相当に開きがあります。

艶、手触り、髪通りの良さ。

着物と同じく「使うこと」で初めて知ることが出来るものだと感じました。


手の届く範囲ではありますが、このような手仕事にもっと触れてみたい。

それらを通して、自分の仕事の命題にも思いを致したい、そう感じたところです。



指宿を観光し、噴煙上がる桜島を眺め、鹿児島市内を通り、鹿児島インターから高速道路へ。


さらに熊本市を抜け阿蘇へ。

雄大な山並みを眺めながら、普段住んでいる宮崎平野との気候の違いを肌で感じました。


日本的でありながら日本的ではない雰囲気を持つ阿蘇。

近在の温泉群と相まって、九州を代表する観光地の一つです。



帰り道、阿蘇から高森に出て高千穂に至るのですが、押し迫るような山々の斜面を開き、

段々畑が随所に見られます。


平地と違い、耕作出来る土地にも制限が生まれる山間部。

作付け面積がそのまま経済的な成果の部分と関わるのはもちろん、機械を入れるにも

簡単ではない場所があります。


いつの頃からか、強烈に憧れを抱くようになった宮崎の山。

いずれは居を構えたいという思いもあります。


両親ともに、それぞれ3代以上前には山の民であったと言われる家系なのですが、今に

なってそこに抑え切られない憧憬を感じるのは、血のなせる業でしょうか。

海に向かう父と山に向かう息子、人もモノも、流転していくものだと感じてもいます。



翻って、薩摩の黄楊櫛です。

その土地のものには、その土地で成立するための必然がある、黄楊製作所の主の思い

として紹介されていました。


伝統技術に新たな息吹を吹き込むと同時に、今の世の中にそれがある必然を、僕らも

また思い描いていかなければならないのでしょう。



薩摩半島の遥か海と桜島の存在感、阿蘇の雄大さ、高千穂の実直で荘厳な山の暮らし。

意義のある休みを過ごせた一日。



宮崎の家に戻って、あらためて黄楊櫛を手に取ります。

なめらかさ、キメの細やかさ、やさしく馴染む感覚があります。


いつかそんな黄楊櫛を贈る誰かがいればいい。

そんなことにまで思いを馳せた夜でした。




ある図柄を彫って欲しいと思いながら今手元にあるものは無地の男櫛

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