はすのやにっき -141ページ目
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2007-03-24 11:45:41

着物のサイトをちょい振り返り

テーマ:着物

2000年、インターネットが一般に普及し始めた頃。

普段着の着物もまた、広がりを見せ始めていました。


日本の服飾の中で、今やマイノリティともいえる地位まで後退して

しまった「和服」でしたが、全国に点々と散らばるキモノファンの結

びつきがインターネットというツールによって形作られてきたのも、

不思議な縁というものでしょう。


で、自分が着物を衣服の選択肢に入れたのも当時からですが、

その頃はとにかく情報の絶対量が少なく(それ以前に探そうとした

人はもう泣きたくなったはず)、幾つかの着物ファンのサイト

むさぼるように情報を集めたものでした。

男のきもの指南  隼的日記(現隼的きものスタイル研究所)

  悟雀の部屋  yahoo掲示板 等

 

何せ、聞きに行こうと思っても呉服屋さんは欲しい情報を持ってい

なかった。或いは聞くに聞けないこっぱずかしさがあったんです。

その代わりに、本当にたくさんの着物ファンに色々教えてもらった

り可愛がってもらったり・・・、インターネットで出会った方々によって

「楽しい着物」の観念は決定的になりました。


貧乏大学生の身としては、いかに安く着るかがすべてでした。リサ

イクルの50円のウール着物がどれほどありがたかったか。

もう既にその店も、当時からすれば30倍の価格に高騰しています。

それは、ひとえに「売れる」から。すなわち着る人が増えたからだと

思います。リサイクル着物も、「アンティーク」という巨大なエネル

ギーにより


さて、自分が今「キモノ屋さん」になっていくにあたり、忘れてはなら

ない存在があります。兵庫県は西宮市の「染織工房 勝部 」さん。

ここで学び、得たものが自分の原点の大きな部分を占めています。

何せ「アウトロー」の看板を掲げているこのお店。こうあらねばなら

ない、という押付けの観念を破壊してくれた点は感謝し足りません。

また、ここを通して知ったキモノの先輩方も素晴らしいキャラの持

ち主でした。


まだまだ思うが侭、天衣無縫に振舞えるまでは道遠しの感があり

ますが、楽しいキモノライフを過ごしていくことが出来て幸せです。

2007-03-23 12:03:21

チキン南蛮と炭火焼について

テーマ:雑談

宮崎人が県外に出て、割とすぐ不満に思うこと。

本物の

「チキン南蛮」「地鶏の炭火焼」

に出会えないこと。


×唐揚げを甘酢に漬け込んだもの。

×唐揚げにタルタルソースをかけたもの。

×唐揚を甘酢に漬け込み、タルタルソースをかけたもの。


×真空パックのやたら固い炭火焼。

×単に鶏を炭火で焼いたもの。

「偽物 チキン南蛮」などで検索をかけるとよくわかる。


とくに県外でチキン南蛮の看板やメニューを見つけて喜び

勇んで注文すると、「ガッカリ」することが多い。

いくら憤ってみても味が変わらないことが現実だ。

学生時代、偽南蛮を本物だと思って評価を下す友人に、

「こりゃ違うんじゃ」ち何度説明したこつかね。


同様に「地鶏の炭火焼」にしても、宮崎で焼酎をクイッとや

りながら、食べるあのジューシーで柔らかくまた香ばしく、

奥行きのある味わいには及ばないことが多い。


知事(東国原)がPRするパックの地鶏は、今のところ味わ

いについて限界があるように思えてならない。東ブームで

宮崎の炭火焼がドンドン売れるのは大歓迎だが、お買い上

げいただいた多くの方が「へー、これが炭火焼。こんなもん

か?」という感想を抱かれることが怖くてならない。


やっぱりですね、宮崎に足を運んでいただいて、なるべくラ

イブ感覚で味わって欲しいです。やっぱり本当に美味しい

ものは生産の現場により近いところに行かないと食べられ

ないのかな。いつでもご案内しますよ!


ああ、おなか空いてきた。鶏食べたいなー。

2007-03-22 10:49:16

宝来講に学ぶ その1

テーマ:

実験歴史学「宝来講」

奈良大学鎌田研究室発の歴史学だ。奈良大学史学科HP


現代において、なるべく当時の道当時の感覚に近づけながら旅をする

という過程によって、先人の実態を明らかにしていこうというもの。

プレゼミである2回生から4回生を中心に、あらゆることが学生の手に

よって計画・遂行されるこの試みは今年で22回目。


宝来講01

奈良から伊勢までの約140kmを4泊5日の行程で歩く。

江戸期に数ある講の中から最もメジャーな巡礼の旅が伊勢講だ。

そこに今回、宮崎から足を延ばして身をおいてみた。

毎年大変な応募が集中する一般参加の枠に何とかすべり込めたのは

本当に幸運だった。


宝来講02

さて、旅の基本は徒歩にあると思い始めて1年余りが過ぎた。

人は人の動く速さ以上の旅は、体感として捉えきれないのではないか、

と思ったのがきっかけ。より早くより遠くの旅行形態に飽き足らなくなっ

たのだ。

より遅くより遠くという感覚は、今やスローツーリズムともいえる。

準備から帰着までの間は決してのんびりしたものではないが、それは

どの旅行でも同じだろう。ようはその旅の密度の問題なのだ。

朝目覚め、夕方に宿に到着し慌しく次の日への準備や食事などの準備

をする。その一つ一つが何とも楽しいのだ。


旅の醍醐味は移動の過程にある。それを実感するのが徒歩旅だ。

江戸の再現ということで、和服を身につけて道中を過ごす班があったの

だが、初めて手にした着物を皆すばやくまとって活動する姿は、埋もれ

てしまいがちな「着物の可能性」を甦らせてくれるものだった。

徒歩旅がスローツーリズムならば、正に着物はスローウェア。

相乗する組み合わせに、旅の楽しさもひとしおというものだろう。


時速1里の歩き旅

この成果を宮崎に持ち帰って、神話伝承と豊かな自然に囲まれた環境

をゆっくり見てまわりたい。


宝来講09

2007-03-21 13:10:31

綾のこと

テーマ:雑談

着物のブログ、と書きながら違うこともいっぱい書いていこうと思います。

すべてはリンクしているのですから。


さて、地元のことを書いていくのもいいかなと思います。

宮崎県東諸県郡綾町(みやざきけん ひがしもろかたぐん あやちょう)。

照葉樹林都市という冠で、全国からの熱いまなざしを受けている町です。

僕の住む宮崎市から西へ40分くらい。水と森のきれいな土地が印象的。


限りなく無農薬に近い減農薬の、野菜や米などの農産品の栽培に努力

される方、手工芸品を志向される方が多いことも大きな特徴です。


「限りなく無農薬に近い減農薬の、野菜や米などの」と書いていますが、

完全無農薬でしょ?と言われることがままあります。

これについて説明すると、ごく微量とはいえ土壌・水・空気中に残留農

薬が無いわけではない、ということです。

また、農薬を使わないことは理想ではありますが、もしそれを強制する

のであれば、その農家に対しては確実な保障すら求められるでしょう。

それほど減農薬への努力は大変なものです。


安易に無農薬を語ることと、農薬を使わないという意味で無農薬という

言葉を使うのには大きな隔たりがあるということです。


冒頭で触れた照葉樹林都市、これは雲のように盛り上がった広葉樹の

森林が原型に近い形で残されているという、今の日本ではほとんど見

られることの無くなった景色です。

この町ではそれを守ろう、そしてさらに復元を続けようという計画を行っ

ていることも是非知っておきたいことでしょう。

今後100年先を見通して続くプロジェクト、子どもや孫に贈ることの出

来るこれ以上はない財産かもしれません。

願わくば、それが更に広域で展開されるよう。


母の胸に抱かれるように照葉樹に守られた綾。

綾から山をひとつ越えた先に寒川(さぶかわ)集落は「ありました」。

綾と同じように、豊かな照葉樹の懐に抱えられながら、かえりみられる

こと無く400年余の歴史に幕を降ろさざるを得なかった、涙があります。



気づいていれば、守れたかもしれない集落。

豊かな森と共に、満ち足りた暮らしを手に入れる。


照葉樹林の里「寒川」


山肌に息づいた石垣の集落群。

椎葉の十根川集落の如く、国の重要伝建保存地区に選定されていた

かもしれない。


山の暮らしを維持する守り人無くして、営々と続く森林の涵養は無い

はずなのに。

願わくば、綾の冠を外し照葉樹林の島としての九州を残してほしい。

輝く綾に目を奪われるあまり、その影に人は気づかない。


僕は何が、していけるだろう。

2007-03-20 16:22:32

ブログ開始

テーマ:ブログ

改めてブログをはじめました。

考えていること、思いついたことを忘れないよう、また思い出せるように。

好奇心こそが未来へと進むエネルギー、知恵そのものが未来への船と

信じて歩いていこう。

思ったことになるべくブレーキをかけずに綴っていけたらいいと思います。



踏み出す20代 踏み込む30代 をイメージ。

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