言葉の発達が姉のしぃちゃんよりも随分と遅い2歳8ヶ月のことちゃんだが、ここへ来てようやく会話がだいぶ成り立つようになってきて日々楽しい。ついこの間はスーパーでマニキュアの4色セットのパッケージを手にもち「Cool!」などと英語で感想を述べていた。また、素晴らしく良いタイミングで「Oh my God!!」などと言ったりするが、常にヒロに髪をおかっぱに切り揃えられたこけしみたいなことちゃんがそんな事を言うとなかなか面白い。


日本語はと言うと、もちろん英語よりもずっとずっと達者だが、何かと発音がおかしい。

トンボは「とーぼん」。

りんごは「りんうぉん」。

電車は「でーしゃん」。

ピンクは「ピークン」。

こんなふうに何でも「ん」で終わらせたがる傾向が強い。


また「き」がいつまで経っても「ち」になるので、「嫌い」は「ちらい」とか「キラキラ」が「ちらちら」とか「ひこうき」は「しこうち」になり、「好き」はなんでか「しち」と言うので始めは何のことやら分からないかった。「こっこ、こりしち!(こと、これ好き!)」と、こんな感じだったのだから分からなくても仕方あるまい。


ついこの前まで「バナナ」を「だまま」と言っていたが、最近きちんと言えるようになった。

他にも「うどん」は「うぼん」だし「パジャマ」は「ジャジャマ」だし「いちご」は「うちご」と微妙に間違えている。


あ~~~~、2歳児のおしゃべりって可愛いなぁ~~~と毎日幸せな気持ちになる今日この頃だ。

もう、しぃちゃんくらいになると日本語だろうと英語だろうと文句を言ったり口答えしたりする時は、本当に子憎たらしいのだ。腹が立って「何さ~!!ばか~~~!」と叫びたくなる。そんな時ことちゃんに「こと、コーシー飲みたいの。」などと話しかけられると一瞬で癒される。これでことちゃんも生意気になったら、私は誰に癒されればいいのだろうか、、。