一昨年の12月にキヤノンR5を手に入れてから業務に使っているニコンP1000の二台でしたが、八丈島撮影キャンプの際にキャノンR10をサブ機として、またGoProblackminiあわせて購入しました。三脚も大小二脚用意しての万全の準備をしました。いつの間にか交換レンズも6本になり、これを「レンズ沼」というのかと思うこの頃です。

 

 「膵臓がん」手術後の二回目の余命宣告を受ける前までは、カメラは業務用のニコンP1000と日常はiPhoneで十分、海外旅行などに行く際は、場所によってGRなどコンデジを買っていくというスタイルで、いわゆる「JPEGの撮って出し」だったのですが、R5を手に入れてからはカメラが映し出した映像を自分で感じたものに近づけるということが出来るということに改めて気がつきました。

 

 また、プロの写真家は、自分の撮影スタイルをしっかりと確立していて、そのスタイルは写真家ごとで大きく異なるものであることもわかりました。いわゆるプロ機と呼ばれるカメラは、それらの多様な要望に応えられる機能を持っています。

 

 一方で、スマホのカメラ機能の向上は日進月歩で、iPhoneなどは、同じ機種でもファームアップを繰り返す度にきれいな「絵」になっているように思えます。

 

 結論的には、日常の記録であればスマホのカメラで必要十分で、自分なりの絵作りをして楽しんだり、プロの写真家のような「作品」を撮りたい場合や望遠レンズで野鳥などを撮影したい場合には、ミラーレス一眼が必要になってきます。 

 

 私自身のパリ百万歩写真展では「JPEG撮って出し」の写真で、フィルム会社に色味などを調整してもらいましたが、今はもう少し自分で「作品」に仕上げることが出来るのではと思っています。

 

 今は、何とか二回目の個展を開催したいと思っています。

 

《続く》