20年前に横浜から都心に移り住んできたのですが、今は樹木も大きく育ち、お庭の桜の開花が楽しみな毎日です。4年前に体調不良で検査入院し、すい臓がんの可能性が高いことや、手術しなければ余命半年の可能性が高いことを告げられるなど、精神的にも肉体的にも厳しい時期が続きましたが、毎年この時期の桜を見ることで生きる元気をもらっています。

 

 一昨年末の「転移なら半年かも」という余命宣告を受けてからは、その日その日を精一杯生きようと思い、「前向き人生」で

これまでできなかったことに挑戦していこうと決めて、ゴルフのスイング改造や写真も基礎からやり直してきました。約一年たちましたが、ゴルフに関しては手術前のレベルにかなり近づきつつあります。スイング改造と3年間毎日素振りを続けてきた成果が出てきつつあります。写真はこれまで大聖堂写真展などの個展を開催したものの自分では納得いかなかった部分が多かったのですが、日本で超一流の写真家の指導を受けたことや最新のカメラやレンズのおかげでプロの写真家としてやっていけそうなレベルにまで達した気がしています。

 

 仕事も再開したいのですが、やはり周りへの迷惑を考えると一年単位での事業計画とならざるを得ません。また、報酬も成功報酬で、ボランティア的な仕事が中心になりそうです。

 

 この時期に、なぜかすい臓がんの生存確率が発表され、その数字を見るたびに気分が落ち込むのですが、そんな時はお庭の桜を見て来年もまた見れるようにと祈っています。もちろん、近所の「烏森神社」でがん封じのお参りを欠かすことはありません。

 

 今日明日はお花見日和、本人の元気がないのが周りや家族にも影響が大きいので、これからも「笑顔」で元気に生きていきたいと思う今日この頃です。今日は先日の検査入院の全快祝いパーティーです。今は仲間と笑顔でお酒を酌み交わすというのが一番の「薬」になっています。

 

満開のオオシマザクラ