ランニングドリルって具体的にどんなものかと言えば、
いちばん分かりやすいのは腿上げです。
両足をタッタッタッタと速く上げ下ろしするアレです。
基本中の基本。
近年は各地に小学生の陸上クラブみたいなのもたくさんできましたが、
よくよく見ていると、ドリル系のトレーニングを徹底しているようです。
実業団や大学生、高校生のトップクラスの選手の練習と遭遇することがよくあるのですが、
本当に基本をしっかり、徹底してやっています。
ドリルに時間をかけるというのは鉄則です。
アフリカ勢だってやっています。
市民ランナーの中には最初からドリルなんか目もくれないどころか全く知らない
人も珍しくないです。
ドリルは決して儀式ではなく、きちんとした目的と効果があります。
走るのに必要な技術の獲得と筋力(筋持久力)の向上です。
走り込むだけでもそれは獲得できないというわけではありませんが、
効果・効率がケタ違うそうです。