歌声喫茶の東松島公演 オフショット | 橋本志穂の部屋

歌声喫茶の東松島公演 オフショット

足湯入ったりの、、オフショット編です。

歌声喫茶の東松島公演を終えた私たちは、

津波の被害に遭った地域の復興状況を説明してもらうべく、
宮戸島へ〜。

地図で見てみましょう。

宮城県仙台市から、車で1時間くらい走った
東松島市の、小さいとったんの島々があるとこ。

島と言っても、100メートル無いくらいの
こんな短い橋を渡るだけなので、
島って感じはしません。




途中、海水浴場だった付近をずっと走ります。
日本でも、有名な海水浴場だったそうですが
津波の被害に遭い、
現在は遊泳も禁止。



高い防波堤の工事をしています。
車の左右に堤防があるのです。
二重の堤防を作り、
二度と津波の被害に遭わないよう、
工事が進められています。


工事現場で「地図に残る仕事」ーという看板?をみて
ジーンときました。
上の写真です。



防波堤の向こうには多くの重機が見えます。


新しい地図に残る復興の作業、
頑張ってください。



美しかった海水浴場も、
その姿を消しましたがー



松も植えられ、、、
そのうち、再び海岸線の美しい姿になるのでしょうかー。



何年かかるんだろうー

気の遠くなるような復興です。

でも、初めて東北にきてそう感じた時から
もうすでに8年経とうとしています。

もう8年、だけどまだ8年ー。
複雑です。

ガンバレ東北!!


宮戸島は
奥松島の風光明媚な海岸線を見せる
漁業と観光の島です。

この島の漁師さん一家が営む民宿
「西の家」でお昼ご飯をいただきました。




じいちゃんばあちゃんの家に来たような気分。

お料理は
正月か?ってくらい、豪華で、
今朝とれたというウニや魚介盛りだくさん。

湯に通すとサッと鮮やかな色になる
ワカメのしゃぶしゃぶも美味しかったです。


西の家のみなさま、
心のこもったおもてなしを、
ありがとうございましたラブ




さてーーー


この島の月浜地区には
国の重要無形民俗文化財に指定された
「えんずのわり」という風習があるそうです。

西の家のお父さんが案内してくださいました。

その歴史は古く、200年以上も前から行われているお正月の行事だそうで、、、


小・中学生の男の子が
1週間近く泊まり込みで、自炊をしたりしながら修行するんだそうです。

一月、、、まだ寒かろうに〜。。
すごい修行ですね。


農作物を食いあらす悪い鳥をこらしめる歌があって
その歌を西の家のお父さんが歌ってくれましたが
東北訛りがなんとも味のある響きでした。


自身が小学生の頃に
体験した話を聞かせてくれましたが
代々受け継がれている古式ゆかしい行事の話に
まるで、日本昔ばなしをみているかのような
ワクワク感を抱きました。



展示用の洞窟の中には
鳥の模型も。。。



でも、塩漬けにされちゃうの。
ちょっと残酷な歌です。



この、貴重な文化財を守り続ける月浜にも
津波は押し寄せました。

ここは、この地区の1番の高台の神社⛩です。


石碑には、津波がこの高さまできたーという
印が刻まれています。

西の家のお父さんの肩ほどの高さでしょうか、、

ここに避難していた時、
もっと内陸に逃げる車がたまたま通りかかって
乗せてもらって、
命拾いをしたんだそうです。

神さまが助けてくださったのでしょう。


この神社⛩にひっそりと咲く、
宮戸島特有のヤブツバキが、
月浜の海水浴場を眺めるように咲いていました。
津波でたくさんの椿も流されたと思いますが、
生命力の強さを感じ、もう終わりかけですが
一層美しくみえました。


そうそう
この神社で 痩せタヌキに会いました。



疥癬を患ってるのでしょうかー。
横を向くと、、、


全身の毛が抜けて、可哀想えーん

神社の神様のご加護がありますようにー。





宮戸の自然を満喫した私たちは
途中、
道の駅のような場所へー。


牡蠣小屋のとなりにナント❣️ 足湯が 🦶

みんなで、奥松島を背景に
温泉ショットのコンテストを開催しました 

左から、、、
マミちゃんは、最年少だけにキュート♫
綾子さんはさすが❣️女優だなぁ
みきちゃんは照れたポーズがなんとも可愛い
私は、、、妖艶な人妻風にしてみたんですけど〜


わずかな時間ですが
わざわざストッキング脱いで
足湯を満喫しました。

隣で焼かれている牡蠣の匂いに惹かれながら。


音無さんは
さすがに入りませんでした   笑笑



そうして、仙台から新幹線で帰る車内も
お土産や差し入れでいただいたお菓子を並べて
修学旅行気分は続くのでした。


そんな私たちの目の前に
真っ赤で大きくて美しい夕日



みんな夢中になって撮りました。

私も窓ガラスにへばりついて何枚も撮ったのですが


いちばんよかったのは
自分の席に戻って、何気に遠くから望遠モードで撮影したこの一枚。


太陽は沈むけど
また、明日ー私たちを照らしてくれます

震災の被害にあった東北も
この太陽のように、
沈んでもまたのぼってくるパワーを感じています。

この太陽が、
日本中の災害にあった地域を
同じように明るく照らし続けてくれますようにー。