「たゆたえずとも沈まず」この言葉はパリの紋章に刻み込まれている言葉です。

原田マハの小説の題名にもされていて私は、これで初めてこの言葉を知りました。

意味はパリを船に喩えてどんな暴風雨に煽られようとも絶対に沈まないと豪語する内容です。

長い歴史の中でパリはこれまでに何度も災禍や戦火に見舞われ苦渋と試練の時を過ごして来ました。どんな苦境に陥ろうともそれに負けることなく乗り切ってみせるという気概を感じさせる言葉です。

 

順風満帆の人生ばかりではありません

諦めなければ必ず活路は見つかる。

パリ市民でなくともこの言葉に励まされるませんか?

座右の銘の一つにしたいです。

意味も然る事ながら日本語に訳された「たゆたう」という言葉の響きが美しくて心に残ります。