まるで浦島太郎になったような気持ち | はし3の独り言

はし3の独り言

腕時計に自転車、高校理科の話題が多いブログです。日常で印象に残った出来事も取り上げます。時間があって、気が向いた時しか更新できていませんが、ご愛顧よろしくお願いします。

 「お盆だ、休みだ!」、と、いうことで、家で映画を観ようと思い立ちました。

 

 ところが、DVDソフトを買ったと思ったんですが、間違ってブルーレイディスクのソフトを買ってしまいました。

 

 そこで、「過ちは進歩の母!」、とか言って、この際、ブルーレイプレイヤーを買うことにしました。

 

 「電気屋なんて、ここ数年行っていないな。久しぶりだな。」、と、独り言を言いながら近所の家電量販店に行くと、聞いたこともない機能を持ったハイテク機器がズラリと並んでいて、とんでもないことになっていました。

 

 値札に書いてある説明を読んでもさっぱり意味が分かりません。未来の国に送り込まれたような錯覚を覚え、店員を捕まえて窮状を訴え、どれがいいのか聞きました。

 

 店員は、「どれがいいかと言われましても…」、と、戸惑いながらも、ブルーレイプレイヤーの説明をしてくれました。

 

 結局、どれがいいのか分からないまま、店員さんお薦めのものを買って帰りました。これならDVDソフトも見れるし、テレビのチューナーもついてマスよ、と、言われました。

 

 家に帰ってマニュアルを読むと、このブルーレイプレイヤーとWi-Fi環境があれば、地デジやBSの映像を飛ばせることが分かりました。録画したものも含めてです。つまりは居間のテレビをつけなくても、スマホのアプリで見れるわけです。

 

 

 すごい、これでどの部屋でもテレビが見れるじゃないかということで、試してみると、ご覧の通り、ちゃんとスマホで観ることができました。

 

 センセーショナルな旋風が顔にあたって、痛い。文明の進歩について行けていないことが良く分かる出来事でした。

 

 私はBSで放送大学を録画してよく見るので、机で仕事しながら勉強できます。まるで夢のようです。

 

 でも今度は、スマホの画面が小さいのが気になり始め、最近では職場でみんな使っているタブレットが欲しくなりました。

 

 そう、最近の学校ではどの教室にも視聴覚設備が整っており、タブレットを片手に、黒板に画像を映しながら授業をする先生が多いのです。生徒もタブレット端末を持っていて、なんと、小テストや理解を確かめるアンケートもその場で、ぱっとできるのです。

 

 私ときたら、いまだに手描きのプリントを印刷して生徒に配り、板書も全て手描きです。チョーク一本を片手に、理解を確かめるのにも、「分かってない人手を挙げてー。」、とか、「質問あるか~」、とか言って、せっかくの視聴覚設備にほこりを積もらせながら、昔ながらの古風な授業風景を演出します。

 

 私も、とうとう、タブレットを使って、颯爽と授業を展開するべき時がやってきたかもしれん、と、いうことになって、再び家電量販店に向かいました。

 

 

 

 とうとう買ってしまったタブレット。若い先生に使い方を教わりながら、授業で活用することにしましょう。確かに便利なものですからね。

 

 

 

 設定に苦労しながらも、なんとか使えるようになりました。

 

 高嶺の花だと思っていたブルーレイもタブレットも、花屋で買えるくらいに安くなっていたし、ちょっと気を抜くと、浦島太郎のように時代に置いて行かれますね。いつの間にか、じじいになってるしなあ。

 

 私はいま、ライターの火を見て驚く未開の人のような状態なのでしょうね。

 

 

 

 とりあえずはこれで机で何かしながら放送大学の授業を観れるようになりました。私にとって、これはかなり大きな前進です。

 

 新学期になったら、タブレットくらい使えるようになって、時代に追いつけるよう取り組みを始めたいと思います。