一人暮らしの心の慰みに、スッポンの子供を飼っていますが、名前がまだありません。
別に何でもいいんですけど、センスのある名付けをしたいのが人情というもので、ああでもない、こうでもないと悩む日々が続いています。
↑砂利に身を潜め、あたりの様子をうかがう
名は体を表すものだから、すっぽんらしい名前にしたよね。
↑特徴はあるんですけども
すっぽんの特徴と言えば、水中の生活に適応した水かきに扁平な身体、そして軽量化された甲羅もあるんだけど、やっぱり首が長いことかなあ。
下の写真をご覧ください。長いですよね。ほんとに。
おかげで甲羅の中に全部収まらなくて、ピンチの時にもちょっとだけはみ出してしまいます。
↑長いなあ~
スッポンの首が長いことは、生物学的に言えば、水中から周囲の危険を察知することに役立っているといえる。潜水艦の潜望鏡みたいなものですね。
すると名前は、「キョロ」とか、「ニョロ」とか「クビナガ」とか?。
どれもいまいちだなあ。もう誰か飼ってるスッポンにつけてそうですよね。全国探せば。
鼻が伸びてて顔がおもしろいから、「ハナオ」?これはちょっといいかも。
これでいく?
いや待て待て、ちょっと待て。メスだったら「ハナオ」は可哀想だよ。
↑おい、「ハナオ」、って、悪くはないけど
なかなかしっくりいく名前は思い浮かぶことなく、時ばかりがむなしく過ぎていくばかり。厳しいなあ。
困り果てて私は、スッポンを見つめる。
↑おや?これは。
2分ほどスッポンを眺めていて、一つ思い浮かんだ。
「ノーパン」?
スッポンは後ろ足で泳ぎやすいように腹甲板が小さくなって、おしりが丸出しだ。
「ノーパン」にしようかな。