二代目放浪 -5ページ目

2013年度 中核代理店ライジングJ賞表彰式






今日の午後は、品川のグランドプリンス新高輪で、
損保ジャパンの2013年度全国表彰式(ライジングJ賞)に当社を代表して出席しました。

2013年度の当社の業績と業務品質が認められてのものですが、
損保ジャパン専属代理店としての最高の賞で、
我々の業界ではアカデミー賞のような位置付けです。

当社社員は、当社を通して保険にご加入いただいているお客様に恥じないためにも、
毎年入賞するよう努力し、
そしてお客様のご支援により、
お陰様で毎年連続して入賞させていただいております。

また今年もこの賞とは別に、
損保ジャパン系の保険代理店ランキングでも、
当社と同じような全国の保険代理店約2,000店以上の中で、
「特級ASP」という最高位のランキングに継続して位置することができました。
「特級ASP」の認定を持つのは各都道府県に1店あるかないかで、
全国の損保ジャパン系の保険代理店の中でトップ約2%のカテゴリーに入ります。

九州の西の果てで目立たない場所にありますが、
当社は全国の同業他社と伍して戦える企業です。
日頃からご支援いただいているお客様にも
「私の保険はこんな保険代理店と契約しているんだ!」なんて、
ぜひこの喜びと誇りを共有していただけると大変嬉しいです。

お客様、変わらぬご支援、ありがとうございました!
そしてプライアント社員の皆さん、入賞おめでとう!


6月はコロコロ族の遊牧生活


長崎発の最終便で羽田着。
23時半にアパホテル京急蒲田駅前にチェックインしました。

最近は西新宿に宿を取ることが多く、
かつて常宿だった蒲田は久しぶりでしたが、
京急蒲田駅のリニューアル工事も終わっていました。
エスカレーターができていたのがコロコロ族には嬉しい限り。

今週は東京、来週は大連、再来週は茨城、
その次の週はまた大連とコロコロ族の遊牧生活が続きます。


平成26年度経営計画発表会

6月3日は九十九島観光ホテル大ホール「飛天」にて、
「平成26年度有限会社プライアント保険経営計画発表会」を開催しました。

経営計画発表会の開催は今年で5年目。
節目の年となる今回は、
ビジネスパートナーである損害保険、生命保険会社関係者の方12名、
日頃からお世話になっている佐世保の中小企業経営者(中小企業家同友会)の方13名、
そして顧問税理士を合わせた26名のご来賓をお招きし、
今年度の当社の計画、目標、決意表明の立会人になっていただきました。




経営計画発表会の構成の大枠は昨年度と変わりありませんでしたが、
中身がより従業員の発表にシフトした濃い内容となりました。

私個人的には、
>中小企業の経営計画発表会において、
>経営者がたくさん話す経営計画発表会は1年目からできる、
>従業員がたくさん話す経営計画発表会は成長した企業しかできない。
と、この5年を通じて感じています。

社長挨拶。

当社経営理念に込められた想いを4月新卒の新入社員が説明。

当社単期、中期経営計画の発表(私)。

部門別発表は5部門を5名が発表。

5部門の1つ、国際事業部からは、中国大連からのビデオレターが流れました。

個人目標は12名が発表しました。

各チームごとのチーム目標も発表。

第1部で全ての目標を共有した後は、
第2部の懇親会。

ビジネスパートナーの保険会社、
そして中小企業家同友会のご来賓の方々にご挨拶いただいた後は、
毎回恒例となった藤田の詩吟を披露。

彼の詩吟で本日共有された全ての目標が1つの大きな塊となり、
そこに今年度の新たな魂が入り込みます。

最後は万歳三唱で今年度の経営計画発表会を締めくくりました。

なぜ当社が経営計画発表会をするのか。
それは昨年度の「平成25年度経営計画発表会」の記事の後半部分をお読みください。
そこに書かれている想いは今年も変わっていませんし、
これからも変わることはないでしょう。

http://ameblo.jp/hashiguchihisashi/entry-11558081336.html

お客様、そして地域の皆様、
今年度も、プライアント保険、そして皆様とお会いする当社スタッフを引き続きご愛顧いただきますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。


夏の軽装勤務(クールビズ)のお知らせ


遅ればせながら、以下社員軽装(クールビス)のお知らせです。

夏季節電および省エネ対策の一環、
そして何よりも、快適に、さわやかに仕事をすることを目的に、
5月1日より社員の服装につきまして、
ノーネクタイ、ノー上着によるクールビズにて勤務させていただいています。

昨年同様、内勤時に限り、
部署を問わず会社ポロシャツの着用も奨励しております。
胸元のワッペンは、西海市の山崎マークさん製作です。
ワッペンの縁の色は個人それぞれで違っていたりします。

>有限会社山崎マーク
http://www.yamasaki-mark.jp/

皆様には趣旨をご理解の上、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
お客様におかれましても、
当社へご来訪の際には、どうぞ軽装でお越しください。


二代目経営者とは


5月は日本と大連を2往復。
それぞれ1週間ずつの滞在の繰り返しで、本日2往復目が終わり帰国しました。

午後6時に佐世保の自宅に戻り、車からスーツケースを降ろすことなく
自転車ジャージに着替えて近所の29キロをサイクリング。
以前お話した常に青の信号機が1つだけある1周29キロのコースですが、
今日は対向車線の車とは数台すれ違ったものの、
私の走行車線は、青年クラスに成長したイノシシが私の目の前を横切っただけで、
車両は1台も走ってきませんでした。
なんとものどかな地域です。

私はいつも中国国際航空を利用しているのですが、
今月からは日本人の客室乗務員も搭乗して日本語でアナウンスもするようになり、
また、機内食もこれまでの大連-福岡便は、アルミホイルに包まれた小さなホットドッグだったのですが、
下の写真にあるように、ちゃんとした機内食が出るようになりました。


私の膝の上にあるのは、「経営者.マガジン5月号」。
今回の滞在中、大連の大連和僑会から4月号と5月号をいただきました。
雑誌は、上海エリアの経営者に対するインタビュー記事で構成され、
彼らの生い立ちから、現在の中国ビジネスに至るまでが綴られています。
その中で面白かったのは起業家へのインタビュー内容の共通点。
ゼロから今の会社やビジネスを創りあげた彼らの過程にあるものは、
夢を諦めず、人との縁を商機にその機会を逃さず、
センスと経験で研ぎ澄まされた直感で勝負に出ていること。
もちろんこのようなことは誰にでも当てはまることだと思いますが、
印象的だったのは起業家の彼らは一馬力からスタートしていることです。

私が中国と日本を行ったり来たりできるのも、
私は二代目で、先代、先輩の功績の土台があったからこそ。
巷では二代目も第二の創業者とはいいますが、
先代の土台もなく私が一馬力の創業者としてこの業界に入っていれば、
この業界の特性と私の資質上、業界4年目での保険ショップとコーヒーショップの出店、
6年目での中国進出は叶わなかったでしょう。

当社の経営計画書に記載している1979年からの会社沿革には、
当社と縁があった全ての従業員の入社、退社が記載されています。
数か月在籍してニュージーランドへ留学していったアルバイト社員も書かれています。
当社が小さな会社だからできることかもしれませんが、
プライアント保険はこれまで会社経営に関わった全ての従業員によって
明日の成長への土台が築かれていること、
そして今日の成功は、過去の従業員たちが紡いだ環境があったからこそ
辿り着けたのだということを忘れないようにするために記載しています。

先人たちを裏切らず、
今の世代が働く喜びを実感でき、
そして次の世代に感謝される会社、経営環境を作っていくのが私の仕事。
やらなければならないことはたくさんありますが、
二代目の軸となるものは、至ってシンプルです。


中国語


中国での業務は日系企業様向けの保険の仲介業ですので、
私がバリバリ中国語が話せないと成立しない内容でもありません。
できることに越したことはありませんが、
私の保険知識プラス当社中国人スタッフのサポートがあれば問題ありません。

中国での生活は、基本的に動く、食う、寝るだけ。
観光だったら色々困ることも出てくるかもしれませんが、
仕事で来ているので毎日判を押すような単純な生活。
タクシーでは限られた行動範囲の中を私の最低限の中国語で行先を告げ、
バスや電車に乗る時は行先を確認するだけで間違うこともなく、
お腹がすいて食堂に入ればメニューを指差すだけで料理が運ばれ、
スーパーでは言われた金額を支払うだけで自分の所有物に、
ジムでは会員証を渡せば更衣室のロッカーの鍵を渡され、
そして眠くなれば誰の了解も得ることなく勝手に寝るだけでまた中国の明日がやって来ます。
本当に困った時には周囲の人々が助けてくれますので(感謝)、
日常生活も困ることはありません。

そんな中、もっと話せたら中国生活も楽しいだろうなあと、
今週月曜日から会社の近くの中国語教室に通い始めました。
毎朝7時からのマンツーマンレッスン、授業料は1時間70元(約1,200円)。
全くのゼロレベルなので、発音からのレッスン。
出勤前の朝活、いや、写真の通り、睡眠学習です。


瀋陽市-佐世保市-大連市


私が仕事をしている大連市は遼寧省という省にありますが、遼寧省の省都は瀋陽市。
佐世保市は2011年から瀋陽市と友好交流都市の関係にあります。

今日は2012年に佐世保市役所から
瀋陽市人民政府外事弁公室(瀋陽市人民対外友好協会)に派遣されている
井上丈嘉さんが当社訪問のために瀋陽市からお越しいただきました。

初めてお会いしましたが、使命に熱く燃える大変魅力的な若者で、
ノンストップで7時間、たくさんの情報交換をさせていただきました。
彼のように国際感覚溢れる若者が未来の佐世保経済の支援をしてくれることは、
佐世保市、そして佐世保市の企業にとっても大きな強みになることでしょう。

井上さん、ありがとうございました。
来月は瀋陽でお会いしましょう!

5月が一番好き


今月は1週間ごとに日本滞在-大連滞在の繰り返し。
今週1週間の佐世保、長崎、福岡での仕事を終え、今日また大連に戻ってきました。

前回の大連入り同様、今朝は8時から自転車クラブの朝練に参加して仲間たちと40キロ走り、
午後に福岡空港から飛んできました。
大連での1週間は退社後ジムでエアロバイクを漕ぎ、
佐世保での1週間は出勤前に自転車で近所のコースを走っていたこともあり、
2週間前に始めた4キロダイエットも残り2キロとなりました。
ただ、ここからがなかなか落ちないのではないかと心積もりしています。

私が1年の中で一番好きな月は5月。
新緑も芽吹く穏やかな気候であることも理由の一つですが、
最大の理由は、毎年6月に開催している経営計画発表会に向けた、
年度の経営計画書作りのピークとなる月だからです。
(経営指針書ともいいますが、当社は経営計画書と呼びます)

もちろん年度を通して次年度の経営計画策定のための学びと気づきを追い求め、
そこから生まれたアイデアの実践方法を練り続けるわけですが、
4月までの1年間はある意味仕入れの時期。
私の頭の倉庫は、未加工、加工物を含め、様々な素材が無秩序に投げ入れられている状態です。
そして4月の中旬ころから現在の会社の成長ステージにあわせた素材の吟味を開始し、
5月に厳選した素材の調理を開始します。
出来上がったものは成長期の社員の更なる成長を促すものでなくてはならず、
甘くて食べやすい味付けだけの料理を出すことにはなりません。
次のステージに進むために摂取が必要な栄養価値があるものであれば、
多少苦い素材でも料理に使います。

経営計画書を作り始めて今年度で6年目(6冊目)。
経営計画発表会を始めて今年度で5年目(5回目)。

この5年、6年の会社の成長、すなわち社員の成長を見る中で興味深いのは、
最初は子供のように好き嫌いがあっても、
成長を重ねるごとに「食べられるものが増えていく」こと。
好き嫌いがあって食べるものが限られることと、
好き嫌いがない中で食べるものを選択することとは大きく違います。

そして昨年度からは、社員もコック帽を被り調理するようになりました。
近い将来、彼らにとっても5月が1年の中で一番好きな月になってほしいものです。

平成25年度、当社は損保ジャパンの専属代理店として3冠を達成しました。
年間の保険代理店のパフォーマンスを、
ビジネスパートナーである保険会社が評価して授与するタイトルが3つあるのですが、
これまでも毎年3冠をいただいていました。

しかし、平成25年度は佐世保市の損保ジャパンの専属代理店のみならず、
長崎県内の損保ジャパンの専属代理店で3冠を達成したのは当社だけでした。
経営面では常に先頭グループに位置することにこだわっていたこともありますが、
まずは何をおいても、お客様と日頃汗をかいている社員たちの相思相愛度が高かった結果だと思っています。
当社社員を好きになっていただいたお客様、本当にありがとうございました!

保険代理店業界の地殻変動は、平成26年度以降さらに激しさを増すでしょう。
海溝に落ちないためには経営計画書という羅針盤が必要です。
今日持ってきたスーツケース。
最低限の衣類以外の半分は中国の保険ブローカー業の資料、
そして残り半分は日本の保険代理業の経営計画書作成資料。
ここ大連でも5月を楽しみます。

乾いた雑巾


小学生の頃の掃除の時間。
母から縫ってもらった雑巾で教室の床を雑巾がけしました。
板張りの教室は予想以上にでこぼこしていて、
四つん這いになって前に進むのもなかなか難しかった記憶があります。
特に乾いた雑巾の時には。

今日大連の事務所で一瞬だけ魔が差してしまいました。
従業員がホワイトボードに書かれた文字を
イレイサーでゴシゴシと消しているのを眺めていたときのことです。

>お酒でも入れば言葉も態度も滑らかになるかな。

こんなことを考えたのは初めてでした。
大連に進出してから半年。
ありがたいことにお客様は着実に増えており、当然ゼロからの出発なので右肩上がりではあるのですが、
毎日の心境は、崖っぷちギリギリでこらえている感覚です。
そんな心持ちがお酒でもという一瞬の弱さを露呈させたのかもしれません。

しかし、お酒でもという弱さが、私に小学校の雑巾がけを思い出させました。
乾いた雑巾での雑巾がけとたっぷり水を沁みこませた雑巾での雑巾がけ。

個の立場で考えれば、
乾いた雑巾でどこまででも四つん這で雑巾がけをする魂が必要です。
もちろん途中で立ち止まることがあっても、
そこから腰を上げず、四つん這いのまま一休みしてからまた雑巾がけを再開する気力。
乾いた雑巾での雑巾がけは、個が成長するための土台なのです。

一方、会社経営で考えれば、
乾いた雑巾で雑巾がけをしている従業員たちに水の入ったバケツを与え、
そこで雑巾を絞らせてスムーズに前に進ませる環境整備が必要です。
そして途中で一休みする従業員が出たときには、
代わりに雑巾がけする人員を用意し、小休止の時間をきちんと確保することが大切となります。

この個と会社の絶妙なバランスが教室の床をきれいにし、
そして長持ちさせる秘訣だと考えます。

私のようにお酒でもと考える従業員ばかりであれば床は酒臭くなり、
他の不純なモチベーションを水分に雑巾がけする従業員が現れれば、
床材はすぐに腐ってしまいます。

経営者としてそして一個人として、
今日気づいた乾いた雑巾の精神は忘れないようにしたいです。

1週間の大連滞在も終了。
日曜日に一時帰国し、1週間長崎滞在。
そして翌週はまた大連に戻ってくる予定です。


いきものがかり


久しぶりに佐世保で迎えた日曜日の朝。
数か月ぶりに自転車クラブの朝練に参加して、4キログラム太った体で40キロメートル。
体は重かったですが、仲間と気持ちいい汗を流すことができました。

自宅に帰ってシャワーを浴びた後は福岡空港へ。
労働節明けの大連に戻ってきました。

夕食は「餃子の王将三八広場店」で店内BGMのいきものがかりを聞きながら、麻婆丼。
大連での夕食は、ここ「餃子の王将三八広場店」でご飯ものと生ビールか、
世紀街の「お好み焼きかっちゃん」で、
広島風お好み焼き豚そばもちチーズと生ビールかどちらかの2本柱。
中国に来てから生ビール消費量がぐっと増えました。
ただ、あまり連続して行くと、どちらの店でもなんだこいつと思われそうなので、
三八広場に毎晩出ている夜店屋台の10元(170円)炒飯のテイクアウトを間に小刻みに入れています。

しかし今晩のいきものがかりのBGMに生ビールはありません。
この1ヶ月で4キロ落とそうと思っています。
中国での事業もリズムが出始めたので残業も控えめし、豚そばもちチーズ、生ビールも控えめ、
そして中国でも体を動かし始め、健康的な生活を取り戻そうと思います。
ペットや家畜に必要以上の餌を与えない学校の生き物係の仕事のように、
常に生き物(自分自身)を世話している感覚で生活していれば、なんとか減量できるはず。
6月の自転車レースにもエントリーしたので追い込み漁開始です。

でも、行きの福岡空港で生ビールを飲んだのは・・・ご愛嬌ということで。