ドライソケットとは | はしもと歯科医院のブログ

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広島市中区西川口町12-3

こんにちは西川口町はしもと歯科の綿巻です。

今日は先日私が体験しましたドライソケットについてですパック


ドライソケットとは、歯を抜いたところの骨が露出してしまった状態のことをいいます。

通常は抜歯したところには血の塊ができ、かさぶたのような役割をして抜歯後の歯茎の穴を覆って塞いでくれます。
この血の塊を『血餅(けっぺい)』といいます。

しかし、抜歯後に強いうがいをしたり、穴が気になり舌や歯ブラシで触ったり、なんらかの原因でこの血餅が流れてしまい、骨が露出し、痛みを感じます。




抜歯後は2〜3日程度で痛み止めが不要なくらいまで痛みは引きますが、ドライソケットになると10日~2週間、長い場合で1か月続くこともありますガーン


ドライソケットが疑われる場合、歯科医院では、抗生物質や痛み止めを処方したり、

抜いた穴を洗浄、消毒し、軟膏を歯を抜いた穴の中に入れます。
痛みが強く継続する場合には、再掻爬(そうは)という歯を抜いた部分に再度麻酔をして内部を引っ掻きわざと出血させて血の塊を作る処置を行ったりする事もあります。


親知らずを抜いたり、抜歯を何度か経験してたのですが、今回初ドライソケットになり、私的にはかなり辛かったです…悲しい悲しい悲しい

歯を抜いた後は抜歯後の注意事項、薬の服用をしっかり守り、違和感や痛みが続くようであれば我慢せず歯科医院での適切な処置を受けるようにしてください。