冬は、木火土金水の五行思想では

水(すい)と言われます。

 

 

 

ものが閉じこもる時で
冬(11月〜1月)の三ヶ月を
閉蔵(へいぞう)と呼びます。

 

 

 

ますます、気の流れが内へ内へと向かっていきますよ。

 

 

 

春の芽吹きに備えてじっと力を蓄えるときです。

 

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水は冬

冬は腎の季節です。

 

 

 

腎を養生させる過ごし方を

この時期はしましょう。

 

 

 

腎とは西洋医学でいう腎臓よりは

大きく捉え、生殖や成長、発育、

ホルモン分泌、免疫系などの機能を併せ持つ

生命の源と言われていますよ。

 

 

 

肝腎要という言葉があるように

腎臓は大切な臓器とわかりますね。

 

 

 

冬は養腎防寒(ようじんぼうかん)といいます。

腎気旺盛で腎臓を元気で保てる

冬の寒さから守ることにつながる腎臓を大切にするときです。

 

 

 

腎臓に負担のないように気をつけた暮らしですね。

 

 

 

かつては農耕が中心だったから

この季節は日が早く落ち

夜があけるのが遅いため

眠くて起きられなかったり

早くから眠くなる体のリズムとなります。

 

 

 

早寝遅起きでよく寝ましょう。

 

運動など汗をかくほどのものは、控えめにして

静かに力を蓄えて備えましょう。
 

 

 

がんばらないでゆったりと過ごして

現状維持を心がけ、心と体を温める(陽の)ものを補いましょうね。

 

 

 

そんな冬におススメの食材は

冬に弱りやすい腎を癒すために黒い食べ物です。


 

 

「腎」を高める黒い食材の代表は、

黒豆 黒ゴマ ひじき 黒米 黒きくらげ 黒酢

 

 

腎を元気にする食べ物は、

くるみ 松の実 くこの実 山芋 もち米 牡蠣

エビ 羊肉 鶏肉 牛肉 生姜 シナモン

海苔 昆布 海藻 なまこなど。

 

 

腎は利水作用のあるものと食べるとよいので、

ハトムギ 冬瓜など

 

 

美味しい時間を楽しみましょう。

 

 

ベル冬の暮らしとは