飯の時に、速読の話になった。
私「すごい早く読める人がいてね、多分速読」
有沢さん「一冊どれくらいなんでしょうね。一ページ十秒とか?」
あざのさん「早い人だともっと早いんじゃないの? でもさ……」
と、煙草の灰を落として一言。
あざのさん「そんなに早く読んで楽しいのかなあ」
そこにすかさず、しうさんを指差して言った奴がいました。
誰か「早く読んだからって楽しさがなくなるわけじゃないでしょ。だって、しうさん十秒で飯食うけど、うまいまういって言うよ!」
しうさん「そうだよ! つるり、ごくり、ぺろりですよ! それでこそおいしいんだよ!」
その瞬間、それはしうさんが塩とゴマ油がかかっていれば何でもうまいと言うからだろ、と言いかけた人たちに向かい、しうさんが超ドヤ顔!
しうさん「あ、ちなみに、わたし馬鹿舌選手権 優勝者ですから! 味の違いの分かる男ですから!(゚Д゚)」
あざのさん「っ……!!」←ビールと発泡酒の違いがわからなかった男
有沢さん「っっ……」!!←読みかけの文庫本がなぜか真っ二つに裂けて、裂けた文庫本をポケットに入れて携帯していた男
鈴木さん「パプリカパウダーって、やっぱパプリカの味するよ(´・ω・) 」←人の話を聞いていない男
こうして池袋の夜は更けていく……。