良かったです。チャーター便で邦人(自国民)を救出するということができるようになったようです。
下記のブログ後半の方をお読みください。
同盟国とは(左記ををクリックしてください。)
というか、抜粋した方が早いですね。
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もう20年近く前ですが、中国で天安門事件がありました。その頃、私は中国の駐在を終え、日本側の事務所で中国のホテル事業をサポートする仕事をしていました。あの時は雲行きが毎日毎日時間単位で変わっていったのですが、当時、私の弟も湖北省の武漢市の大学に留学をしておりました。
会社の方でも、日本人スタッフをどうするかと日ごと、時間ごとに考えていた記憶があります。そんな中、6月4日の武力鎮圧によって、様子は一変しました。今のようにインターネットなんてありませんから、テレビのニュースが情報源でした。それらによって、日本人スタッフのうち、女性スタッフを帰国させようということになり、それらの作業に入るのと同時に、弟にもしかるべき準備をするように電話をした覚えがあります。
そのときです。弟は、情報入手もなかなか難しかったでしょうし、北京からは遥か彼方という感じで離れていましたから、あまりピンとこなかったのかもしれません。が、そうこうしているうちに連絡があったときは、香港に避難するということでした。その内容が、「あ~そういうことかあ~」でした。
アメリカ合衆国政府が、国費留学生のためにチャーター便を飛ばしてくれるから、それに乗せてもらうよ。ということでしたが、乗れるかどうかの順序は、米国政府国費留学生、その他のアメリカ人、第二次世界大戦の同盟国の序列に従ってその各国の人たち、そして、更に席に余裕があったら、日本人、だったのです。
最終的には無事乗ることができ、香港経由で自宅に戻ってきたことを覚えています。そして、その航空運賃を外国送金をした記憶があります。送金先はホワイトハウス。金額は通常の武漢-香港間の通常の料金を米ドル換算した金額だったような気がします。というように世界規模でものごとを捉えたときには、「同盟国」って大事なんだな。敗戦国は敗戦国。敵国だったのは敵国のまま。国際関係というのは、日本人の得意のなあなあの関係や現在の友好関係よりも、優先される関係があるんだなあと。
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およそ30年前のアメリカ合衆国政府は武漢にたった一人か二人の国費留学生のためにチャーター便を飛ばしました。
それ以外の国はアメリカ合衆国政府に便乗でしたが、日本国政府はまったく政府として動くことはありませんでした。
もちろん北京在住日本人も気をつけて民間機で帰国してくださいといわれたようですから。(笑)。時代は変わりましたねえ~。総理はじめ政府のご活躍に敬意を表します。