さて、前回に引き続きです。再び雑誌からですが、お読みください。確か、船橋市も近居・同居に対する施策を行いますが、こういうコンセプトだったのでしたっけ?

 

 真似をしろとは言いません。言葉の使い方です。

 

 船橋市の予算参考資料には、

 

近居同居支援事業費(新規)

 離れて暮らす親世帯一子世帯が近居または同居するために係る初期費用の一部を助成する。

 

 とあります。下記の瑞浪市の記事には「三世代の同居・近居を促進することで、子育て支援や家庭教育の充実、高齢者の安全で安心できる生活確保、地域文化の伝承等の家庭機能の強化を図り」とあります。

 

 三世代同居・近居が最近のトレンドだからということで、予算化するのではなく、「子育て支援や家庭教育の充実」を言っています。

 

 これは、ある意味、船橋市で行えば「待機児童対策」にも結びつくのではないでしょうかね?

 

 逆に「高齢者の安全で安心できる生活確保」という部分では、地域包括ケアシステムを考えていく上でキーとなる話ではないのでしょうかね?見方によっては重要なファクターというかポイントというか、大事なことだと思うんですよ。

 

 でも、船橋市は庁内調整なんてしていないでしょうね。なんだか図体ばかり大きくて中身がない。まるで私自身を見ているようで悲しくなります。

 

月刊 ガバナンス No.181  2016 5月号 ぎょうせい刊 より

 

 

 

 

 

三世代同居・近居で商品券を交付

 岐阜県瑞浪市(3万9300人)は、三世代同居・近居世帯定住奨励金交付事業を始めた。

 三世代の同居・近居を促進することで、子育て支援や家庭教育の充実、高齢者の安全で安心できる生活確保、地域文化の伝承等の家庭機能の強化を図り、移住定住人口の増加を目指す。

 16年1月1日以降に、新たに三世代同居・近居する世帯で、親世帯か子世帯が所有する住宅の増改築・リフォーム工事を行うか、新築・中古住宅を取得した人が対象。25万円を上限に、対象費用の2分の1を奨励金(商品券)として5年に分けて交付する。

●瑞浪市市民協働課