政治の奥は深いんだよねえ~。って思います。というふうなブログを書きました。


 さて、今回の参議院の平和安全法制関連2法の成立までの過程で、与野党ともにまずいんじゃねえ~のって、感じることがいくつかありました。


 週末のテレビ番組のコメントからですが、平安特の委員長を守るのではなく、法案の採決を宣言、委員に賛否を問うことを守った。ということでした。

 

 そしてナレーションでは、


 一糸乱れぬ連携プレーで法案を可決していく与党側。


 政権与党の圧倒的な経験の前にはただ声をあげるだけしかない野党議員たち。


 と言っていましたが、まさにその通りで、その番組に村田蓮舫と稲田政調会長とが出ていて、手続き論の話をしていましたが、微妙に噛み合わないのです。なぜなら、村田は議事法や手続き論を全く理解していないと思われる論理のズレが明らかでした。


 まさに、「政権与党の圧倒的な経験の前にはただ声をあげるだけしかない野党議員たち。」の中心だったことでわかるように、誰が考えたって、正規の手続き論でいかなきゃダメに決まっていて、委員長が言ったように、「法案の採決を宣言、委員に賛否を問うことを守った。」わけです。


 永遠に幼稚なままの民主党には本当に驚きです。政権交代であれだけの屈辱的な結末だったにもかかわらず、あの頃から一つも成長していないところに驚きです。


 僕は、日本共産党の方が、野党として絶対的な存在価値があるのではないかと今回の件でも感じました。


 そもそも、国民をミスリードしていくことや、「本気でそう思っているの?」と聞き返したくなるような、一時でも政権与党として存在していたことさえも否定するような発言の数々。そこで「『女性』が登場かいっ!!」ってツッコミを入れたくなるような、お年を召した女性議員の皆様方。


 もっとひどいのは、議会制民主主義ってなんだろう。って感じの発言もです。「国民の◯割が反対している。」ってフレーズです。アホかっ!!


 なんのための選挙?でしょうかね。私たちもよく言いますが「有権者の負託を請けた。」議員ですから、その議員が自身の経験、知識、見識などに基づき熟慮をし、結論を出す。そういう制度にもかかわらず、「国民の◯割が反対している。」というのは、「だったら、あんたが議員じゃなくてもいいじゃん。」って話です。世論調査を繰り返し、世論調査に基づき政治を行うのであれば「議員」なんて「不要」です。


 私の所属する船橋市議会でも「市民の声を届ける」って枕詞を使う議員が数多くいますが、あんたは「市政ポストかっ!!」って心の中で何度わめいたか!!


 また電子ポストもあります。何も、議員を経由して質問をしなくてもどうぞこちらへ。



船橋市電子ポスト

 市議会議員も結構忙しくてですね~、市民の方々の要望の方が大事だなんていうおバカさん議員も船橋市議会には数多くいるのですが、私たちは、法に基づいて選挙で選ばれて、法の定めでは「市民の声を聞いて、その声を届けるのが市議会議員の務めです。」なんてものは一つもありません。


 やるべき仕事は地方自治法にしっかりと定められているのです。


 困ったものです。


 さて、話がいつものように外れてしまいました。


 今は、NHKの日曜9時の番組を聴きながらこのブログを書いていますが、ダメですねえ~。野党は。


 もうずっと以前から、私はこのブログで何度も何度も書いていますが、「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代を時代のことを考える。」by James Paul Clark ?


 まあ~ね、結局これかな。って思いますね。パフォーマンスばっかりだもん。


 むしろ対案を出した幾つかの政党の方がずっと立派ですよね。あるいは、政党間で合意に至った党もそうですよね、前向き。国の未来を考えている。と思いますね。


 民主だけが結局何もまとめられない。かわいそうに。