2007年07月02日(月)

保育サービスの充実を考える

テーマ:船橋市民の子育て・教育を考えるために

先般、富田富士也先生が市議会にお越しになったことを書きましたが、そのときの話の内容が気になっています。前回は、わかりにくい表現をしましたが、もう少し踏み込んでみようと思います。

富田先生のお話で、なるほどなあと思ったのは、母親や父親との過ごす時間が少なかった子どもたちが、問題行動を起こすケースが見られるということでした。これは実は、以前から多くの方々とのお話の中で聞こえてきていたことです。

私は、全日本私立幼稚園幼児研究機構 の理事を務めさせていただいております。また、10年くらい全日本私立幼稚園PTA連合会の副会長も務めさせていただきました。全日本私立幼稚園連合会 と活動を一緒にするPTA団体ですが、ここでの活動を通じて、多くの幼稚園経営者の先生からさまざまなご教示を賜りました。

会議の合間の雑談の中にある意味、本音トークがあるわけですが、もう驚くほどの数の一致している話は、「私ねえ、小学校の校長先生とお話をしたらねえ、保育所卒園の子どもと幼稚園卒園の子どもとでは、小学校入学時にきちんとしつけができていないのは圧倒的に保育園のお子さんだっていうのよ~」ということです。

一時、「家庭の教育力」なんてことばがありましたが、お仕事をお持ちで、子育て中の保護者の方はどうしても時間が足りなくて、大変だと思います。でも、家庭で行う「躾」と学校で行う「教育」は明らかに区別をすべきです。仕事で疲れて帰宅すると、どうしても子どもに対してのさまざまなことを、ちょっと楽しちゃおうかなって思うのはよくわかります。しかしながら家庭での役割あるいは最低限の保護者の努めもあると思うのです。それが、ちょっと気を抜いた瞬間にボタンが掛け違っていってしまうと思うのです。

食卓でのさまざまなマナーは誰が子どもに教えるのでしょうか?

ご飯の用意は誰がするのでしょうか?

ご飯を食べるということがどういうことかを誰が教えるのでしょうか?

今、外務大臣の麻生太郎先生と以前食事をご一緒させていただいたときに、中国料理の食卓を囲みながら、箸を持ったときに、「最近の親は箸の持ち方を教えることまで学校の先生に求めるからなあ」ってしみじみおっしゃっていました。教育にも大変造詣の深い先生が、しみじみとおっしゃったのは、印象的でした。

富田先生の話に戻りますが、約10年以上前、「エンゼルプラン」ということばがやたらと世間に出てまいりまして、女性の社会進出を支援するために、子育て環境を整えるという大義名分の中で、子どもを育てる環境ではなく、子どもを育てることを他人任せにして、働きやすい環境の整備が進みました。これにより、大きな予算を投入して、子どもを長時間にわたり、保護者の手を離れて育てるような環境ができてきたのです。大きな錯覚です。

保育の現場の方々の嘆きは、「今日、急な飲み会が入っちゃったので、○○時までお願いします。」というママ。理由を言い、園にお願いをするからまだ良いそうです。何の連絡もなく、決まった時間に迎えに来ないママ。保育園に子どもを預けるママがすべてこうだとは言いません。しかし、保育園の保育士を「ママ」と呼ぶ子どももいるようです。保育園の登園時間に高級外車が並ぶというのは随分前から言われていること。

繰り返し申し上げますが、すべての保護者がこうだとは言いません。しかし、女性として社会において成功するという自己実現のために子育てを放棄するのであれば、その前に、配偶者の方と子育ての仕方を十分に話し合って、どういう子どもに育てたいかをよく考え、どういう教育、どういう育て方をするかを決めていただきたいと思います。子どもにまったく罪はないのですからきちんとしていただきたいと思います。それを社会のせい、政治のせい、行政のせいにするのは大きな間違いだと思います。

一方では、子育てを真剣に考え、就学前までは、自分のもとで育て、少しずつ集団の中で育つことを身につけさせたいと思って子育てをするママがいることも事実です。

先般、山口県光市の母子殺人事件の裁判に関するここ数日の何とも理解に苦しむ発言がニュースで報道され、やるせない思いです。母子家庭(今は一人親家庭といわなければならないらしいのですが)でも、立派に成人している人のほうがずっと多いし、だからこそ自分は、すばらしい家庭を作りたいと頑張る人がたくさんいる中、本当に気分が滅入ってしまう話です。

話が支離滅裂になりつつあるので今日はこの辺にしておきますが、親の愛情の、大人の愛情の注がれた子どもは間違いなく大丈夫だと思います。

また機会をみつけ書かせていただきますが、なんかなあ~ってあの光市の事件の最近のニュースで思うことしきりです。


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