サンフランシスコ、2日目です。
サンフランシスコ中心部から少し外れたところに「Everlane」というアパレル店舗があります。
このブランド、あの無敵のユニクロが、「日本に上陸されたらヤバいかも…」 と思うようなアパレルメーカーです。
特徴は、
①販売方法は、ほぼネット。
②店舗はほぼ持たない。アメリカではNYとサンフランシスコの2店舗のみ。
③自社でデザイン、製造、流通まで行う。
④商品点数が少ない。在庫数も持たない。=廃棄ロスがほぼゼロ
⑤製造原価と売値を全て公開している。
お客さんは、服を買いに来ているのではなく、ネットで見た商品を確認しに来ているような人が多かったです。
これと決めたら、カウンターに行くのではなく、スマホで家までの宅配の注文をする…といった感じです。
店舗数を増やす、商品点数を増やすと、人件費、家賃、廃棄コストが上がる。だからネット販売をメインにする。
でも、顧客は実物も確認したいから、最低限のショールーム機能の店舗は作る。
そして、合理化して浮いた製造コストを顧客に還元する。
Amazon goにも共通するのですが、
①EC会社がショールーム機能の実店舗を構える →
②顧客に商品の魅力を発見してもらう →
③ネットでの販売がさらに増える
というのが、今後の一つの勝ちパターンになっていくのではないかと思いました。
経営企画室 田幸より