創立時期ははっきりしていませんが、18世紀末に編纂された「摂津名所図会」によると打出天神社は「産土神」と記されていますので、菅原道真公を祀る天満宮としてではなく、元々は地元の守り神を祀る神社として創建されました。
しかしながら、芦屋荘が京都・北野天満宮の社領だった事、そして打出が西国街道が通る交通の要衝だったことから天神信仰ブームが比較的早く伝わり、平安時代末期には菅原道真公を御祭神とする天神社としての体裁が整えられていたのではないかとも考えられています。
また、1667(寛文7)年には初代宮守・南嶺氏が願主となって菅原道真公の木像が納められたという話が残されています。
今日は、打出天神社の「夏まつり」宵宮です。
だんじりが鳴り物を鳴らして賑やかです。
まつりの連続ですが、お祭り大好きです。