05時00分、起床、デジタル北國新聞熟読。


❶(1面)年末株価34年ぶり高値
終値は33464円。バブル期の1989年以来過去2番目の高値。コロナ5類移行による経済回復、インバウンド増加の影響で企業業績回復したおかげ。賃上げでデフレ脱却の方向性も好感された。さて来年は?


❷(1面)まるごと奈良博 薬師如来坐像降臨
〜われながらわかりやすいネーミング出来た。『奈良国立博物館の秘宝丸ごと石川県へ』とのコンセプト、そのまんま大会名にしただけだけど。国宝薬師如来坐像も県美にやってくる。教科書で見ただけだから、楽しみ。国宝8点、重文約90点。至高の仏教美術、過去最多の展示。ポスト国民文化祭。
7/6〜8/25まで。


❸(2面 社説)改正空き家特措法
今月から「管理不全空き家」は、法改正により、家主に対して改善を促すことが出来るようになった。所有者が指導に従わない場合は、固定資産税軽減が受けられなくなる。空き家の活用や撤去を促す仕掛けとなる。石川県内の空き家は78000戸。活用促進区域では、空き家の再活用や宿泊施設や飲食点などに用途変更しやすくなる。街中の空き家対策にも使えそうだ。かく言う私の自宅も空き家同然。かと言って活用できるようなエリアでもない。来年は真剣に解体・撤去を決断すべきかも。


❹(2面 社説)のぼり旗の規制強化
いまだに130店余りが景観条例に違反するのぼり旗を掲げていることがわかった。県外資本のチェーン店がほとんどだそうだが、ここはさらに徹底して注意喚起と撤去を促す必要がある。選挙ののぼり旗もそう。いっときとは言え、金沢市の景観条例からしたら見良いものではない。屋内広告物も含め、より一層街並みや景観に配慮して観光客をお迎えしたい。




❾(8面地鳴り)妙成寺の保存と活用両立を
〜14歳、女子中学生、講演会を通じて妙成寺の保存と活用の意義を理解してくれました。羽咋市教育委員会の本気度が伝わる投稿。国宝化の意義とはなんぞや。守るだけではなく、その価値観を中学生はじめ市民が見出し、後世に伝える意思を持つこと。そのためのふるさと教育は、羽咋市民にしか出来ない。その積み重ねをこそ支えるのが石川県の役割り。やる気満々で、ふるさと羽咋市の価値観を高めていきたいと思います。


➓(9面県内外の墓碑銘)
今年亡くなった石川県の先輩方、墓碑銘。

◎山田憲昭さんは白山手取川ジオパーク構想ユネスコ登録に、市長として道筋をつけてくださいました。登録決まったら、一緒に白山登山しようって言ってたのに。早過ぎます。

◎粟森喬さんは、私の初選挙の対戦相手。参議院議員現職として私のような候補者を相手にするのは難儀だったはず。これも消費税選挙(1989)の揺り戻し現象あればこそ。

◎元副知事の杉山栄太郎さん、裏では悪太郎とも呼ばれていて本人もどこ吹く風と中西陽一さんを陰で支えた名副知事。しかし中西陽一対杉山栄太郎世紀の一戦では敗れた。「選挙でアレを言っておけば良かったかなぁ」と晩年悔やんでおられました。石川県の水瓶、手取川ダムが出来たのも杉山さんの根回しのおかげ。

◎陶芸家、と言うより芸術家と呼んだ方が相応しい大樋陶冶斎先生、飄々としたお人柄で周囲を煙に巻きながら、陶芸を総合文化に昇華させた名人。第十一代に見事に引き継ぎなされました。

◎経団連でひと暴れした浅野邦子さん、箔一の名を全国に轟かせました。女性活躍の政策推進急先鋒として、石川県の経済界重鎮相手に大立ち回り。その芽がようやく華開こうとしている矢先の急逝。合掌🙏数々のご指導を、ありがとうございました。