10時、専修大学レスリング部練習。

練習前に新しい合宿所視察。

モダンな近代ビル。

1階に食堂やミーティングルームやお風呂。

エレベーターがあり、レスリング部の部屋のある4階へ。

お手洗いは乾式。

したがって、ホースで水をまいて掃除しなくて済む。

学生時代、毎朝ホースで水播きしていた。

深夜にジョギングして、お風呂に行くのがめんどくさくって、お手洗いの洗い場でシャワーを浴びていたことを思い出す。

そんな時代が懐かしい。

台所には、4台の電子レンジ。

そして、各部屋には炊飯器や各種電化製品。

まさしく、時代の流れ。

しかし。

きれいに整理整頓してある学生もおれば、洗濯物や雑貨が部屋中にあふれ出している学生も。

「りょうた~~!また部屋を散らかしている。今度散らかしていおるのを見つけたら、退寮だ!」

と、いつも部屋を散らかしている学生を叱咤激励。

・・・・

体育寮は自分の部屋ではない。

大学側が、多くの学生が支払っている授業料の中から、50年ぶりに建て替えてくださった、大切な大学施設。

それを我が物顔で散らかす神経は改めなければならない。

れっきとした大学の施設。

それを使わせていただいているという謙虚さが必要。

公共の精神を学ぶことも、他人の釜の飯を食うという経験も、すべてさせてくれる人生修養の場。

10時練習開始。

しかし、魚住と中村が練習遅刻。

即刻「よみうりランドジョギング」の罰。

キャプテンであろうと、学生日本一であろうと、遅刻は遅刻。

気の緩みは許されない。

練習では、与那覇にタックル切りと、タックル切りからのカウンター攻撃をアドバイス。



どうしてもステップバックが足がもつれてしまうので、佐藤満ヘッドコーチより、

「ステップバックじゃなくて、腰を真下に落とす感覚で!」

と、お手本を見せてもらう。

また、くるくる返しからゴービハインドやエビ固めの練習も。

くるくる返しの時に、しっかりとマットを蹴って相手を追い詰めることも忘れずに・・・

技術練習の後は、午後はお休み。

久木留毅教授が上梓した一書を拝読。

「THINK AHED」

トップスポーツから学ぶプロジェクト考察。

専修大学教授、JOC情報戦略部門長

これまで、スポーツ庁設置有識者会議メンバーや、スポーツ基本法制定有識者会議メンバーを務めてきた、

「現場を知る研究者」

こと、実践者。

我が国のスポーツ政策立案には欠かせない人材。

とりわけ、スポーツ情報戦略の第一人者。

久木留先生の強みは、常に現場にいること。

MPA事業やかつてのマルチサポート事業など、現場にいなくては出てこない発想を具現化できる手腕は、特筆すべき。

フットワークの軽さは、天下一品。

さすが、シリアで青年海外協力隊の仕事をしていただけはある。

20時、ニコニコ動画番組収録。

「話せるスポーツニュース スポヲチ」

吉本興業スポンサーのネットテレビ番組。

ゆるい作り、であるがゆえに、本音を語りつくせる長所アリ。

元プロ野球選手の石井一久さんがMC。

ゲストに、馳浩と庄司智春。

その他に、スポーツ話せる君として、もう中学生や大西ライオンくんなどの若手芸人多数。

ご覧いただいた視聴者のみなさんならお分かりいただけたと思いますが、もっと柔軟な発想で、「スポーツ文化」を創造し、波及することが2020東京オリパラ大会の意義。

「スポーツ文化で社会変革を!」

を合言葉に、五輪新種目や、スポーツ文化を地域に定着させる発想法について語らせていただく。

感謝。