5時起床、ニュースチェック。

おりんさんを学校に送ってから国会へ。

9時、党本部901号室。

水田農業振興議連。

「経営所得安定対策の見直し」についてがテーマ。

発言。

「農業の多面的機能の評価というならば、この場に、農水省の役人しかいないのはおかしいです。産業の側面なら経済産業省、地域活性化や過疎対策の側面では総務省、伝統芸能や文化継承の側面では文部科学省・・・などなど、もっと幅広の議論をして、多面的機能評価をすべきでは。総合的な支援策で農家の経営所得安定対策につなげてはどうですか?」

こういう補助金も、縦割りじゃ、効果薄いんじゃないだろうか?

山田俊男さんや今村会長はピンときてなかったようだが、ただ「減反維持」を主張していても、二極化の話にしかならない。

「地域が維持され、環境保全がなされ、生産環境が整い、治山治水が守られ、所得が安定する」

という総合プロデュース的な補助金にならないもんだろうか。

10時から、文部科学委員会。

所信表明&自民党の質疑。

先ごろまで政務官を務めていた丹羽秀樹理事の質問。

「オリンピックにはどのように臨みますか?」

って、突込みが甘いってぇの。

「組織委員会の委員長人事迷走についての見解は?」

くらい質問しなきゃ、与党なんだから。

で、もう一つの直近の話題である、

「国家戦略特区法案について、公設民営の条文がありますが、大臣の見解を?」

と、これまた甘ちゃんの質問。

そんな、「なでるだけ」の質問じゃ、自民党の意味がないじゃないの。

「義務教育の公立学校を株式会社に運営させて、そこに公金を投入していいんですか?」

くらい聞かなきゃ。

ただ、下村大臣も、丁寧に答弁していた。

「特区として、その民間組織にしかできない特色ある教育、例えば特別支援教育とか国際バカロレア教育とか・・・・」

と。

そうね、原則は変えないけれど、その地域だけの特別な学校運営ね。

そう言ってもらえれば、言いたいことはいっぱいある。

フリースクールの老舗である東京シューレや、NPO法人として中野区で展開している特別支援教育の塾型施設など、公金が使われていないけど、公立学校以上の工夫と努力をしている学校はいっぱいある。

また、夜間中学なども、法律の位置づけがあいまいで、でも、支援が必要な学校には、経常経費に公金が使われてもいいと思っていた。

基準は、厳格な審査が必要だけどね。

そういう位置づけがあるのかどうか、そこんとこが良くわからないので、もっと丹羽さんには突っ込んでほしかったのだが・・・

正午、厚生労働部会。

難病に関するPT。

「難病の治療に役立てたり、原因解明の研究のために、遺伝子情報を収集して分析したりしています。患者ばかりではなく家族までも。そういう研究への支援は、今後含まれますかね?」

と、厚生労働省にお聞きする。

あるともないとも、ちょっとあいまいな答えだった。

患者団体の要望としていつもうかがっていることであり、なんとか実現していってほしい。

13時、CIQ体制の抜本的強化を図る議員の会。

2020東京五輪に向けて、海外からの誘客を飛躍的に増やすために、CIQ(植物や動物の検疫・関税体制など)を強化するための議員連盟。

「観光収支を見ると、黒字相手国なのは中国、台湾、香港。赤字に落ちて行ったのは韓国。もともとずっと赤字なのはアメリカや中東!」

と、記念講演をしてくださった藻谷浩介先生。

いかに工夫が必要か。

目の前に座っていた観光庁の久保長官とも、何かと意見交換をさせていただく。

「日本国内に入ってからの二次交通ですね!」

「CIQ体制ですね!」

「お金持ちの方々向けの情報提供ですね!」

「日本の田舎情報発信ですね!」

リアルJAPANの時代。

クールJAPANの時代。

15時半、法政大学アメフト部の青木監督と面談。

応諾義務の課題について、意見交換。

16時、文部科学部会勉強会。

国家戦略特区の「公設民営」学校について。

17時、自民党金沢支部幹部との懇談。

馳浩県連会長、岡田直樹参議院議員、中村勲金沢支部長、福田太郎幹事長、高村佳伸市議団会長参加。

テーマは、来年3月の知事選挙について。

「国会議員はどう考えているのか!出馬の意思がないのか?!」

との直談判。

激しい、厳しい言葉の数々をいただき、現職への対抗馬擁立を促される。

重く受け止める。

すでに県選出国会議員6名は、数次にわたり知事選挙について協議を行い、共通見解を取りまとめている。
その詳細は石田幹事長に報告してある。

① 現職は長すぎる(検証の必要性)

② 対抗馬擁立の可能性検討

③ 知事の任期の原則を決めるべき

④ 例外を認める場合は厳格な政策協定

など、詳細にわたるが、その国会議員団の見解を申し上げる。

引くに引かない金沢支部。

決意は固い。

「県連の結論には従う」

とも。

議論は持越し。

明日の朝11時、もう一度馳事務所にて協議。

明日の朝は、県連常任顧問である森先生や、他の国会議員も参加。