4時半起床、出発準備。

5時半には秘書に迎えに来てもらい、金沢中央卸売市場へ。

恒例の、国会終了のご挨拶回り。

はせ通信を配り歩く。

およそ600枚を配り終える。

「あんた、感心やな。国会が終わるたびにご挨拶回りする国会議員は、あとにも先にもあんたしかおらんぞ!」

「え?でも、いつもお世話になってるし、これって普通じゃないんですかね?」

「市議会議員や県議会議員ですら、選挙の前は来るけど、受かっても来ないよ!」

・・・・そうなんだ。

ま、いいや。

俺は俺、馳スタイルで貫くしかない。

こうして市場をまわると、出会う方々は、飲食店や、食品販売の仕入れの皆様方。

「あんた、今度選挙け?」

「いえいえ、今度は山田しゅうじさんです。よろしくお願いします!」

「自民党、大丈夫やろいや!」

「その、大丈夫の一言が怖いんです。だって、相手の一川さんははベテランで、知名度もあります。こっちは新人ですから、顔と名前すら一致してもらってないんですから。認知度は雲泥の差ですよ!山田しゅうじ、お願いしますね!」

「・・・・それもそうやな、わかったぞ!」

その繰り返し。

また、消費税がらみのお言葉もたくさん。

「価格転嫁してくれや!」

「軽減税率頼んぞ!」

「景気ようしてくれや!」

などなど。

厳しい叱責にも、しっかりと耳を傾ける。

景気に敏感なご商売。

リアルな情報をいただけるので、近江町市場とこの中央卸売市場周りは欠かせない。

国会終了時と正月周りと含め「年に3回」ずつは、これからもまわりたい。

朝食は、2階の食堂で。

南条さん、ごちそうさまでした!

汗びっしょりになったので、いったん帰宅してシャワーを浴びて着替え。

8時45分、共栄火災の金沢支店へ。

昨年総選挙時に、大変熱心にご支援いただいた。

某企業の社長さんの紹介であり、その社長さんともども、総選挙のお礼訪問と、参議院選挙のご支援お願い。

始業前の朝礼で、しばし、東京五輪招致活動について、国政報告。

熱心に聞いていただき、ありがとうございます!

午前10時45分小松空港発のANA機で、上京。

国会に入り、執務。

13時、全日本私立幼稚園PTA連合会主催の総会に出席。

香川敬会長はじめ、幹部の皆様にご挨拶。

14時、専修大学生田校舎の、新関体育課長のもとへ。

来年度の新人スカウト状況を報告。

「次は、インタ杯の後の相談ですね!」

と、スカウトリストを見ながらの、特待生の枠組み設定などで調整。

特待生の枠は、

入学金26万円、施設整備費23万円、授業料73万円。

この3点セットの減免措置。

選抜・インタハイ・国体の優勝者か、その成績に匹敵するものには、特待生制度がある。

この特待生の枠を有効に使い、それだけ優秀な選手をスカウトできるかどうか。

また、競技成績がいまいちでも、学業成績が優秀で、まじめに努力する、本当の意味での文武両道の選手をスカウトできるかどうか。

なぜならば、学生レスラーのすべてが五輪に出られるわけがないからだ。

99%は、大学卒業後、就職。

いかに、親御さんが望む就職先に入れるかどうか、がポイント。

「大学で何をすべきか!」

を理解し、実践できる高校生かどうかが問われるわけだ。

評定平均値は3.0以上の高校生が選抜対象になるのだが、当然、高校のレベルによってもその評定に違いはある。

したがって、最後の判断は、実際に足を運んで、交渉次第。

去年も今年も、9名ずつ、ほぼ100点のスカウトをできているので、来年も、なんとかがんばりたい・・・のだが、今のところ、微妙。

もうひと押しだ!

いったん自宅に戻って、荷物整理。

17時半、東京プリンスホテルへ。

本日は、

「森喜朗 私の履歴書 出版記念パーティ」

の司会者役。

先日、わざわざご本人から電話がかかってきて、

「どうだ、私のパーティの司会者をやってくれんか?」

とたずねられ、一も二もなくお引き受けした次第。

私と、橋本聖子さんの二人が司会。

「今回は、東京五輪が目の前に迫ってるし、聖子さんの参議院選挙も間近だから、五輪選手コンビにしたんだ!」

と。

はは、ありがたき幸せ。

挨拶をされるご来賓を拝見すると、みなさん、テレビで見たことのある方々ばかり。

・ 伊吹文明衆議院議長。

・ 渡邊恒夫読売新聞主筆。

・ 御手洗キャノン会長兼社長・日本経団連名誉会長。

・ 坂根コマツ元会長、現相談役特別顧問、日本経団連副会長。

・ 日枝フジテレビジョン元社長・会長

・ 安倍晋三総理

聖子さんと、無礼があってはならじと、冷や汗を流しながら、司会進行。

7時半には、無事にお開き。

金沢からお見えの米沢社長と松本社長をお誘いし、麻布十番の焼き鳥屋へ移動。

感無量の晩御飯をいただく。

森先生、ますますのご活躍に、誰しも、「本当に政治家辞めたの?」とおっしゃるがさにあらず。

「国会議員を辞めただけであって、生涯政治家!」

これが、われわれ、門下生の一致した見解。

深謝。

それにしても、コマツの坂根さんの「お見合いエピソード」と、安倍総理の「ティーチングプライムミニスター」エピソードは出色。

経済界をはじめ、政官界、与野党の皆様に愛される森先生、ますます「ティーチングプライムミニスター」としてご指導ください!

帰宅し、地元北國新聞を熟読。

サテライト金沢建設騒動が、大徳地区から近岡地区に飛び火した。

源野市議ご地元。

エリア的には、下澤市議や沢飯市議もからみがあろうし。

県議では、金原さんの地盤。

注意深く見守りたい。

まずは、地元説明会。

歴史文化都市金沢にふさわしいのか、サテライトは?

という根源論と、さはされど、3月市議会の請願採択の余地を、どう地元と金沢市議会が判断するか。

熟慮を要する。