先日、大人気のとある

YouTubeチャンネルを見ていたら

糖質制限についての面白い本

紹介していました。

 

砂糖の摂取量を減らすことは

今、私が興味あることのど真ん中。

 

なのでここで紹介しようと

思ったんですが・・・

 

 

 

 

 

その前に「念のため」と

チラっと著者を調べてみたら

 

 

 

 

 

まさかの著者が怪しい。

真顔真顔真顔

 

 

 

 

 

という訳で、

 

動画のリンクは

ここでは貼らないことにしたのですが・・・

 

これで終わらせられない。笑

 

 

 

 

 

一瞬ヒヤッとした

ここでの学びをシェアしつつ

 

やっぱり情報の出どころは

自分で確認してから

取り入れたほうがいいな

 

ということを

声高に書いておきます。

 

どれだけ有名な人が紹介していても

最終的には自分で判断すべし。

 

 

 

 

 

で、

 

私が「著者が怪しい」と判断した経緯を。

 

著者の名前は出しません。

 

 

 

 

 

まずYouTubeで紹介されていたこの本を

Kindleでダウンロードしました。

 

そして一番最初にチェックしたのが

著者の経歴です。

 

 

 

 

 

そこには「ニューヨークの〇〇大学で〇〇講座を受け、5年間〇〇を研究」とありました。

 

まずここでフラッグが立ちます。速攻です。

旗

 

なぜか。

 

「講座を受けた」という点です。

 

その大学に入学も卒業もしていません。

講座を受けただけです。

 

それが経歴の2行目にあります。変です。

 

アメリカの多くの大学には

社会人でも授業が受けられるシステムがあり

私も何度か利用したことがあります。

 

社会人として授業に参加するので

単位は付きませんが

だれでも勉強できる嬉しいシステムです。

 

彼の講座は違うかもしれません。

わかりません。

 

でも入学も卒業もしていないのは確か。

 

 

 

 

正直、大学は入学も卒業もしていなくても

全然いいんです。

 

ただこの書き方が気になってしょうがない。

 

これを経歴のはじめの方に入れるのは

ニューヨークの〇〇大学に

あたかも通ったかのような

間違えた印象を与えている気がします。

 

そこを狙っているように思えて仕方がない。

 

 

 

 

 

 

そして彼はとあるクリニックを

開業しているようで、

 

述べ20万人以上の患者を診ている

 

とありました。

20万人は凄いです。

 

凄いんですが、

これ述べ人数なんですよね。

 

ここでまたフラッグ。

旗旗

 

10人の患者が10回通院。

 

それでもう患者数は述べ100人です。

 

延べ数は業界の常識なのか?

盛るためのツールなのか?

 

 

 

 

 

最後。

 

普通、論文や本の最後には

参考文献が記されています。

 

これと、これと、この本の何ページ目から

データを参照しました、というやつです。

 

これなしに誰かの言葉を引用したら

それはただの盗用となります。

 

アメリカの大学でこれをやると

かなりキツイ罰を課せられます。

 

 

 

で、この本は健康に関わりますから

ある程度のデータは

学術書や専門書やなどから

引用されてないるのが普通だと思います。

サイエンスだもんね。

 

参照のページをチェックしました。

 

そうしたら・・・

 

 

 

 

この著者が参照した本は

合計10冊ありました。

 

全てが日本の本

 

アメリカで5年間研究した人が

英語の文献を1つも引用していないのは

ちょっと不自然に思えましたが

まあOKとしましょう。

 

しかしOKじゃないのはコレ。

 

10冊中、8冊が自分で書いた本!!!

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

それってアリなんだ。

知りませんでした。笑笑笑

 

しかも(まだある)

 

「この他にも多くの書籍やwebサイトなどを参考にしています」

 

ってある・・・・

 

全部書けや!

 

&

 

ネットを参考に

本書くな!

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

超びっくりです。

こんなんでいいんだ。

書籍のスタンダードが低すぎ!

 

 

 

 

 

まさかの展開でした。

 

これでは著者がただ思ったことを

デタラメに書いても

私達にはわかりません。

 

 

フラッグ総立ちです。

旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗

 

 

 

 

 

 

 

という訳で、

 

情報の出どころは

自分で確認してから

取り入れたほうがいい

 

でした。