梅の花や、早いところでは桜も咲き始めて
このまま春に突入かと思いきや…
3月初日の昨日から、真冬に逆戻りしたような冷え込みになりました
今朝、出勤する時には車に軽く雪の降ったあとが残り、
車の中の温度はマイナスの4℃でした。
韓国語で꽃샘추위、花冷えですね
風邪にお気をつけください( •̤ᴗ•̤ )♡
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村上春樹さんの、
お父さんとの思いでを綴った、こちらの本を読みました。
村上春樹の小説は、高校生か20代くらいの時に、
『 ノルウェイの森 』と、あともう一冊くらい何か読んだことがありましたが、
それ以来、手に取ったことはありませんでした。
ノルウェイの森もストーリーなどはほとんど全く記憶に残っていなく、
もしかしたら私には合わないのかも…
何だかやけにリアルな性描写が多いイメージなのも、ちょっとな…という感じかもしれないです。
(私の偏見かもしれません。ハルキストの皆さんごめんなさい)
今回の『 猫を棄てる 』という本は、去年札幌の駅ビルで衝動買いしたものです。
村上春樹さんの家では、いつもたくさんの猫ちゃんと共に生活していたそうですが、
ある時何故だか、お父さんと一緒に1匹の縞柄の雌猫を、
自転車に乗って海岸に棄てに行きました。
箱に入れた猫を防風林に置いて、また2キロ程の道のりを家に帰って来たら、
なんと不思議なことに、さっき棄てて来たはずの猫が「 にゃあ 」と言って、
玄関先で迎えてくれたというのです
呆然としていたお父さんは、やがて感心し最後にはほっとしたような顔になった…
・・と書かれていました。
ほんとに猫ちゃん、どうやって帰って来たんでしょうね… 摩訶不思議
お父さんはお寺の次男坊として生まれ、3度も戦争に征かれました。
この本の内容も戦争体験のことが多かったです。
京都大学で学ばれたのですが、とにかく頭脳明晰な優秀な方だったそうで、
息子の村上春樹さんにも期待することが大きく、、
価値観があまりに違う2人は、やがて疎遠になり、二十年以上も絶縁状態だったのだとか…
父と息子の関係というものは、だいたい難しいものなのかもしれないですね。
あとがきで村上春樹さんが語られていたのは、私たちは誰でもみな、
「 小さな歴史のかけら 」ということでした。
父の運命がほんの僅かでも違う経路を辿っていたなら、
僕という人間はそもそも存在していなかったはずだ。
歴史とはそういうものなのだ。
(↑本文ママ)
↑このトースト、めちゃ美味しい♪
やっぱり、村上春樹の言葉は深いです
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ここ数日、千葉県での地震が頻発しているそうで心配です。
どうか何事もありませんように…
楽しい休日をお過ごしください🍀*゜