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ソプラノ堀野温代の日記です。日常の事、音楽の事など・・・。

ああ~体のクンレンやっていらっしゃるなあ~と直ぐわかりました。姿が美しい!{もちろん美人}
声楽を習っていた経験がおありの方が、最近私の元にお出でになりました。

   バレエをやっているかな・?と思いましたからそうお尋ねしましたら ハイ  と。

是なら早いと思い、バーレッスンの様にポーズをとっていただいて、声と呼吸法に入り、丹田呼吸法をバレエの人の呼吸法に持って行きながら、どんどん進めました。

   ああ~こうなのね^ああ~こうなるんですね、、と、いろんなことに共通点をかんじてくれました。

結果  音楽の流れと身体感覚の流れ一致感を得たようで、アッと時間が流れました。

   私はいつも思っています。

 ~音楽の人はバレエを勉強する

 ~バレエの人は音楽を勉強する

      と。必要なんです。

舞台上では体のラインは丸見えになりますからね。

私のレッスンは子供も大人もみんな同じ観点でレッスンしていますので、体について、皆さん敏感になります。

心身と音楽の流れは呼吸法によって円になります。


前回の投稿の中の言葉に 音性障害 と性の字をつかいました。普通は音声障害ですものね?

音の性格、音の声質、を再生させると言います意味で使用いたしました。

声が出にくくなるのには、沢山原因がありますよね。

今ならとりあえず風邪かな?声って正直で精神状態が現れます。だから出にくいと言う本人の意識と、今現在のみそのように思ってしまう性格、あるいは捉え方を改善すればいいわけです。

クンバカ呼吸法は集中力、体力、我慢力がひつよう。だから限界こえるまで、態勢保ちながらおこなうのです。ここがみそ。

体が弱いと思っておいでの方、ぜひこれをおこなってみてください。元気ハツラツになり、汗をかきますから精神にもOk。

こうなりたい、かわりたい、うたいたい は私達の心から無くなることはないから再生できるし、成長できるのです。

私自身年齢を重ね、生徒さん達との発表会コンサートで最後にお客様方への御礼としてうたいますが、

もうドキドキですよ。そして思う事は昔は出来なかった事が今できたなあ~です。
教師は生徒さんたちのようにいつも勉強していなければならない存在なのです。


何らかの理由でチョット声が怪我したとしても、いつか怪我は治るもの。

芸術は終わりがありません。生きている限りそれぞれの体内感性で声も生き続けると思うのです。

今、もう1ど歌いたい 希望を持ってレッスンに励んでおられる方がいます。

もの凄い努力家なんです。レッスンがおわるとお友達。レッスン中は甘え切り捨て。!

ですから怪我は治りに十分向かっているのです。

ちなみに音性障害ではありません。必ず再生すると信じる心は100%以上大切。レッスンは白熱しますよ。終わると2人とも  おおおおお~とため息つきますもの。3点ドも低音も生き生き始めています。


300回のクンバカ呼吸法のあと、それを利用してスタッカートで何種類ものボカリーズを1時間繰り返しました。100回を3回で。口閉じ鼻と丹田のみでフフフと吐きながらは全身温まり快適。コツを。

座骨をしめ、肩関節ゆるめ、ほほ骨も意識で奥に回しながらのクンバカは最高でした。暖房使うと部屋が乾燥しますから、この呼吸法で温まってから歌にはいると、乾燥から免れる様ですよ。お試しくださいませ。




春のコンサートに向けてあるオペレッタの主人公を勉強している生徒さんは、もう音は完全に頭にはいりドイツ語も苦難しながらもできあがりつつあります。

そこで、ま反対のPucciniのアリアをテーマにして

重心が浮かないような事を始めています。コロコロ転がる事ばかり行っていると、必ずと言っていいほど声が重心を忘れてしまうからです。自分が合わないと思っている曲でもやり方次第で、出来るものです。ボエームのミミです。コロとリリコですが相乗作用でどちらにもいい効果が現れました。
片手4キロのダンベル持って、体の中心を作り、バランス取、体が温まるのを感じながらフォーム感を意識しての歌はなかなかのものでした。生徒さんのご主人は、6キロと8キロのを持っているそうな。

たくましく、いいですね。