自分の環境に合うものを好きなものを使えばいいと思います。そんな時「七曜日式」だけを使っていて、段取り(心構え、心待ち、算段など)をできていないよう(失敗が多い)であれば、「巻物式」をお使いになってやってみればいいと思います。一年はコツコツしてみると、「何がわかっていて、何がわかっていなかったのか」がわかっていきますよ。
学校や事業所に一本お買いになって、貼ってみる。それを気にする、触る生徒・利用者さんがいれば、その人はおそらくご家庭にわかるカレンダーがないってことです。なので、カレンダー手帳を一枚切り取って、本人に持ってもらう、ご家族にお願いして、巻カレを始めてもらう(曜日なしを1枚渡して)といいですよ。
その人が触るからと、高いところに貼る支援者・教員さんいらっしゃいますが、それは、間違い。すると、誰も見なくなりますよ。単なる飾りにしかなりません(自己満足ですね)。
一年じっくりとやってみる。外したらまた貼る、破れたら、修復する。そして続ける。そういう経験をせず、あれこれ「巻物カレンダー」に論じられても、私は聞く耳持ちません。やってみないことには、わからないからです。それに一年くらいでは、見向きもしない方もいらっしゃいますよ。上手に「あなたのですよ」と巻き込んでいかないとね。