『養生訓』 四損と養生(巻二59) | 春月の『ちょこっと健康術』

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おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

「『病源集』という医書に唐椿が、「四損は、遠くへつばきを吐けば気を損じる。多く眠れば神を損じる。多く汗すれば血を損じる。急いで行けば筋を損じる」という。」


「養生の四大要」 「養生の四要」 に対する「養生の四寡」 、そしてこの「四損」ということですね。唐椿は明代の医師で、『病源集』という著書を残しているようですが、詳しくはわかりません。


つばを吐くことについては「津液と痰」 、睡眠については「睡眠と養生」 にそれぞれ述べられています。発汗が多すぎたときは、体内の水分(津液)が消耗するので、結果的に血も消耗します(→東洋医学講座 No.39 )。急いで行くのは長く(久しく)行くのと同様に、筋を傷つけます(→「長時間のパソコンはうつと不眠のもと?」 )。


『養生訓』の原文はこちらでどうぞ→学校法人中村学園 『貝原益軒:養生訓ディジタル版』


次→ 老人の痰きり(巻二60)


春月の『ちょこっと健康術』-千日紅

こうして写真を撮っていると、思わぬプレゼントをいただくこともあります。

↑は、とあるバイク屋さんの店先にあった千日紅。

撮影後、花を3本ほどいただいたので、ドライフラワーに。今は↓。


春月の『ちょこっと健康術』-千日紅

うれしいものですね♪