おはようございます ![]()
一昨日千葉県知事選挙があり、森田健作氏が知事になりました。「元気もりもり」が合言葉で、観光立県をめざすそうです。千葉県は、気候が温暖で農業や酪農も盛ん、3方が海に囲まれていて海産物も豊富。知事の手腕に期待しましょう。
東洋医学講座も10回目を迎えました。今回は、五臓の肝について。肝は五行の木、シンケンジャーの
シンケングリーンのように、のびのびとしているときは調子がよく、押さえつけられることが苦手。ときに暴走しちゃったりもしますが、心の君主に対して、肝は将軍に当たります。
『養生訓』の「心は身体の主君」 で書いたように、『黄帝内経』に「心は君主の官、神明これより出づ。」と示されているのに対し、「肝は将軍の官、謀慮これより出づ。」と言われます。
肝の生理については、一度『春の養生法』の「肝の働きと肝をととのえる食べ物」 の中でお話いたしましたが、東洋医学講座としてもう一度まとめなおしますね。
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☆ 肝は疏泄をつかさどる
疏泄には、すみずみにまで行きわたるという意味と、円滑でよどみないという意味があります。五行の木の性質から、そうした役割を肝が持つと考えられたのでしょう。
肝は、この疏泄作用によって、全身の気を順調にめぐらせ、脾胃の消化吸収を助け、精神状態を安定させます。
したがって、肝の疏泄がうまくいかないと、気血の流れが滞る、脾胃の働きに影響がおよぶ、胆汁の分泌が悪くなる、女性の月経に影響が出るなどが起こり、精神の抑うつまたはイライラが生じます。
☆ 肝は血を蔵す
血はからだの活動に必要な栄養を運ぶもので、心の働きによって全身をめぐり、肝によって貯蔵・補給され、身体各部の血流量が調節されます。たとえば、運動や労働で筋に大量の血が必要となったり、読書などで目に大量の血が必要になったりすると、肝にたくわえられた血が筋や目に送られます。
肝に貯蔵される血が不足したり、肝の働きが滞って血がうまく流れないと、頭痛やめまい、月経異常などが起こります。
☆ 怒は肝の志
感情の大きな変化がからだに影響をおよぼす話は、これまでも『養生訓』の「七情と養生」 、「とどこおりと病気」 、「気から百病生ず」 などでお伝えしてきました。
激しい怒りは、肝気を傷つけて、肝の働きをくるわせます。また、肝血が不足すると、わずかな刺激にも怒りを覚えやすくなります。
☆ 筋に合し、華は爪にある
ここでいう筋とは、筋膜あるいは筋の運動機能をさします。肝の働きが正常ならば、筋が十分に栄養されてスムースな運動が行われますが、そうでなければ引きつりやけいれんを起こします。また反対に、筋の疲労は肝に影響します。
爪は筋余とも言われ、肝の状態を反映します。肝が病んでいると、爪の色つやが悪くなり、ひどい場合は変形します。
☆ 目に開竅する
目には五臓六腑の精が注がれるため、身体の状態を映し出します。中でも特に肝の状態を反映しやすく、肝に異常があると、眼精疲労や目の乾き・充血、夜盲症などを引き起こします。
では、目の保養に花の写真を添えますね。
次回は脾についてお伝えします。
今日もいい1日になりますように。
