ブログネタ:「喜怒哀楽」、多い順に並べよう
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おはようございます 
ここ数年はずっと「喜」「楽」>「怒」「哀」です。昔に比べて、実にまぁるくなりました。おばさんは強いから、とんがる必要がないんですね。
10代・20代は、ツンツンとがって怒ってることも、それによって自分を追い込んで自分で哀しんでたりもしてました。友人から「そんな言い方したら、誤解されるよ」なんて注意されるまで気づかないで、ひとを傷つけたこともきっと多々あったと思います。
おばさんと呼ばれる世代に入ってからも、理不尽なことに哀しんだり怒ったりはしていますが、気持ちの揺れ具合が歳とともに小さくなってきてるかな。
単に鈍くなってきてるだけじゃないかって?ん~~、もしかしたらそうかもしれませんが…。
でも、感動して泣くときの涙腺はどんどん緩くなってるし、おかしくて笑うときはどんどん豪快になってるようですけど。
そんなに怒らなくてもいいのにとか、そこまで落ち込まなくてもいいのにとか、いろんな経験をして、自らの分をわきまえるようになってきたからこそ、今があるわけで。
先々週、春の養生法シリーズ「肝を助けて春を元気に過ごそう」
・「肝の働きと肝をととのえる食べ物」
・「肝をととのえるツボ・足ツボ」
をお届けしました。春は肝の季節であり、春の生活変化が肝に影響しやすいことをお伝えしましたが、この肝、実は「怒」にも弱いんです。
何かにカッときて怒鳴ったりすると、顔は赤くなり、目が血走って、筋肉に力が入りますね。すると肝が傷ついて、からだの気の流れが滞ります。つまり、肝の疏泄がうまく働かず、胃腸や呼吸、循環など、ほかのところにも影響しちゃうんです。
だから、肝の季節である春は特に、怒りたくなったときには深呼吸をひとつして、気持ちをしずめましょう。
そうそう、春は風(ふう)の季節でもあります。風はきままで、あっちこっちに飛んでいきます。なので、風にあたると、体調も気持ちもコロコロ変わりやすくなりますから、気をつけてくださいね。忘れ物にもご注意を。
感情の動きと健康については、益軒先生も書かれていますよ。『養生訓』の「とどこおりと病気」
や「七情と養生」
をごらんくださいね。
つぼみがふくらんでから足踏みしていた我が家の沈丁花がようやく満開になりました。
今日もいい1日になりますように。
