音楽夜話 74 既視感についてのお噺 | 音楽夜話。こんな曲覚えてますか?

音楽夜話。こんな曲覚えてますか?

懐かしい名曲…忘れている楽曲

一緒に思い出しましょう

さあ、あの頃行きの列車が、出発です

ご一緒しませんか?

 
何時もどおりですが先週の市場休に定期検査を済ませました


グルコースは、然程変わらず


ヘモグロビンA1Cは、6.4ともうひと息です




血圧も上が、130 を越えず


肩こり、脚の痙攣も無くなっています


本来なら後楽園のアソボーノで遊ぶ日なのに、今日はフラレてしまいました


体調も申し分なく、天気も上々…


時間に限りは有りますが、まだまだ 13時


ならば、行きますか





自宅からとりあえず壱岐坂を白山通りへ向けて下る


かなり長い急坂だ






途中の交番近くの側道も急坂を下るのが無理な地形は


こんな感じのヘアピンが有る道路の造形


何となく日本的ではない景色がイイ感じだ






下りきると壱岐坂下


右折すれば春日のクイーンズ伊勢丹の前を通って小石川植物園か巣鴨方面


その先頑張って飛鳥山迄行きますか…


もう2時間有れば…荒川土手なんだが


日和って水道橋方向に足が向く…



びっくりおっ…!


目汗いきなりステーキラブメラメラメラメラメラメラ



ヤバい…汗


相当…ヤバい


リブロース 300g 1,900Yen に眼が釘付けになる


検査結果が良かったのだから、まぁ…いっかぁ…


ちょっと悪魔  グラサン の心が過るが…



此処は我慢、今夜は牡蛎と海老フライの予定でした






若干の未練も残さず見ないふりをしてスルー


飯田橋経由~神楽坂~牛込柳町~戸山公園の箱根山登山も視野に入れて外堀通りを西進する


後楽園の入り口から馬JRAの前を通り


小石川後楽園側に右折して閉鎖されている裏門に取り付いた





外堀通りの一本裏は、小石川後楽園沿い


旧水戸藩の上屋敷跡で、ドームの敷地の約 1,5倍の広さ


周囲を囲った塀が広大さを実感させてくれる





こんな表通りからは想像出来ない静寂さが嬉しい


この時点で神楽坂~先は中止することにした




                          園内略図



入場料…300Yen也を支払い、入り口の茶屋でソフトクリームをいただきました


さすが…水戸藩で、乾燥納豆…納豆フリカケのお土産が売っていました






入場して左回りに進むが、標高差の有る山が見えてきた


とりあえず、登った


下ると、また登りが…


結構、脚にくる





ちょっとした里山歩きのようです



清掃が行き届いて気持ちいい





庭園内のガイドの通り…深山…幽谷を味わえる


池を囲んで火山の火口のように周囲を小山が囲み


遊歩道の整備は行き届いていて歩き易い





雰囲気の有る水辺だ…


円月橋…


水辺に映る形が満月のようにところから名付けられた


明の時代の儒学者に依る設計とのこと…





ひとしきり歩き回ると、小一時間はかかってしまいました





中々…見処が有りますし、アップダウンを繰り返すと、いい運動です





小山から下に降りました


右端の少し見えるビルは、ドームホテル


中央のノッポビルは文京区民センター


左手の白く見えるのは東京ドームです





庭園内の水田…


文京区内の小学生が田植え~収穫をしています





ドームの隣接地とは思えない静寂さです





池の水量も豊富で水がきれいでした






紅葉は、もう一息ってとこですか





九八屋…


江戸時代の飲食店の復元された形





得仁堂…


光圀が、18才の時に史記『伯夷列伝』を読み、感銘して木像を安直した






庭園内の湧水源


中々…キレイで、水量も豊富でした





さて…長居をしてしまいました


出口近くのベンチに座って…


ちょっとひと休み…


そう…あの夏は、暑かったんです


此処から近いお茶の水に近い病院に入院していました


小石川後楽園には、闘病中に何度か来ています


確か同じベンチに座っていました


回復の先の見えない病への不安と


『除癌手術』への絶望感…


今日の散歩コース中に何度か覚醒しました


Tシャツに帽子を被って


『I’m Diabetes』私は糖尿病患者です


と書かれた手帳を持参して低血糖に依るショック防止のブドウ糖キャンディーを持参して


自らに課せられた運動をストイックにこなしていた


そんな時の思いが過って現実と覚醒しました


さて…気を取り直して散歩の続きです






小石川後楽園の西側の塀沿いに出てR254
方面に向かう


このまま右折すれば本郷だが、もう少し頑張ってみた


安藤坂を頑張って登った





登り切ってR254を左に行くと茗荷谷だ


そのまま真っ直ぐ行けば川越から佐久迄行ける…


行かないが…






竹早教養の前を通って暫く進めば、桜並木の綺麗な播磨坂


此処から下ると小石川植物園は、直ぐ近くです


R254は、山の稜線の上のように両側にかなりの落差で切れ込んでいます





茗荷谷から都バスに乗車した


本郷3丁目 17時…そろそろ帰らなくっちゃ




今夜のお薦めは







                   


                        Landslide



手にした愛を  私は手放してしまった

山を登って  私は振り返る

降り積もった雪には自分の姿が映っていた

すると  突然崖が崩れて

私はさらわれていってしまった

~中略~

人生の移り変わりにも  振り回されず

うまくやれますか…?

私は変化を恐れていた

あなたのまわりに私の人生を造っていたから

みんな歳をとって


そして私も歳をとっていく


song and word by  


STEVIE NICKS 1975


STEVIEがMACに加入する前年に当時売れて無かった


BUCKINGHAM-NICKS と云う名前でアルバムを発表しましたがさっぱり売れずに


ポリドールから契約を解除されていた


失意のままにコロラド州のアスペンでスキ
ーシーズンの前にギターでこの曲を書いた


果たしてその3ヶ月後


MICK FLEETWOODから連絡があり


BOB WELCH の抜けた後釜としてMACに加入


そして25万枚は売れるだろうと予測された


アルバム『ファンタスティック・マック』


は予想を大幅に上回り 500万枚以上を売り上げるモンスターアルバムとなって一躍新人のユニットは押しも押されぬ大スターの仲間入りを果たした



ナイロン弦の出来るだけ指の腹で弾いたアコースティックギターの淀みの無いアルペジオを聴いていると


有る筈の無い回顧と安堵感を覚える


風の流れる音迄感じてしまいました


名曲…名演奏です


Facebookにて動画をシェアさせていただきます


それでは…ごきげんよう