先日、レッスンにお越しくださった
S様のお話をお聞きして
改めて「慎み」という言葉について
考えさせられました。
マナー講師・ミセスモデルの
弓場 節です。
S様によると
あるカフェでオーダーをしようと
レジ前に並んでらっしゃったそうです。
もうすぐ自分の順番だと思っていたら
S様の前に並んでらっしゃった
1人のおば様の友達らしき方が
7~8人ほどそのおば様の所にやってきて
S様の前に割り込まれたそうです(@_@)
しかも、そのおば様達は
席についてからの
おしゃべりがすさまじかったそうで…(;'∀')
S様はあのおばさま達のようには
絶対になりたくない…
と強く思われたそう…
そりゃ、そうですよね~
それにしてもスゴイですね。
この状況はさすがにちょっとひどい…"(-""-)"
このおば様達に
「慎み」というワードは
なかったのでしょうか?
残念ながらこのおば様達から
「品格」とか「美しさ」は
感じられません。
前にも一度ご紹介しましたが
ワタナベ薫さんのな音声プログラム
「慎み」についてお話しされていますが
「慎み」とは
ただただ儀礼や慣習に従って
動かないということではなくて
周りの流れに同調しつつも
自分なりに色々なことを分析して
あえて主張しない
主体的に行動しないことを
判断することだそうです。
つまり、「慎み」とは自分の軸があり
思慮深さや洞察力があってこそ
成り立つものであると。
昨今は「もっと自己主張をしよう!!」
という風潮があり
遠慮し過ぎるのはよくないと
言われがちです。
もちろん、その通りです。
ただ、周りの状況を
自分なりに観察したり分析することなく
自己主張し過ぎてしまうと
このおば様達の行動のように
そこに人としての「美しさ」「品格」を
感じられないのかなと思います。
「慎み」
大切にしたいなと私は思います。
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