こんばんは^^

 

 金魚すくい用の小赤という金魚を、養殖場から買う場合、価格は季節によって変わるです。

 6月から6月半ばまでは、20円ちょっとかな。

 それを過ぎて、夏となると、1匹10円を切るです。

 

 エサ金として、小赤を売っているホームセンターは、高値安定で、1年中価格が変わらなかったりします。

   

 春は、2Lのペットボトルに金魚を入れて、店に飾るです。

 金魚すくいの宣伝なのですけれど、水槽がなくても、金魚は飼えますよと、アピールする意味もあります。

  

 春はホームセンターで、3匹ほど買ったです。

 真っ赤なものではなく、出来る限り『変わり種』とよばれる、黒がまじったりするものを選んでもらいます。

(手間のかかる客じゃ。もうからん)

  
 個性のある金魚の方が、楽しいですから。

 だから、金魚すくいでは、小赤に大きめの『姉』や黒い出目金を混ぜるのです。

 養魚場で買うと『変わり種』の数は、保証されないのです。

  

① 帰ったら、バケツかタライに(洗面器だと少し厳しい)、水道水を入れ、金魚の入ったビニール袋を30分ほど漬けて、水温を馴染ませるです。

 同時にハイポという、カルキ抜き剤も、容器に2粒入れておくです。

   

 ハイポは100均でも売っているけれど、ホームセンターなら、60円で買えるです。

 以前のが家にあったから、買わなんだけれど。

 

② 待ち時間の間に工作です。

  ペットボトルを横にして、カッターで上面部を、広めに切り取るです。

  水面から酸素を取り込むからです。

 

 でも、ペットボトルの側面まで広げてしまうと入る水が少なくなったり、金魚が飛び出したりするので、ペットボトルの隅切りまでが限度です。

(2Lのペットボトル角と、面の境は隅切りされているです)

  

③ 0.5%の食塩水を作る。

  殺菌剤であるカルキを抜くと、雑菌が繁殖します。

   

  薬剤もあるけれど、容器の水1Lあたりに、小さじ1杯の塩を加えるです。

  2Lなら2杯ね。

  これで、0.5%の食塩水が出来ます。

  

  0.5%の食塩水は、雑菌を弱らせるけれど、金魚は平気なのです。

  海水と川の水が混じる汽水域は、0.2%から0.3だとされるから、問題はないのです。

   

⑤酸素を入れる

 水を入れた容器から少し水をすくい、ペットボトルに移して、良く振り、戻すことを繰り返します。

 水に酸素を含ませるためです。

 

 本番では使うけれど、店の中では、エアポンプを使えませんです。

 ブーという低いうなり音をが響くです。

 

 

④ 水換え

  金魚の入ったビニール袋の中と容器の水温が同じになった頃合いに、水替えをします。

 金魚のビニール袋に、おたまを使って、容器の水を少し入れるです。

 10分後に、またやるです。 

  

 ビニール袋が水でパンパンになったら、今度はビーニール袋から、容器から別のペットボトルに水を移し、また入れるです。

 これを何度か繰り返すです。

 

⑤完成

 

 カウンター前横に設置した台に②で作った、パットボトルを置き、慎重に金魚を入れるです。

 出来れば、水草も欲しいです。

 

 最後に、おまじないのごとく、酸素剤を入れるです。

 100均のダイソーで3粒入りが買えるです。

 

 

 

   つづく

    

 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ