ネタバレも匂わせも、ありますが、

内容的に

大したことは書いていません。

 

 

公式はこれですね。

 

 

映画としては4作目で、しかも戦の途中からという、

思いっきり区切りの悪いところからのお話なのですが、

 

そうはいっても、さすがに

シリーズの最初にこれを見るひとはいないですよね!

って感じの軽いrecap

(メイン登場人物の紹介を兼ねて思い出してねの時間)

から始まりました。

 

なので、シリーズを通して観たことがあるなら、

先週TVでやってたおさらい放送を見ていなくても大丈夫です。

 

私はおさらいしていかなったのですが

大丈夫でした。

 

そもそも

今回の「大将軍の帰還」

この1作のために

ここまでの3作があったんですよね?

と観る前から思っていました。

 

というか、2作目があると知った時から

そう思ってました。

 

で、観終わって、やっぱりそう思います。

カタルシスが半端ないです。

 

大沢王騎将軍、お疲れさまでした。

…感動しました。

 

要騰将軍、最初はカッコよすぎるなんて言ってすみません。

とっても騰でした。

 

尾兄弟…、お疲れさまでした。

だいたいカッコいい方が先に退場するんですよね。

泪、我慢できると思ったんですが…、

 

他も、キングダムはキャストが

みなさん、とてもいいんですよね。

 

この作品で「キングダム」は満足!という気持ちもありつつ…

山田さんの万極があるなら、あの先まで観たいなとか。

 

最初は小栗旬だぁと思ったのに、

喋れば喋るほど李牧になっていって、この先の様子も観てみたいとか、

 

吉川さんは、化け物っぽくてよかったですし、

長澤楊端和も完璧なんですよねぇ…。

 

で、蒙武さんは、小物感が…と思ったんだけど、

森の、王騎さんの馬上のシーンで思い出しました。

そうそう、ここまでは小物でいいんだった。

 

大将軍、

この映画の堂々の主人公、王騎が息を引き取った後…、

 

「キングダム」全体の主人公は信とえい政だからね、

ふたりが皇帝として、将軍として中華を統一する話だからね、

と思い出させるために、

流れと気持ちの軌道修正シーンがあってからの、

エンディング。

 

クレジットの間、映画のこれまでのシーンが

スライドショーになっていて嬉しかったです。

 

そして、

「キングダム」という作品全体でこのエピソードって…

今回も別の作品を持ち出して申し訳ないのですが、

 

「鬼滅の刃」の無限列車編で、煉獄さんとの別れの役割と

とてもよく似ています。

 

「ヒロアカ」だと、神野区ですね。

こちらは生きてますけど(one for allを失った)オールマイトから

「次は君だ」と託されたように…。

 

あれ、

少年の成長漫画って、

みんなそういう場面ある、のかも!?

 ↓

「尊敬すべき大先輩との(出会いと)意志を引き継いでの別れ」

 

信はこれから、王騎将軍の意志や思いを受け取って、

背負って

大将軍となり、中華統一を果たすための一つの力となります。

 

この流れは史実からも確かなのですが…、

この先がまだまだ果てしなく長く、

険しいんですよねぇ。

 

漫画では主に14巻、15巻と16巻…、

14巻は

尾兄弟の…しっかり者の弟

 

 

 

 

16巻は

王騎将軍の

 

 

最後に魏加…、

李牧軍の弓の名手で、自ら「汚名で名を残す」と言った彼。

漫画ではすごーく嫌な奴という記憶がありますが、

顔かな。

映画では、李牧側には必要な役で、

むしろ汚れ役を引き受ける忠臣でした…。

 

だからって、

結果を見れば許せませんけども!

 

お盆明けの日曜、2回目を観てきました。

2回目のほうが涙腺は緩んでました。

 

しっかり堪能してきました。

今回はキングダム漫画、アニメ視聴済みの友人と一緒だったので、

始まる前、終わってから語りつつ、

楽しみさは2倍ですね。

 

で、今更あらためて気づいたのですが、

やっぱり大沢王騎将軍、すごいですわ。

 

二の腕から肩にかけて、そのまま見せて、

ちゃんと形になっているんですもの。

身体をつくりすぎてNGが出そうになったとも聞きますが、

本当に鍛え抜かれた大将軍の身体でした。

 

で、吉川ほうけんも!

身体がよく動きますよね。

かなり(年齢的に)大人でしょ。

足あんなにあがる!?

脚がきれいに伸びてて美しかったです。

(吹き替えたたらごめんなさい)

 

同じ映画を映画館で2回って、ちょっとひさしぶり。

2度目も大満足の「キングダム―大将軍の帰還」でした。